ぺっとちゃんがシニアになってくると、どうしてもいろいろな病気が発覚してきますね。
若い頃は、お薬を飲めば完治してくれるような病気が多いのですが、シニアになって発覚する病気は一生付き合わないといけないような慢性疾患が多くなってきます。
例えば、心臓病や腎臓病、肝臓疾患、糖尿病・・・数えだしたらきりがありません。
慢性疾患と言っても、最近では、昔では考えられないような最先端技術があります。
例えば、心臓の弁の病気の子に人工弁を取り付けたり、白内障の手術を人と同じように行ったり、神経細胞を再生させたり・・・
少し前であれば、“慢性の病気だから、様子見ていきましょうね”と言われていた病気もどんどん治療することができます。
病名を知らされて、頭が真っ白になっているところでいろいろな治療法の選択肢を提示されて選ばなくてはならない・・・。
通常なら難しい状況ですね。
そのため、是非皆さんには病気がわかる前に、こんな時はどうしたいかな？どこまでお金をかけられるかな？ということを漠然とでかまわないので考えておいてほしいと思います。
もちろん、その場になったら考え方は変わるかもしれませんが、一度考えておくことが大切です。
そして、その考えを元に獣医師と一緒にベストな方法を探していくのです。
ペットちゃん達が希望を話してくれないからこそ、飼い主さんとの心の対話が大事ですよね。
私が飼っている子も今年の夏で15歳。
病気になったらどうするか・・・なんとなく考えています。
もし皆さんが考える時に困ったら、私とお話しましょう。
1人で考えるよりも誰かに話しながらの方が自分の考えがすっきりわかったりするものですよ。
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