現在4団体王座日本人王者独占の世界バンタム級。 

 

その中で頭ひとつ抜けているWBC王者中谷潤人が指名試合を行う。 

 

7月20日(土)有明アリーナ 

 

同級1位ビンセント・アストロラビオ(比国)との初防衛戦。 

中谷は誰を選んでも楽勝ムードが漂ってしまうのだが、アストロラビオは老いたりとはいえあのリゴンドウからダウン(足が引っかかっていた)を奪い、超幸運な判定勝ちを収めたことも有る(2022年2月) 

 

あそこ迄振り切ってはいないが、同国のカシメロっぽさも顔を覗かせることも有る好戦的な選手で昨年行われたWBC挑戦者決定戦でナワーポンを見事な右で倒している。 

 

強打の反面打たれ脆さもあり、スリリングな選手。 

 

中谷技巧の前に不利は否めないが、負けてもともと戦法で見せ場は作るかも? 

 

7月20日にカップリングされる他カードの発表も含め楽しみな興行だ。 

 

アストロラビオ戦をクリアし、年内に日本人王者との統一戦へと駒を進めて欲しい。 

現在スーパーバンタム級で無人の野を行く井上尚弥。 

 

世間は勝手なもので、あろうことかジャーボンテイ・デービスとの対決さえ夢想する。 

 

ライトフライ級上がりの井上とスーパーライト迄制したデービスとの対決などナンセンス。 

良識あるボクシング支持者は誰もこんなカードを望んでいないが、先日 「デービスと井上との対決」に言及した人物がサウジアラビア「娯楽庁長官(トゥルキ・アラルシク氏)とあっては穏やかではない。 

 

いくら試合報酬を積まれようが、井上陣営がデービスとの手合わせに合意するとは思えず、管轄団体もこのカードを「タイトルマッチ」として認可はしないだろうが、以下は単なる 【独り言】 

 

現在我が国にとりサウジアラビアは非常に大きな存在であり、最も大事にすべき友好国のひとつ。 

 

今後世界で勃発する「水素争奪戦」 

 

この分野では世界のどこよりも早く「水素基本戦略」を策定した我が国が世界をリードしてきたが、技術競争は激化。 

 

当然中国、欧米も「液化水素」サプライチェーンは喉から手が出るほど欲しいもの。 

 

現在低コストで水素を生産できる国、サウジアラビアは我が国と組んで「水素サプライチェーン」強化へと舵を切っている。 

 

今後日本の高い技術がサウジでの液化輸出基地建設や鉄道などのインフラに力を発揮、両国の関係はさらに強固となって行くだろう。 

 

正に石油依存から産業多角化(昨今のスポーツビッグイベントも含まれている)へ取り込んでいる。 

 

先日お父上(サルマン国王)の健康状態で来日延期となったサウジアラビアのムハンマド皇太子は日本のアニメ、ゲームなどに精通しているため、我が国は有名漫画家との対面でおもてなし予定だったらしい。 

 

近々リセットされたムハンマド皇太子と岸田首相の両国会談でボクシング好きでもある皇太子から岸田首相へ「デービスVS井上」を懇願されたら・・・。※20日両氏はオンライン会談実施。 

 

後日、横浜に黒塗りの車が!? 

 

まぁ単なる妄想です。 

 

現実的には水素関連株再度仕込もうかな😜

 

先日ドラマチックな内容で見事ヘビー級4団体統一を果たしたオレクサンドル・ウシク 

 

9Rは驚きと共に感動さえ覚えた。 

 

間違いなく年間最高ラウンドだ。 

 

気が早いが、自分は年間最高試合は力石政法VSマイケル・マグネッシを強く推すが、映像が識者へどれだけ届いているか? 

 

今回のウシクVSフューリーが有力な候補となりそうだ。 

 

世界から絶賛されたウシクの奮闘。 

 

当然のことながらRING誌PFP NO.1の座へ返り咲いた。 

 

最新レイティング 

  

1位:オレクサンドル・ウシク 

2位:井上尚弥 

3位:テレンス・クロフォード 

4位:カネロ・アルバレス 

5位:アルトゥール・ベテルビエフ 

6位:ドミトリー・ビボル 

7位:エロール・スペンスjr 

8位:ジャーボンテイ・デービス 

9位:ジェシー・ロドリゲス 

10位:中谷潤人 

井上は文字通りの三日天下に終わったが、何の問題もない。 

 

次戦で能力を発揮すればよい。 

 

クロフォードもスーパーウェルター級王座に挑むので、この3強は試合ごとにNO.1が論じられる。 

 

今現在はウシクがNO.1評価であるだけ。 

 

ウシクVSフューリーはヘビー級の歴史に残るべき感動的な試合だった。 

※再戦条項があるとはいえ、(10月?)ダイレクトリマッチは見たくないな・・・。

 

試合後ウラジミール・クリチコとの抱擁には心打つものが有ったし、何よりもウクライナ国民を勇気づける出来事!(同日デニス・ベリンチクがナバレッテを破り、WBO世界ライト級王座に就いた。正にウクライナの日だった) 

 

頑張れウクライナ!