たくさんの下書きを溜めこんだままですが、とにかくご報告です。

 入学してからまるまる二年間、登校に付き添ってきましたが、三年生の始業式から一人で登校しています。(記事をアップしている2013年は四年生です)

 付き添いが不要などころか、玄関でバイバイができるようになったのです。春休みの間、夫による粘り強い言い聞かせ(半ばおどし?笑)、わたしの「え?三年生になったら送るのナシやで?」という軽いあしらい、そして何より長男自身の成長でしょうか。

 「(痛くないけど)おなかが痛い」「(忘れてないけど)忘れ物した」など小さな抵抗を見せる日もあります。やっぱり一人では行きたくなくて、送ってほしくて、泣きながら玄関を出る日もあります。それでも「三年生になったのでお母さんは送りませんよー^^」という姿勢を断固として崩さずにいたのがこたえたのか、四月も終わりに近づいた今ではその頻度も落ちてきました。

 長男は「いってきます」を言いません。靴を履きながら、玄関のドアを開けたり閉めたりしながら、出たり入ったりしながら、ぺらぺらと話し続け、こちらがうんうん、ほうほう、と聞いていると話の最中にフッと歩き出します。その不可解なタイミングは、長男が自分の力で気持ちを切り替えられた瞬間なのかな?と想像しています。ポイントは全くわかりませんが。
 頼りなく歩き出す背中にむかって「いってらっしゃい、気をつけてねー!」と投げかけますが、それに反応することもありません。登校時間によってはマンション下で騒いでいる男の子の集団と重なりますが、加わろうとはしません。むしろ集団を避けるように、不安な表情を浮かべて足早に去って行きます。そういう場面を見ると胸が詰まってしまって、いけませんね。走って追いかけて手をつないで、その不安を取り払ってやりたい衝動に駆られます。

(と、ここまで書いたまま一年も放置していました…)

 折を見て、書き溜めていたものも整理していきます。