高齢ならではの情報・・・ではないかもしれませんが、
2人目妊娠中の事を記事にしておきたいと思います。
(1)外出時の移動方法
妊娠してからは、極力ベビーカーを使って行動するようになりましたが、
混んだバスにどうしても乗らなければならないなど、そうもいかない場合もあります。
抱っこ紐(エルゴ)は、腰ベルトの位置を高くするなど工夫すれば、妊娠6ヶ月までは
それほど問題なく使用できました。ですが、さすがに妊娠7ヶ月に入ると
普段胃のある位置くらいまでお腹が出てくるので、抱っこ紐はお腹が圧迫されて辛くなり
使う事はなくなりました。そのころ子どもの体重は10キロ弱くらいでした。
妊娠7ヶ月以降は、混みあうバスでしか行けないようなところへの外出は極力避けましたが、
仕方のないときは、そういうところへは簡易的な抱っこ紐(トンガ)+タクシーで出かけました。
また、小雨程度ならベビーカーにレインカバーを付け、
私の視界がさえぎられないよう透明なビニールのジャンプ傘をさして外出しました。
温度湿度など、空気がこもるのが気になるので、
カバーをかけて外を移動するのは長くて連続20分くらい。
徒歩圏内の子育て支援センターや、最寄り駅まで。
雨でも気温が25度を超えるような日はレインカバーの使用は避けました。
ちなみに、雨の日に出かけて、ベビーカーをエアバギーココにして良かったな~と改めて実感しました。
ベビーカー本体は10キロ近くあり重いのですが、平坦な道を移動するのであれば
エアタイアのおかげで片手でラクラク操作できるので、本当に重宝しました。
ちなみに、純正のレインカバーは使いにくいので、リッチェルの「ごきげんレインカバー Lサイズ」
を別途購入して使いました。大きさもぴったりで、ハンドル下部に荷物を掛けても
荷物までまるまるカバーしてくれるのでとても便利です。
エアバギーの前輪は1個なので、カバーの前輪部分の左右のマジックテープを中央で交差して
留めて使いました。レインカバーはエアバギーココの足置きの部分まですっぽり包んでくれます。
(2)妊婦検診時の子どもの預け先
妊娠30週までは、家の近所のクリニックで検診を受けました。
子連れの受診で特に問題ありませんでした。クリニックには子連れの方も多かったです。
妊娠32週以降の検診は、出産予定の総合病院で受けました。
総合病院には外来患者も一時利用できる院内保育園が備わっていましたが、
結局、妊娠初期(子供がちょうど1歳くらい)の診察で一度使ったのみ。
そのときは1時間ちょい預けましたが、半分くらいの時間は泣いていたそうで・・・。
妊娠32週以降、再び総合病院へ通うことになって以降は、一時保育は利用せず子連れで診察を受けました。
院内の保育園を利用しなかったのは・・・
妊娠初期よりも子供の月齢が更に進んでいて、物事が色々分かるようになり、
慣れない一時保育に預けている最中にますます泣いたり、その後に夜泣きをしたりと
情緒の面でいろいろ影響があるだろうと思ったので。
子連れの診察は大変ですが、検診の都度子供に大きなストレスを与えるほうが
私としては避けたかったので。
妊娠後期に子供を自宅に置いて外出し、私の母に家に来てもらい、久々に
半日面倒をみてもらったことがありました。子供が1歳5ヶ月のときです。
私の母は、午前中だけですが平日は毎日働いているので
そうそう気軽に子守も頼めず、孫と会うのは多くて月に数回。
そういう状態だと孫も祖母と2人きりでは泣いてしまい・・・。
私の外出後、最初の30分は泣いていたそうで、
その晩も、おもちゃを投げたりしながらヒステリックな感じの夜泣きをしました。
場所が自宅でも、私や夫じゃないとそんな様子なので、見知らぬ場所・人ではもっと大変だろうと。
総合病院の待合室には、診察に呼び出される順番が表示される電子掲示板があります。
自分がこのあと何番目に呼ばれるのか分かるので助かりました。
なので、ドアで仕切られた待合室の外の廊下で子供の遊び相手をしながら、
時々中の掲示板をのぞいて自分の番になるのを確認して待ちました。
ちなみに、子連れで受診の場合、
経腹エコーの場合はベッドに一緒に子供を乗せ、壁側の私の脇(首元あたり)に
お座りや立っちをさせてました。珍しい場所で私にぴったりくっついているせいか、
