劇場版前編が公開される中、後半の制作も進んでいます。

中でも、シチズンのコラボ映像を手掛けた
ガレージフィルムさんは、8話の
少し、面白いシチュエーションの回を
担当しています。
そのチェック映像が届いたが、なかなか面白い。
まさしく新しいアップルという感じ。
演出の堤さんが上手くまとめている感じがする。


9話、10話もかなり進んでいる。
後半のストーリーに強く関係するので
説明が難しいものの、エフェクト、ライティングが
かなり良い感じ。ここで世界観を掴む
必要があるので、気になるアニメーションに
かなり時間を掛けて作っている。

後半のクライマックスは11話と12話になるのですが、
12話は、現状でもカットを自主的に追加しながら
見応えを加えている。劇場前編を見て
修正したくなったそうだ。

13話のエンディングも、アニメーション中。
感情移入に拘っております。

最近、11話ばかりをホメてますが
実は他の話もすごいんです。

前編と後編では、
後編が作りやすいと言われますが、
その分、前半で刺激され、6人の演出家も
大変そうだ。

前半を担当した演出家も、
いろいろ反省があるようですが、
演出家という仕事は、
常に満足なんて無いので本当に難しい。
演出ばかりでなく、自分のこだわりに付き合ってくれる
スタッフのケアも必要。

