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  夏はお休みを頂き、秋の声を聴いてまた記事を再開。

   昨日、9月29日は、21回目の「遠藤周作忌」だった。パーティ会場は一ツ橋如水会館。やはり今年は,ハリウッドの巨匠、マーチン・スコセッシ監督の映画「沈黙」の話題でもちきりだった。(写真は演出中のスコセッシ監督)

 遠藤先生の息子でフジテレビ専務の龍之介さんが挨拶に立ち、来日したスコセッシ監督に招ばれた時の話を披露してくれた。監督が龍之介さん一人だけのために、まだ字幕のない「ゼロ号」試写を用意していたこと、試写を見ている途中で監督から携帯に電話が入り、終わったらまたホテルに戻って感想を聞かせてほしいと言われたこと、などを話した。監督は、原作者の遠藤先生が存命中に映画が完成しなかったことを気にかけていたらしく、龍之介さんがこの映画をどう見たかをどうしても聞きたかったようだ。主人公ロドリゴが死んで大きな樽のお棺に入れられた時、手に十字架を握っていてそこに光が当たるラストシーンが良かった、と龍之介さんが話すと、監督がとても喜び、そこから話はなんと、3時間にも及び、監督はとうとう自分のプライベートジェット機の離陸を3時間も遅らせたそうである。実はこのシーン、原作にはない。監督の創作であるこのラストシーンを子息が評価してくれたことに感激し、安心もしたのだろう。

 その後、村人役で映画に出演した俳優の山田将之さんがスピーチをしたが、監督の粘りが尋常でなかったという撮影秘話を披露してくれた。なんと、あるシーンの撮影が100テイク(取り直しが100回という意味)にも及び、さすがに主演のアンドリュー・ガーフィールドも、30回目くらいに監督に「なぜ?」と詰め寄ったという。黒沢明監督も顔負けの話しだが、そのくらい監督はこの作品にこだわりを持っていたのだろう。何しろ、原作「沈黙」を読み終えた瞬間に映画化を決意し、完成までに28年もかかった大作だ。ハリウッドでもこんなに制作期間の長い映画はないという。

 映画の興行はもう終わり、いまはDVDが売られているが、草葉の陰で先生はどんな顔をして、この騒ぎを見ているのだろう?

 わが師、遠藤周作に再評価の機運だが、そのことについて、次の回に続編として書こう。

 

 

 

 

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