こんにちは

 
「彼氏&旦那様を支えたい女性をアロマでサポートする専門家」
【ミスターアロマ】の星野知子です。
 
「ヘイアウ」とは
古代のハワイ人が建設した
“聖域”のことを意味します。
 
日本語では
一般的に

“神殿や寺院”
などと
訳されることが多いようです。

ですが
古代ハワイでのその存在は

日本でいう神社仏閣とは
ずいぶんニュアンスが
異なるものだと思います。

庶民が
“気軽にお参りに行く場所”
というより

きわめて重要な
宗教儀式の場であり

王族とカフナ(神官)以外は
立入禁止の「ヘイアウ」

また
女人禁制の「ヘイアウ」も
たくさんあったんだとか。


日本でいうと

先日行われた
「即位の礼」の

儀式が執り行われた
皇居内の賢所や神殿に
近い存在なのかもしれません。


19世紀に
キリスト教を受容する以前の

古代ハワイ社会の宗教は

 

カーネ神、カネロア神

ヒナ女神   ペレ女神

クー神らが信仰される

多神教でした。

 

そうした信仰に付随する

宗教行事に用いられたのが

「ヘイアウ」になります。

 


ハワイ各島には
おびただしい数の
「ヘイアウ」があるそうです。

ハワイ島だけでも
「ヘイアウ」跡は150箇所以上!

 
祀る神によって
様々な「ヘイアウ」があり

主なものは
戦いの神クーに捧げられた
戦勝祈願のための「ヘイアウ」と

豊穣と平和の神ロノに捧げられた
「ヘイアウ」だそうです。

そのほか
癒しを目的とした「ヘイアウ」
雨乞いのための「ヘイアウ」
航海術の「ヘイアウ」
サーフィン、漁業、
カヌー造り、フラの「ヘイアウ」
などなど、、

それぞれの
分野を司る神々に捧げられた

実に多様な「ヘイアウ」が
存在しました。

また「ヘイアウ」の中には
特定の技術を教える
学校の役割を兼ねたものも
あったんだとか。


細かなデザインは
それぞれの
「ヘイアウ」によって違いますが

典型的な「ヘイアウ」は
石造りの土台に加え

カフナが祈祷を捧げる建物
神のお告げを受けるための塔
ティキ像
供物を捧げる塔
太鼓を置く小屋

などがあり
木の柵で囲まれていたそうです。



「ヘイアウ」造りは
厳密な決まりや
神託に基づいて進められ

「ヘイアウ」の種類によって
建築素材まで
決められていたんだそうです。


また
「ヘイアウ」のなかには
“人身御供”(生け贄)が捧げられた
ものもあったそうです。

それらは
「ルアキニヘイアウ」と
呼ばれていたそうです。

 
かつては
ハワイ各地で
神聖視されていた「ヘイアウ」

一部の復元されたもの以外

今では
そのほとんどが
廃墟化しています。


これは

カメハメハ大王の死の翌年
1820年に

カメハメハ2世と
義母とカアフマヌ王妃の2人が

ハワイ王国における

土着信仰として尊重されていた

禁令制度カプを撤廃し


古代宗教を廃し
ヘイアウ破壊令を出したためです。
 

 その後

「ヘイアウ」は

使用されなくなり

忘れられていったのだとか。

 

 

ですが

1970年代以降

「ハワイアン・ルネッサンス」

という

 

ハワイの伝統的な文化を

古臭いものとして捨て去ったり

観光業にのみ

利用するのではなく

 

その意義を探って

現代生活にも生かしていこう

 

という

文化復興運動がおこりました。

 

その運動により

キリスト教受容以前の

古代ハワイの

精神世界への興味が高まり

 

復活された

フラや航海カヌー

に関わる人々によって

 

「ヘイアウ」は

再び

尊重されるように

なったそうです。

 

 

リトリート5日め

 

エミーさんに

とある「ヘイアウ」に

連れていって

いただきました。

 

一般公開されていない

特別な「ヘイアウ」です。

 

 

 

ですので

場所はご紹介できません。

 

 

海のそばにあり

普段は立ち入り禁止。

 


日本の神社の

神主さんにあたる

カフナ(神官)の子孫の方が

管理をなさっているそうです。


 

 

私たちも

厳かな気持ちで

入らせていただきました。

 

 

石材には

触ってはいけない。

 

 

そう書かれた

看板がありました。

 

 

 

中にはいり

祭壇のところに

 

生花でつくったレイを

供えさせていただきました。

 

 

みんなの頭の上に

オーブ(たまゆら)が

写っていますね。

 

 

ここには

土地の浄化(クリーニング)のため

 

さとめぐさんが

呼ばれてきたみたいです。

 

さとめぐさんのブログ

 

 
最初
さとめぐさんには
 
「ヘイアウ」の中が
 
薄いグリーンのセロファンを
貼られたように
見えていたそうです。

 
クリーニング後は
透明になっていったそうです。
 
 
石垣の裏にも呼ばれて
浄化なさっていました。
 
 
こちらの「ヘイアウ」に
祀られた神様も

さとめぐさんに
クリーニングしてもらえて
 

きっと

喜んでいらしたと思います。

 


 

「ヘイアウ」は

いわゆる 


「そこに行けばご利益が得られる、エネルギーが授かる」


そういった

パワースポットとは

異なる存在だと思います



“人身御供”が捧げられた

「ヘイアウ」も多く



そういった意味で
「ヘイアウ」は
神社仏閣というより

“霊場”といえるかも
しれません。


「ヘイアウ」=パワースポット
的な安易な考えではなく

礼儀を持って
訪れるべきなのでしょう。



さとめぐさんにも

たくさんの人には
訪れて欲しくない。

そう
伝えてきたそうです。



さとめぐさんが
クリーニングのために
呼ばれたおかげで

私も
貴重な体験を
することができました。


エミーさん
みゆみゆ
さとめぐさん
ありがとうございました。



ランチはこの日も

アンナさんによる

ヘルシーで美しいビーガン料理ラブラブ

 




リトリート中
心も身体も
毎日浄化されてましたラブラブ


参照