佇む父と娘…
自然に向かって吠える兄妹。
ハナに話しかけるハナ。
その向こうに、ヤスくん。
色鉛筆で描かれたような色合いの紫陽花。
当たり前にある光景が
とてもとても愛おしく想える
今日このごろ。
久々母宅にお邪魔。
その前日は義父母宅で食事をいただいた。
どんなことがあっても
食べることに不自由しない
生きることを赦されてる家族。
ビックリするくらい食べてた
千切りキャベツ。
彼女はすべてユウタロウのコピー。
お婆ちゃんから譲り受けたものを
私たちにくれた。
大事なもの、
高価なもの、
使わずにしまってるのも
お婆ちゃんの性格かな。
モノを大事にしてきてることが
伝わるよ。
この子たちを使って
我が家の来客様をおもてなしできる…
そう考えただけでも嬉しい。
両親が使ってた卓袱台も譲り受けたよ。
そして一番大切にしたい空間。
ハナが生まれたことがキッカケで
わたしと母が本気で向き合った家。
この世で一番怖かったのが、母親だった私。
この世で一番憎かったのも、母親。
この世で一番嫌いだったのも、母親。
すべて過去形なのは
それを母に伝えられたから。
嫌いは好きの裏返し。
憎いは寂しさの裏返し。
怖いは素直になれない言い訳。
母になって娘を授かり
一番に解放するものが何かを
教えてくれたハナ。
母親に本音を吐ききった私は
ココロが空っぽに。
そしたら不思議なくらい
母はいつも一番の味方だったと
素直に受け入れられた。
今は
自分のキモチを繕うことなく
相手を気遣うこともなく
そのまんまの私で
母の前にいられることが嬉しい。
母が東京から徳島に舞い戻ってきたのは
私がこうなることを望んでたから
宇宙は味方してくれたんだよ。
このチャンスを逃さず
勇気出してチャレンジした結果が
今のカタチ。
私たち家族が
シアワセを感じて生きてたら
まわりの環境まで
想いが伝染してゆく。
ホントにシンプルなんだよねー。