基本的には大人しく待ってくれてました。
経膣エコーの場合は、抱っこして内診台に一緒にのっかりました。私の胸の上
あたりにくるよう、高い位置で抱きかかえてました。
悪ふざけして子供が胸元でジャンプしようとしたときは、高い高いの要領で子供を
宙に浮かせて内診台に振動が起きないようにしました。
採血のときは、注射針を刺さない側の腕で抱えてじっとさせてましたが、
補助の看護師さんが代わりに抱っこしてくれることもありました。
ちなみに総合病院で検診時に胸部レントゲンの撮影があったのですが、撮影室には
子供を入れられないので、半畳くらいの着替えスペース(重い扉で仕切られている個室)に
子供を置いて(閉じ込めて)対応しました。オモチャを床に置いてごまかして。
技師さんも配慮してくれて、胸部の1枚の撮影だけなので、30秒くらいで
ささっと済ませてくれたので何とか大丈夫でした。
もちろん、子供はどこかに預けたり、付添いの人を連れて行ったりするほうが
病院側に迷惑がかからないのは分かっていますが、
そのために子供を情緒不安定にさせるのは辛く・・・
お騒がせしてすみません・ご迷惑をおかけしました と、検診時には
口癖のように謝っていました。
(病院なので、接する上では理解ある方ばかりで嫌な思いはしませんでしたが・・・。)
1歳を過ぎると、母親(・父親)のいない環境で過ごさせるのが
日に日に難しくなってくるなと実感しました。
(子供に対する細かい配慮や準備・練習が必要だと。)
周囲の、同じくらいの月齢の専業ママさんもみな同じ事を言ってました。
(3)子どもとの遊び
出産が真夏だったこともあり、出産が近くなってくると
元気いっぱいの1歳半の男の子の遊び相手は大変でした。
少々出費になりましたが、公園に行かなくてもそれなりに楽しめるようにと、
家のベランダに砂場を作りました。子どもって砂遊び大好きなんですね。
(↓注文してから届くまで1ヶ月以上かかりますが、
シンプルな四角いデザインのものが楽天で1万5千円くらいで売ってます。)
また、ビニールプールも置いて、公営のプールに出かけなくても水遊びができるようにしました。
(底面も空気が入るタイプのプール。ネットで2~3千円で買いました。)
ベランダには室外機などもあるので、砂場やプールで遊ぶときだけ、
よしず(縦型すだれ)で仕切りを作って留め、数メートルの狭い範囲のみ行き来できるようにし、
余計なもの(室外機・プランターなど)の置いてあるところへは行けないようにしました。
また、ベランダの柵もよしずを付けて余計な隙間が無いようにし、
手足を出して遊んだりできないようにしました。
砂場やプールの縁に、もし足をかけたとしても柵は充分な高さはありましたが、
やっぱり気持ち悪いのでベランダに子供が出ているときは、常に見張って、
1~2分でもその場を離れるときは子供を家の中に入れて窓を閉めて・・・
ベランダに子供を出すのは特別な事、やむを得ない限定的な時のみ、と意識しながら
安全に対する警戒心を失わないよう、自分の気持ちを引き締めながら遊ばせました。
家の中にはプラスチックのすべり台や、ジャングルジムのおもちゃもあったので、
その道具で遊ぶよう親が誘導してあげれば、外出しなくても体を動かすことがまあまあできました。
子供は男の子なこともあり、ダイナミックに振りまわされる遊びが大好きです。
そういう事は夫に任せましたが、私がラクしながら出来る遊びも工夫しました。
ソファーに腰掛けて、ひざの上(先端のひざこぞうに近いほう)にまたがって座らせ、
私のかかとを上下して子供がポンポン跳ね上がるようにして遊びました。
その姿勢から、子供の上半身を後ろにぐーっと反らせてひっくり返るような真似をして
遊んだりしました。
あとは、土日に夫に頑張って活躍してもらいました。
ショッピングモールでの買い物は平日に私1人で対応できるので週末には行なわず、
土日は両日とも、公園などに出かけ子供とたくさん散歩してもらうことを最優先しました。
私はそのあいだ、ベンチに座ってゆっくり過ごさせてもらってました。
(4)自分の体調
2人目だからか、お腹が大きくなるのが1人目のときよりも早かった気がします。
