麻生アカネ 表現屋の記録

麻生アカネ 表現屋の記録

愛知県を中心に全国各地活動

音楽屋
zazu lifeデザイナー

気の向くまま絵描き
雑草写真撮りがち

ヘビースモーカー健康オタク


ブログ書くのすごく久しぶりです。


去年10月の十周年ワンマンが終わってから
バイトやライブやアルルのイベントやら
とにかく自分なりに走っておりました。

この春からは少し、時間の融通がきくようになったので
色んな場所に行って色んな表現を吸収したいと思ってます。


というわけで、



ピチピチイケイケのサブカルおばさん3人組で、

まさご座にストリップ観に行ってきました。




何年も前から行きたい行きたいって思ってて、

やっと観に行けた。

1名はストリップ観戦歴10年以上のベテランだったので

オススメの踊り子さんや、ルール、マナーなど色々アテンドしてもらい、

ワイワイと入場。

12時半から15時まで、5名の踊り子さんのステージを
観させてもらいました。



結論言うと、行ってとても良かったです。




踊り子さん一人一人、
選曲や衣装やダンス、小道具を使った演出

自分でプロデュースして演目を作っているので

バラエティーに富んだステージが見れました。

おそらく年齢層もバラバラだと思う。



オーソドックスに魅せてくれるベテランさんから、

今風のちょっとギャルっぽい方、

クール系な方、

ゴシック味を感じる方も。 

そして今回オススメしてもらった浅葱アゲハさんは、
エアリアル...。

劇場ごとにご自分でセッティングしてるみたいなので、かなり危険と隣り合わせのようですし

実際何度か転落して大怪我されているそうなのですが

それでもやりたい、やめられないんだっていう

強い念を感じつつ

落ちないで!とハラハラしつつ、

キラキラなステージを観せて頂きました。




ストリップって、本当にハードなお仕事だろうなと思います。

正直儲かる仕事ではないだろうし、

支出も多そうだし

好きじゃなきゃ、続けられない。

みなさん本当に裸体が美しかったし、

かなりインナーマッスルと柔軟性がないとキツいであろうポージングを、連続して取らなきゃいけない

脱ぐ前のダンスもきちんと見応えありました。

これで女性は入場料¥2000(1日中いてもいい)



バンドマンや弾き語りマンも、

あーだこーだ言うたり悩んだりする前に

まずしっかり自分のステージと作品作らなきゃなと思いました。

そして、情熱というと少し私にはしっくり来ないのですが

何かしら強い「念」は持ってなければなと

改めて思うのでした。

生きてたら色んな波があるから
情熱が上がろうが下がろうが仕方ない。


けど、
念だけは、ずっと腹の底に持っていないと
それが表現者を本当に輝かす材料だから。







あと、これくらい年齢や趣向が様々、バラバラなブッキングのほうがやっぱり面白いなあ。

バラバラだけど、ちゃんと満員になってたもんなあ。
勿論おじさまは多いけど、
男女問わず、
年齢層も雰囲気も幅広いお客さんたちで満員。


昔は違ったんだろうけどね。
今はだいぶクリーンになったらしい。

ライブハウスだって、ここ10年くらいでだいぶクリーンになってきたしね。

時代の流れだね。
変化は寂しくもあるけど、無くしたくはないから。



音楽イベントのブッキングも、なるべくこんなふうにバラバラなブッキングして行きたいなあ。

性別も世代も趣向も、違いはあっても
その文化を好きだって思ってる人たちが
垣根なく集まってほしい。


また行きたい。ストリップ。
「推し活」する人の気持ちが少しわかった。


音楽活動してる人たちも、

参考に観に行くのも良いと思います。


アルル出てくれてる女の子たちも

まだ行ったことないって人、ぜひ一緒に行こー。


男の子も!





