乳がんを経験し、今伝えたいこと、今を生きるということ -8ページ目

乳がんを経験し、今伝えたいこと、今を生きるということ

いつか私の経験が苦しみの中にいる方のお役に立てればと思っています。
ここはその時の為のネタ帳です。
このブログがどこかの誰かの心に振動を与え、役に立てたならなによりの喜びです
東京立川近辺でお話を聞いたりお話したりもできますので、ご連絡お待ちしております

私の左脇はこぶし大くらいに皮膚が壊死して、生肉が見えている状態です


ここにガン細胞があるからどんどん壊死が広がっていくのだと思っていました


しかし木曜日の抗がん剤の日に、勇気を出して主治医に壊死の話をしたんです

そしたら、「アバスチンは血管を作るのを阻止するから、傷の治りが悪くなるという副作用がある

ガンがあるから壊死が進んでいる場合もあるが、副作用で皮膚の再生が追い付かないという可能性もある。

後者であれば薬をやめれば戻ってくることも考えられますが、見てみましょうか?」とのことでした


もう私はこの話だけで嬉しく泣いてしまいました


だってずっとガンがあるから皮膚の壊死が止まらず、ガンによる壊死は皮膚が再生されないかもしれないという恐怖を一人で抱えていたから

副作用の可能性もあるなんて思ってもいなく、違う道も見えてきて本当に嬉しかったです。


実際見ればガンがあるかないかなんとなくわかるそうで、

勇気を出してみてもらいました

そしたら「ポチポチっとガンはいるけど、全体で考えたらガンが原因で壊死しているのではないかもね」というのを聞いて

これまた泣いてしまいました


アバスチンを辞めたらまた皮膚が再生してくるかもしれない!

そしたら湯船に肩までつかれるかな~、歩くときに普通に脇を占めて腕を振って歩けるようになるのかな~

そんな希望が湧いてきました



タイミングよく、来年からはアバスチン+パクリタキセルをやめ、ハラヴェンに変更することになりました

アバスチンの効果は1か月くらい続くみたいですが、効果が薄れたら皮膚が再生してくれたら嬉しいな~



一生脇は生肉が露出したままかもしれないという覚悟まで決めようとしていましたが、

やっぱり皮膚が欲しいので、自己免疫に頑張ってもらいたいです!!

がんばれ!!小さな私!!!!!!

昨日は年内最後のアバスチンとパクリタキセルでした

このあとは年末休みもあり、2週間の休薬をして、次は年始1月8日に点滴です


そして、現在の状況の確認と来年からの薬を選択する為にCTも撮影してきました


結果としては、

両肺の転移は、小さくなってるものもあれば、大きくなっているのもあるし、新しくできたのもある。

腋下から胸壁にかけて表面に出てきているガンは骨に近い為、肋骨などの浸潤して転移する可能性がある

(しかし骨への転移は今は考えなくていいと主治医は言いましたので、ここはまだ確実ではないので気にしないでおきます)

右(手術した方とは反対側)のリンパに一つ転移を確認


うーん・・・・喜んでいいのやら…・微妙


他の臓器への転移がなかったことは大変嬉しいことですが、

反対側のリンパに転移があることや、肺の状況を考えると喜べない・・・・



でもでも、やっぱり肺以外の臓器に転移がないことを喜ぶべきなんですよね!

だって、反対側のリンパはちょっとショックだったけど、肺に関しては大きく見ればそんなに状況が変わっていないわけで^^;


ちょっと努力は必要ですし、簡単ではないかもしれないですが、

他の臓器に転移がなかった喜ばしい点に着目して、そこを重点的に見ていきます!!


今日でアバスチンとパクリタキセルの2クール目が終わります

2クールやってみてどうかというと

よくなっているのか悪くなっているのかよくわかりません^^;


(ちなみに2クールと書いてありますが、正しくは10クールやっています

8クールやったところで、半年間違うアプローチをしたくて休薬していたからです。

なので2クールと書くべきか、10クールと書くべきか迷いましたが、

あえて2クールと書かせていただきました。

主治医はカルテに10クールって書いているから、やっぱり10クールの方が正解だったかな^^;まぁいいか)



今現在私には脇から胸壁にかけて皮膚表面にガンが数十個、目で見てわかるものと

肺にも転移があります


肺の転移は正直目に見えないですし、違和感も不都合もないので

私自身はあるのかないのかまったく自覚がないので気にしていないのですが

脇から胸壁にかけてはバッチリ見えるので、そっちは気になって毎日見てしまいます


でも主治医は逆なんですよね

胸壁のガンは生命に直接影響はないのであまり気にしてくれないんですけど

肺の方はすごく気にしています

まぁ生命維持の点で考えたらそりゃそうですよね^^;


っということで、私が抗がん剤が効果があるかないかを判断するとしたら胸壁のガンになるので

そこをポイントとして考えると

いくつもある粒のうち、元から大きかったものは黒くかさぶたみたいになっているものもあれば

新たに小さい粒がいくつもできていたり、元からあった中くらいの粒が大きくなっていたり・・・

うーん、新たに小さい粒ができたり中くらいの粒が大きくなっているということは効果がないのかな?

でも大きかった粒が黒くかさぶたみたいになったってことはガン細胞が死んだから黒くなったようにも思えるし・・・

正直わかりませんね


胸壁のガンは生命に影響はないとはいえ、このまま広がっていったらと考えると怖いですし

毎日目に見えるところにあるうえに、皮膚の壊死もありますからね・・・

さっさとなくなってほしいな




今日はアバスチンとパクリタキセルの2クール目の最後を点滴する前にCTも撮ってきます

このCTの結果を元に、肺の転移がコントロールできているのであれば同じ点滴を続行

広がっているようならハラヴェンに変更する予定です



とはいえ、どちらにしても今年の抗がん剤はこれで終わりです!

お正月があるので2週間のお休みは嬉しいのですが

休薬に入るとすぐにむくむくと動き出す私のガンが2週間おとなしくしていてくれることを願って

今年最後の点滴に行ってきま~す