しかしながら、
そんな演出家の気持ちを取り入れながら、
やり過ぎないように、上手くまとめる
各話各社のプロデューサーも実は大変なのです。

各社から「うちの演出がこだわりすぎて大変なんです~」と
よく連絡はもらいます。本当に、こういう作品を企画して
すみません。

新宿ピカデリー

舞台挨拶がない2日目は心配だったのですが、

2日目も20時は満員でした。

実は、当日、昼の時点での予約状況では、

それほど混んでいなかったので、

予約せずに行ったところ、なんと最前列のみ。

予約しないで入る方が多かったようです。

良くも悪くも

多くの方に見ていただいて

話題にしてもらえるだけでも

制作側は幸せですので

よろしくお願い致します。

6月12日

バンダイチャンネルで

公開前日の生放送イベントを・・・


アニメ評論家の氷川さんを交え

いろんな裏話を伺いました。


アップルシード サーティーン

<ゲスト:モズー 

モーションキャプチャーテクイカルデザイナー

棟方さくらさん>


アップルシード サーティーン

<ゲスト:フレームワークスエンターテイメント

野澤一弥プロデューサー、

斉藤大輔プロデューサー>


アップルシード サーティーン

<ゲスト:ダイナモピクチャーズ

原口佳久プロデューサーと

プレミアムエージェンシーの

丸山恵祐プロデューサー>



ご協力ありがとうございました。

公開初日は満員になって

本当に嬉しい。


実はピカデリーさんのご期待もあって、

小さな部屋で平日1回の予定が、

大きな部屋で2回になってしまったので

満員になるかかなり心配だった。


さらに2日目も

20時の回は結構、売れているようだ。

ひと安心。


もともとシリーズとして

1話ごとに違う会社が制作してきたものを

リミックスしているので、

ブロックごとに

クオリティが変わるという

珍しい映画。


我ながら、これってアリなの?と

言いたくなるが、公開が終わって

あのシーンはどこの会社が作ったのか

問い合わせがある。


ある意味、狙い通り。


劇場版は、この先、パッケージにも

公開される予定もないので

是非、お楽しみ下さい。

今回の作品は、各CG会社の

プロデューサーの方に取材等で

いろいろ語って頂くことが多い。


お忙しい中、申し訳ないのですが、

皆さん本当にご協力ありがとうございます。


そもそもプロデューサーの仕事は、

会社の利益のために貢献することだと思う。


その利益というのは

お金だったり、スタッフの指揮向上だったり、

会社のブランディングだったり、

いろんなものを含めて。


CG業界は、あまり、

メディアに出たがらないプロデューサーが多い。


確かに人前に出ることは恥ずかしいし、

緊張するし、面倒くさい。


でも、それは自分にとってであって、

そういう場で、スタッフのことや

会社のことを話していくことも

実はプロデューサーの大事な役割だったりする。


プロデューサーが監督をホメる。

監督がメインスタッフをホメる。

メインスタッフが影で支えているスタッフをホメる。

そういう関係が、逆に、

メインスタッフが監督に感謝し、

監督がプロデューサーに感謝する関係を

生むと思う。


とはいっても、人前に出るのは

緊張しますが、頑張ったクリエーターの方々の

ためと思ってご理解とご協力お願い致します。


6月12日 公開前日


バンダイチャンネルに


出演することになった。




出演して頂くのは、


ダイナモピクチャーズの原口プロデューサー、


プレミアムエージェンシーの丸山プロデューサー、


フレームワークスの野澤プロデューサーと


斉藤プロデューサー、


そして、モズーのモーションキャプチャーディレクターの


棟方さんだ。




サブタイトルが


「裏話・話せるところまで話せます」と


いうことで、話が、どこまで脱線できるのか


思い切った質問を考えないと。




放送は19時から、生放送です。

モズーの

モーションキャプチャディレクターの

棟方さくらさん。


社長の竹原さんと並んで

日本を代表するモーションキャプチャー界の

巨匠だと思う。


そんな棟方さんが、

今回はラインプロデューサーまで兼ねて

最後までやって下さった。


本業のモーションキャプチャスタジオでの活動では、

モズーのアニメーションの評判は高いが、

絵の仕上がりまで見るのは

なかなか珍しいこと。


モーションキャプチャーというと、

アクションのイメージがあるけど、

あえて、アクションではない部分を頼んでみた。


でも、いつもクリエイティブに作品に

こだわりをもっている方々なので、

全く心配なく、完成を楽しみにしていた。


予想通り、仕上がりは、かなりいい感じ。

普段からファイナルまでやっている会社以上に

丁寧な仕上がり。その辺りは、由水桂監督のお蔭かも。

詳細は書けないが、可愛いキャラが登場し、

実に心地良い世界観。


アニメーションが生きてます。


実は、唯一、制作方法も独自のものに

変えているんです。そのあたりがモズーの

こだわりかも。


トークイベントに呼んで

詳しくお話を聞く予定!


エヌ・デザインのアニメーションも

モズーでキャプチャー収録したそうです。



後半戦のクライマックスを担当する

エヌデザイン。



今日、演出の岩崎朋之さんから

チェックムービーが上がってきた。



アニメーション、カメラワーク。。。ライティング・・・

まだ、アニメーションチェックの段階とは言うものの、

もうこのまま出してもいいのでは?と思ってしまう

高いクオリティに驚いた。



さすがです。


と公式ページに書いたら、

藤田プロデューサーに

お礼&プレッシャーのご挨拶を・・・


藤田プロデューサーは、昔からの仲だが、

お互いに似たスタイルのプロデューサーなので

正直、藤田さんの前では

いつもの自分が出せない。


藤田さんも褒められると弱いはず。


藤田プロデューサーは

本当に凄い方です。

完成を楽しみにしています!


今回、公開されるリミックス版。


実は、本当にこの公開のみのための制作で、

この劇場版が、販売されたり、公開される予定はありません。


あくまでも、シリーズのプロモーションが目的。


だから、そのリミックス版のために作ったカットは、

この公開でしか、今後も観ることがないのである。


そこで販売される

パンフレットも実に内容も濃いだけに

なんかもったいない。


結構、いろいろ劇場版のために作っているのだけど・・・



それにしても、シリーズで

このクオリティは凄いと思います。


ガレージ・フィルムと

ジーニーズの間で

フットサル大会があり、

ガレージさんが圧勝しました。


素人がジャージーで5人しか

集まらないジーニーズに対し、

ユニフォームを揃え、10人ほどが集まった

ガレージさん。


体力、テクニックともガレージさんが上回り、

試合にならず、チーム編成を、混合して分けて

対戦する形にしてもらったほど。


ジーニーズは、

「ユニフォームがほしくなった」

とのこと。