一度伸びたことがある腹壁は、伸びやすいんでしょうか。
食後に胃が圧迫される感じも、1人目のときより強い気がしました。
子育てしながらだと、少量をちょこちょこ食べるなんていう手間はかけられないことが多く、
子育てにスタミナも必要なので、毎度毎度しっかり食べていました。
なので、食事のたびに苦しい思いをしていました・・・。
妊娠中の眠気については、
子どもの昼寝に合わせてなるべく自分も1~2時間、週に何回か昼寝するようにしたし、
夜も遅くても23時くらいには寝るようにしたので、子どもに合わせて朝早く起きても
寝不足になることはあまりありませんでした。
妊娠後期に入ってまもなく、お腹がよく張るようになってきました。
1人目のときにはそれほどでもなかったような。臨月が近くなると、ますますその頻度も上がり。
10キロ前後ある子供をしょっちゅう抱っこしているので、知らず知らずに体に負荷が
かかっているのだなと思い、お産経験者だからと慢心しないよう気を引き締め用心しました。
(5)子どもの習い事
1年以上継続的に通っていた、母親参加型の幼児教室を産後どうしようか悩みました。
2人目出産後、毎週のレッスンの度に下の子をシッターさんに預けるのもお金がもったいない。
出産後に下の子を連れて通えそうな新しい教室を探すことにしました。
妊娠中のうちにいろいろ幼児教室を調べて体験レッスンなどに参加しました。
何箇所か見た結果、産後の秋から一斉開講する
母子分離(を、練習しながら徐々に行なっていく)コースのある幼児教室があったので、
そこに通う事にしました。
幼児教室と言っても、内容的にはプリスクールの位置付けだそうで、
知育が前面に出ているレッスン内容ではなく、集団生活や生活習慣に関することも
いろいろ指導してもらえるとのこと。それは助かります。
最初は教室の隅で母親が見守りながらレッスンを行なうそうですが、
そのうちレッスン中は母親は教室外のロビーのようなところで待っていてよいそうで。
お教室の先生も、下の子同伴を歓迎してくれたので、これなら通えるなと思いました。
体験レッスンでも、下の子を連れたり妊娠中の方が大勢いて安心しました。
(6)ベビーカーの検討
産後半年くらいは下の子は抱っこ紐だろうから、兄弟2人連れての移動は
手持ちのベビーカー(エアバギーココ)で問題ないかなと思っています。
ですが、1歳7ヶ月差の兄弟なので、ゆくゆく2人乗りベビーカーは必要になるだろうなぁ・・・と思い、
妊娠中に目星を付けておこうと、時間のあるときに少しずつ調べておきました。
譲れないポイントは、幅。手持ちのエアバギーココ(幅53.5cm)で、
普通の改札がギリギリ通れる程度なので、幅はこれ以下でないと電車移動のときに不便そうです。
行動圏内に、幅の広い改札口が無い駅があるので。(駅員さんの窓口を都度通るのは面倒だし。)
ベビーカーでの電車利用は、すいた時間帯に数駅、時々乗るくらいとはいえ・・・
コンパクトじゃないと車内でじゃまだし、エレベーターに乗るにも気遣いが増します。
大きさは小さいに越した事はありません。
で、できれば、荷物カゴが大きめで、持ち手が左右つながっているのがいいなぁと。
全ての希望が叶う製品って、なかなかないですね。
候補は、
・デュオシティライト HOP
幅52cmで、狭い改札も通れてコンパクト。ですが、左右の持ち手がつながってないのが最大の難点。
2人乗りとはいえ、スーパーのレジとか、ちょっとしたときに片手で少し操作したい事ってよくあるので。
・コサット シャッフル タンデムストローラー
幅は51cmで合格。ですが、これも持ち手がつながってません。
柄も派手な星柄しかないようで・・・。
・カブース トゥー ウルトラライト
持ち手がつながっているのはいいのですが、
幅が55cmと若干広い(狭い改札はギリギリ通れるようですが)。
時々この製品を見かけるのですが、やっぱり大きいなというのが見た目の印象です。
でも、これだと上の子は立ち乗りもできるし、2歳半くらいになると喜んでもらえるのかな。
シートの座り心地はいずれもエアバギーよりかなり劣るようですが、そこを追求すると
幅が60cm超の製品になってしまうので・・・。
今のところ、幅重視で デュオシティライトHOP を買おうかな~と思っています。