2023年10月22日 千種文化小劇場にて

麻生アカネ十周年記念公演【鳥籠の中にも十年】

無事に終えることができました。




一時はどうなることかと思いましたが

沢山の方に見ていただき、とても良き十周年となりました。ありがとうありがとう。







最初のCDを発売した2013年

20代前半だったわけですが


その頃の私から見たら

今の私なんて、

描いてた未来の私像とは

全然違うだろうね。


2013年当時↑





相変わらず売れてないし、

いつも生きるのに四苦八苦して

全然器用になれないし

かと言って

自分、不器用ですから...
なキャラにもなりきれない宙ぶらりん

何にも変わってないじゃん!

って言われそうですね。



人間って十年では
そんなに変わらないみたいです。 




演奏とか曲調は変わったけどね。
音楽に対する姿勢も変わったかも。



ただ、根本の人間的に変わらないし変われない自分を、

ここ数年で受け入れ始めた感覚があります。


受け入れることが必ずしも良いことだとは

思わないけど

受け入れたら、諦めたのと同じじゃないかと

思ったりもしたけど



受け入れ始めて、

何か自由になった気がして。

戦って戦って、がんじがらめになってた若い頃より

自由に歌えて、生きてるような気もする近頃です。







孤独感はあるけどね。



ずっと普通になりたかったし

若い頃は、なれると思ってた

みんなと同じように、朝起きてしっかり仕事して

空いた時間で音を追求する。





周囲に馴染みたかった

歌ってても、歌ってなくても、

何処にも馴染めなかった。


リスペクトし合い、

褒め合ってる周囲を、冷めた目で見ていた。

私を突き動かす表現なんて、

10年に1、2回出会えるかどうかくらいだから。

なんでもかんでも「良いね」と簡単には言えない。

勿論、人それぞれの個性や良さがあって、
それは認めて、相手にも伝えたい。




でも、名古屋のインディーズ小箱界隈は、
正直息苦しかった。
ワクワクしなかった。



どんどん息が出来なくなって
そこから飛び出ていく実力も無くて


音楽がつらくなった。


鳥籠の中で、飛べないまま羽根はどんどん抜け落ちて行く気分だった。



2014年くらいかな↑まだエレキで弾き語りしてた






でも今は、
そんな私の支えになってた店があった場所で、

好きな空間を作れる。


経営的には大変ではあるけど。






自分の鳥籠からも、

周囲の鳥籠からも、

やっと飛び出すことが出来たような

そんな今なのです。

十年かかりました。



まだ飛んでいけるほど力は無いけど、

残りの30代で、飛びたいと思います。







「鳥籠の中にも十年」

ご来場、応援くださりありがとうございました。

オープニングで歌ってくれた、ゆうちゃん
ベース弾いてくれた、さわせん
写真撮影してくれた、モリソンさん、
スタッフ一同様、おつかれさまでした













アカネ撮影。

音の響きがとても気持ち良い千種文化小劇場。


モンロー撮影。


「鳥籠からアカネさんが出てきたイメージ」

という、ゆうちゃんのアイデアを再現しました。








君の鳥籠の扉も開きますように












明日、十周年記念公演
当日を迎えます。



初めての会場で、内心ドッキドキではありますが

最終的にご予約、チケット購入合わせて30名を超えることができまして

楽しみにしてますって言っていただいたりして

更に内心ドッキドキであります。





思わず変にテンションが上がってしまいそうになりますが、


アンニュイが取り柄のわたくし、


そこはしっかりと


ローテンションをキープすべく


昨日はNetflixで「レオン」を鑑賞し、


テンションだだ下がりの


切なさMAXを保っております。



下げすぎず、上げすぎず。

メンタルのコントロールも大事なのであります。




さてさて


明日オープニングゲストとして


ゆうさんが歌ってくれることになりました。




歌い方も楽曲も幅広く、

ジャンルにとらわれない感覚の良さ


歌に入るとスッと人格が変わるような

不思議で没入感のあるアーティストさんです。



ちくさ座の雰囲気に絶対合うと思います。

楽しみです。


ちなみに、ゆうちゃんは受付嬢もやってくれる予定です。




それではみなさま、

明日、会場にてお待ちしております。



当日券もご用意出来ますので

ぜひいらしてくださいね。。


https://www.bunka758.or.jp/facility/chikusa/access/