星を見る
都会で満天の星空は見えなくても宇宙への関心はつきません何年か前なのですが自分の目で土星を見たくて三鷹の国立天文台へ行きました国立天文台(三鷹キャンパス)ではその時期に見やすい天体を対象に毎月2回定例の観望会が開催されていますこの中にある望遠鏡で星を見ます 観望会では口径50cmの望遠鏡を使っています 私がイメージしていた土星はこんな感じだったのですが・・・探査機カッシーニが撮影した土星 (c)NASA/JPL/Space Science Institute環があるのは はっきり見えましたが大きく傾いていたことと見えた大きさがイメージとは違いましたはるか遠くの宇宙空間にオブジェがぽっかり浮かんでいるようで不思議な感じがしました土星は・1年の長さ10,759日(公転周期)・1日の長さ10時間39分(自転周期)この土星の周期を地球に置き換えて考えるとおもしろいですひとつの季節が7年ぐらい続くことになりお正月もクリスマスもまた来るのは約29年後です (笑)一方、1日は僅か10時間ぐらいで終わりますから1日の生活はどうなってしまうのでしょうこうしてみると地球ってあらゆる面で素晴らしい星なんだなって思います次回、国立天文台の観望会は明日10日(金)ですちょうどこの日の観望天体は土星です土星の観望会は今年最後になります土星の環の傾き具合は約15年周期で変化しますさて、今はどのように見えるのか?