産後半年くらい経った購入するタイミングで、いい新製品が何か出ているといいのですが。
エアバギーココで、縦2列型の2人乗りタイプが発売されたらいいのになぁと思っています。
(7)上の子の気持ちのケア
妊娠中に、「○○くんはもうすぐお兄ちゃんになるんだよ~」とか、
「お母さんのお腹の中に赤ちゃんがいるんだよ~」というような
上の子への言い聞かせは特にしませんでした。
まだ1歳半になるかならないかの、言葉(単語)も数語しか話さない男の子に、
事前にいろいろ言っても、きちんと理解できず不安を煽るだけなんじゃないか・・・と思いまして。
出産して、実際に赤ちゃんのいる生活になってから、色々伝えようと。
(このへんは、上の子が何歳の時に妊娠するかで対応は色々だと思います。)
私が妊娠後期に入る頃、子供が1歳4~5ヶ月くらいになると、
私への執着度が高まってきているな~と、ますます感じるようになりました。
これは、私がもうすぐ赤ちゃんを産む事を子供が察知しているからなのか、
単に年齢的な発達段階のものなのか・・・分かりませんが。
母子2人でゆっくり過ごせるのも、出産前の今だけと思って、
甘えたいときにはたくさん甘えさせるようにしました。
抱っこも、妊娠後期になっても胸のすぐ下あたりで腕を組んで
そこで子供のお尻を支えるようにして、高い位置で抱っこすれば
お腹が大きくなっても大丈夫でした。
妊娠中に、産後の育児のため、私の気持ちのリフレッシュのためと思って
一時保育に数時間・週2回くらい預ける練習をしてみようかなと思った事もありました。
ですが、月極保育の子供達に混ざりながら、慎重に慎重に慣らし保育をしたいという
要望も(保育園側に負担がかかるだろうし)どこまで実現できるか分からなかったし、
慣れるまでは子供も泣くだろうし精神的に不安定になるだろうし・・・。で、
結局預けませんでした。必要に迫られ、本当に切羽詰らなければ・・・できませんでした。
結局、妊娠中に私と子供が離れるのは1ヶ月に数回、数時間(長くて半日)程度、
基本的には自宅で夫(まれに、私の母)が面倒を見てくれる間だけでした。
毎日子供と顔を合わせている夫が面倒を見れば、
1歳6ヶ月のときに半日ちょい私が居なくても大丈夫でした。
1歳7ヶ月の出産時にいきなり1週間くらい、私と離れてしまって大丈夫かな・・・という不安は
常にありましたが、その練習(数日私と離れる練習)をわざわざ事前にして
子供にストレスを与えることも無いかなと思い、なるようになるだろうと思って割り切りました。
(8)産後の対策
産後、上の子がどういう反応を示したり行動を起こしたりするかは、
実際にその時がやって来ないと分かりません。
ですが、下の子の育児は、上の子の時のようにつきっきりでお世話するのは
確実に無理な事だけは、想定できます。
日中、上の子と家の中で遊んだり、ちょこっと家事をしたりする間、
下の子が安全に近くに居られるよう、
部屋と部屋の移動がラクなハーフタイプのベビーベッドをレンタルしようと思っています。
(普通のベビーベッドの半分の大きさのものです。)
寝返りをするまでの数ヶ月間は、ハーフサイズのもので大丈夫だと思います。
上の子が赤ちゃんに変なちょっかいを出すようであれば、柵にベッドガードを付けて防御します。
母乳育児についてですが、授乳に割ける時間や、上の子を連れての外出の事を考えると、
(私には)完母は無理そうだなぁと思っています。
混合だとしても、最低半年は母乳を与えたいので、そこまでは何とか頑張ろうと思います。
その後は母乳の出具合に任せて、適宜完ミに切り替えて行ければと思います。
また、子育てと家事の両立も、もちろん頑張りはしますが
どこまでちゃんと出来るか不安も多く・・・。
何年も何年もではないので、下の子の出産から上の子が幼稚園に行くまでの1年半くらいは、
ベビーシッターか家事サービスを月2回くらいは利用しようと思い、業者に目星を付けておきました。
シッターさんに家の中で子供の遊び相手をしてもらっている間に私が掃除や料理を済ませるか、
家事サービスをしてもらっている間に、私が子供の遊び相手をするか。
どっちがいいかは、産後の状況をみて考えてみます。