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Anniegigiのブログ

よりによって小細胞がん。人生、本当に何が起こるかわからない。

どこかの車会社のテレビコマーシャルで大瀧詠一のさわやかな声が流れた瞬間、私は高校生に逆戻りしていた。

あれ以来どうしているんだろうと興味シンシンでグーグルし、2013年に亡くなっていたことがわかり大ショック。

大好きだった彼の気だるい声。
毎日聴いた"はっぴいえんど"のアルバムはカセットテープに録音したものだった。
伊藤銀次のベイビーブルー。
大貫妙子にシュガーベイブ。

東京オリンピックがあった1964年に横浜で生まれた。にしきのあきらに憧れ、尾崎紀世彦のもみ上げにおどろきまがら、天地真理ちゃん自転車でフラワーパワーの時代を通り過ぎた。
ある時、学校帰りに東京駅から乗った東海道線で近くのボックス席にまだ有名になる前のサザンオールスターズを見かけた。みんなで楽しそうに歌っていたのを覚えている。

もうひとつ忘れてはいけないのは、自分の顔を真っ黒く塗るのがとってもクールだったこと。えっ、とんでもない!ガングロみたいにきたならしくないです!そう、シャネルズとドゥーワップ。

私が1983年に日本を離れるまでの19年と限りなく続くマイリスト。
5年、10年後にも偏屈ババアと呼ばれながらこうしてブツブツと「まったく今の若いやつらは何が本当に良いものなのか、まったくわかっちゃおら~ん❗️」と言っていられますように。