今日は『のび太くん』がたくさん出てきますが、私は彼が好きだ!ということを先に述べておきます。
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突然ですが、質問です。
このグラフは、何を表したものでしょうか?
ヒント
一番割合が高いのが、20代
次が30代
次が13~19歳
同下に40代 ・・・と続く。
逆に高齢になればなるほど、低い割合に。
題名に『のび太』とあるから、ドラえもんの視聴者の割合か?
答えは、
スマートフォン(スマホ)の個人保有率(2017) です。
『総務省 平成29年度 情報通信白書』より
(出典)総務省 通信利用動向調査
総務省HP
過去記事でも一度触れましたが、高校生の息子はまだスマホを持っていません。
現在検討中です。
このグラフを見ると、13~19歳の所持率は80%を超えています。
スマホを持たせていないことで、
高校生なのにまだ与えていないの?
と言われても仕方がありません。
実際、高校に入学して、「さあ、ライン交換を~♪」となった時に、スマホを持っていないことをクラスメートに話したら、「何時代の人?(笑)」と言われたそうです。
これを聞いたときは、さすがに不憫になりましたが
持たせてこなかったのにも理由があります。
それは、
1、本人が欲しがらなかった
2、中毒になりそう
3、視力が低下しそう
4、モラル・人間関係が心配
5、金銭面
です。
しかし、今になってなぜ検討中かというと
1、本人が欲しがらなかった→欲しがった ため。
欲しがったなら、与えればいいじゃん!
とお思いでしょうが、そこで引っかかるのが2番と3番。
2番の中毒になるほどやらなければ、3番の視力の低下は防げるでしょう。
ではなぜ2番がひっかかるのか。
それは、
息子が のび太くん(以下敬称略)タイプ だからです。
私が思うのび太くんタイプ・・・人に優しいが、自分に極甘
『類は友を呼ぶ』という言葉のように、周りの友達も非常にのび太率が高いです。
率は80パーセントを越えるでしょう。
出来杉くんタイプの友人もいるのですが、いつも一緒にいるのは息子と同じのび太タイプです。
気が合うんでしょうね。
一緒にいると安らぐんでしょうね。
しかし、「うちの子全く勉強しないのよ~。困ったわ」と母親が嘆いていたのび太2号君も、カードゲームに熱中していたのび太3号君も、高校入試前日記録的豪雪の中遊びに来たのびた4号君も、高校入試が終わった中学3年生の3学期くらいからスマホを持ち始めました。(のびた1号は息子)
卒業式で、スマホで写真を撮り合っている彼らを見たとき、うちの子にも買ってあげるべきか心が揺らぎました。
が、
その度、この疑問が沸いてくるのです。
果たして、のび太にスマホを与えて良いのか と。
テストの点が悪くて、勉強しなさいと叱られているのび太(テレビの彼)に、のび太の母ちゃんはスマホを与えるか?
いや、自滅行為だろと。
テレビののび太は小学生だからまだかわいいが、中高生ののび太なんて大変だぞ。
ただでさえ、テスト勉強や受験や部活、友人・・・と悩みが増えるのにさらに、母親自ら悩みを上乗せするもんだぞ。
のび太にスマホなんて与えたら、目は一層悪くなるわ(思春期の視力低下率半端ないよ)、手とスマホがアロンアルファーでくっ付いてんじゃない?という状態になるぞ。
中毒で、イライラのび太なんて手に負えないぞ。
(私が少数派だということが前提ですので、気を悪くしないでくださいね。)
と、考えただけで恐ろしい。
これからの時代、情報機器を使いこなせないといけないこともわかっています。
いろいろ調べてもいます。
調べている中で、アップル創業者のスティーブ・ジョブズ氏のことを知りました。
彼は、自分の子どもたちにiPadやiPhoneを使わせていなかったようです。
テクノロジーの分野で多大な功績を残した彼は、子どもにはローテクノロジーだったそう。
その理由を彼が語った記事は見つからなかったのですが、おそらく、子どもの内に育まれるべき社交性やコミュニケーション能力、想像力、問題解決力が損なわれるためと考えられています。
スマホができてから、まだ数年しか経っておらず、数年後人体にどのような影響を及ぼすのか全て明らかになっていないのも怖い面です。
というような理由で、大学入試まで持たせたくなかったのですが、期末テストの出来次第で、持たせるかもしれません。
のび太くん結果を出せるか。
私の子どものころの電話と言ったら、固定電話、公衆電話、糸電話だったのに。
『「iphone10は高いから、8でいいよ」という息子のために』
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参考
スティーブ・ジョブズはなぜ自分の子どもにiPhone やiPadを使わせなかったのか
ケータイ・スマホの正しい使い方(岡山県)