私は、ビジネスの世界で、成功の頂点に君臨した。
他の人の目には、私の人生は、成功の典型的な縮図に見えるだろう。
しかし、いま思えば仕事をのぞくと喜びが少ない人生だった。
人生の終わりにはお金と富など、私が積み上げてきた人生の単なる事実でしかない。
病気でベッドに寝ていると、人生が走馬灯のように思い出される。
私がずっとプライドを持っていたこと、認証(認められること)や富は、迫る死を目の前にして色あせていき、何も意味をなさなくなっている。
この暗闇の中で生命維持装置のグリーンのライトが点滅するのを見つめ、機械的な音が耳に聞こえてくる。
神の息を感じる。
死がだんだんと近づいている。。。。
今やっと理解したことがある。
人生において十分にやっていけるだけの富を積み上げた後は、富とは関係のない他のことを追い求めた方が良い。
もっと大切な何か他のこと。
それは、人間関係や、芸術や、または若い頃からの夢かもしれない。
終わりを知らない富の追求は、人を歪ませてしまう。
私のようにね。
◆神は、誰もの心の中に富みによってもたらされた幻想ではなく、愛を感じさせるための「感覚」というものを与えてくださった。
私が勝ち得た富は、私が死ぬ時に一緒に持っていけるものではない。
◆私があの世に持っていける物は、愛情にあふれた(ポジティブな)思い出だけだ。これこそが本当の豊かさであり、あなたとずっと一緒にいてくれるもの、あなたに力をあたえてくれるもの、あなたの道を照らしてくれるものだ。
愛とは、何千マイルも超えて旅をする。
人生には限界はない。
行きたいところに行きなさい。
望むところまで高峰を登りなさい。
全てはあなたの心の中にある、全てはあなたの手の中にあるのだから世の中で、一番犠牲を払うことになる。
「ベッド」は、何か知っているかい?シックベッド(病床)だよ。
あなたのために、ドライバーを誰か雇うこともできる。
お金を作ってもらうことも出来る。
だけれど、あなたの代わりに病気になってくれる人は見つけることは出来ない。
◆物質的な物はなくなっても、また見つけられる。
しかし、一つだけ、なくなってしまったら再度見つけられない物がある。
人生だよ。
命だよ。
手術室に入る時、その病人はまだ読み終えてない本が1冊あったことに気付くんだ。
「健康な生活を送る本」
あなたの人生がどのようなステージにあったとしても、誰もが、いつか、人生の幕を閉じる日がやってくる。
あなたの家族のために愛情を大切にしてください。
あなたのパートーナーのためにあなたの友人のために。
そして自分を丁寧に扱ってあげてください。
他の人を大切にしてください。
スティーブ・ジョブス
1955年2月24日 - 2011年10月5日
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今朝何気に目に飛び込んできた
スティーブ・ジョブスさんの最後の言葉。
私は何度も入院してるし
ムリすることが美化のように
仕事も頂点目指してとことんやった。
あるとき、自分に問うたんです。
「何故頂点を極めたいの?」
「何を大切にしたい?」
自分の身体を犠牲にしながら頑張ると
頑張ったことは評価される。
綺麗事はいくらでも言えるけど
他人から評価されるだけの
自己満足に過ぎない。
今は自分のペースで
楽に楽しく人生の一部に
仕事も楽しみながら
自己満足してる、、
今も昔も
自己満足の人生は変わらないけれど
満たされ方の質が変わった。
他人評価に喜びを感じる人生から
自分のありのままを愛し
身の丈で生きて
私がワタシを称賛する。
同じ志しと想いを共感できる
家族や仲間に囲まれる今の私を
誇りに想う。
私はワタシが創り上げる
人生の舞台を生ききるんだよ

ジョブスさんの言葉をかりて
愛する大切な人たちへ送りたい。