気になるアーチェリー情報

気になるアーチェリー情報

アーチェリーに関することをできるだけ毎日更新したいと思います。
アーチェリーをやっている人にとって有益な情報になるように心がけます。
将来的にはアーチェリーショップをやりたいと思っているので、その準備のためのブログです。

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各メーカーから来年のモデルが発表される時期になりました。

新しく発表された中から、主なものを紹介したいと思います。

HOYTからはリカーブとコンパウンドで新しいモデルが発表されました。

リカーブは、プロディジーというハンドルが発表されました。
このハンドルは新しいチューニング機構を備えています。
一つはプランジャーとレストの位置を動かせるものです。
これにより矢の発射位置を調整することができます。
もう一つは、リムのねじれ調整機構です。
リムがねじれるとセンターショットを出すことはできません。
ですが、このハンドルはわざとリムをねじれさせることによって、無理やりながらセンターを出すことができます。

コンパウンドのターゲットモデルからはポディウムXエリートが発表されました。
特徴は、カムが新しくなりスパイラルプロカムになりました。
これは、スパイラルXカムと同様の性能を持ちながら、モジュール交換だけで引き尺の変更ができるようになったものです。
次にケーブルガイドが途中で曲がるようになっており、ケーブルを矢のギリギリまで寄せることができます。これにより、引いてくる途中の弓の曲がりを抑えることができます。
最後に、グリップの角度を変えることができるようになりました。

アーチェリーでは体重は重たいほうが安定感があり、有利です。

そもそも安定しているための条件とは、支持面積が広いこと、重心が低いこと、体重が重いことの3つです。
スタンスからなる体全体の安定を例にしていうと、支持面積が広いというのはスタンスの幅のことです。スタンスの幅が広ければ広いほど理論上は安定します。実際には肩幅くらいがベストです。

重心が低くするというのは、指導をされたことがある人は言われたことがあると思います。
多くの場合は、肩を下げて胸を張らないように指導されるはずです。

そして最後の要素として体重の重さがあるのです。

スタンスの幅は常識の範囲内でしか広くすることができません。
重心を低くするのも、限界があります。
ですが、体重を重くするのはほかの2つに比べて限界が高いのです。
世界大会に出場するような選手は、体が大きかったり太っていたりと、体重が重たい傾向にあります。筋肉のない細い選手はあまりいません。

やはり安定したフォームでブレずに射つには体重というのは必要な条件なのです。
もうすぐナショナルチームの選考会があります。
出場できるのはほんのひと握りの選手だけですが、どのような選手が出場できるのか書きたいと思います。

まず、現在ナショナルチームのメンバーである6人は無条件で出場できます。
その次に、その年の全日の予選ラウンドで男子660点、女子650点を出し、さらに決勝ラウンドで上位3位以内に入った選手は必ず出場できます。
そして、最後にその年の公認試合で男子660点、女子650点を2回以上出した選手が申請できます。

最後の条件は必ず出場できるとは限りません。
定員は12名で、現ナショナルチームの6人と全日で基準を満たした者を引いた、残りの人数だけしか枠はありません。
ですので、上位6人から5人くらいが出場できます。


ナショナルチームに入るのはかなり難しいですが、一つの知識として知っておいてはいかがでしょう。