庵子の大冒険  幸せな選択

貴方は幸せになりたいのですよネ


この出逢いは偶然ではありませんネ。


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似たもの同士

庵子姫様は同世代の女性が大嫌いです。

理由は、自己主張をしないとか、真似をするとか、はっきり返事をしないとか、まあその辺です。


庵子姫様の頭の中には「女性は面倒」というのがありました。

例えば、レストランで注文するものを選ぶのに10分もかかったり、

買いもしない商品を2時間も3時間も見てまわったり、

庵子姫様から考えると、ありえないことです。

そのありえないことに付き合わされたりすることが大嫌いです。


「女性」を苦手としている庵子姫様も、大人になって少し考えます。

「このまま女性を遠ざけていていいものか?」 と悩みます。


庵子姫様は原因を考えました。なぜ女性が嫌いなのか。


A.女々しいから

B.媚を売るから

C.能力が低いから

D.自分に似ているから


理由をつけると、沢山あります。

しかし、庵子姫様は気付きました。


うっとうしいのは、自分に似ているからなんだということに。


みなさんはどうですか? 苦手とする人のことをどうして苦手なのですか?

相手の短所は自分の短所でもあるということにお気づきですか?


自分にもあるから、相手の短所が見えるのですね。


人の振り見て我振りなおせとはこのことです。


相手の嫌いなところを検証すると、自分にも当てはまります。

そう考えると、自分の立ち振る舞いにも反省するところがでてきます。


庵子姫様はようやく、そのことに気付きました。まだ気付いただけですけどね。


今日もまた一歩進めました。


ありがとうございます。


【6歩】



お母さんの作戦2から、一人暮らし

ちょうどその頃、お母さんは新しい恋愛の最中でした。

恋愛をしているから、家に庵子姫様が居ては邪魔だったのです。


お母さんは実家に帰ってきた庵子姫様に、賃貸住宅代金を渡し、

一人暮らしをしろと言いました。


庵子姫様は一人暮らしを経験したことがなかったので、まんまとお母さんの口車に乗せられて、

一人暮らしをすることになりました。


一人暮らしは快適でした。何をしようが誰にも何も怒られない。

自由な生活はとても幸せでした。


庵子姫様は喫茶店を経営することが将来の夢でしたので、喫茶店でアルバイトを始めました。

アルバイト先のマスターはとてもいい人で、庵子姫様にいろいろな技術を教えてくれました。


楽しいアルバイト生活、楽しい一人暮らしをしているときに、自宅に泥棒が入りました。

一応警察を呼びましたが、庵子姫様には犯人が誰だかわかっていました。

その当時付き合っていた男性が犯人だったんです。


警察は「なくなっているものがないか、調べてください」と言います。

「下着も調べてください」と言いました。 

庵子姫様は犯人が誰だかわかっていたので、「下着はとらへんで」と内心思いました。


警察も帰り、その日は実家に帰りました。

次の日、部屋に行くと、彼氏が壊した窓を直していました。


酔っ払って部屋で暴れたようです。


庵子姫様はあきれました。さてココで選択です。


A.彼氏を責めた。

B.自分を責めた。

C.別れた。


さて庵子姫様がした選択はどれでしょう。


普通はC.でしょうね。今私が考えてもC.です。


ところが庵子姫様が選んだのはB.でした。

「酒に酔い暴れて、物を壊す。このような事をしても許されると思わせてきた自分の責任だ」と自分を責めたのです。


それだけ彼氏のことが好きだったのかもしれませんね。


しかし、「酒乱、暴力 」この二つを持っている男性との恋愛は、長くは続かないものです。


あの時、その彼氏を許したことは、庵子姫様の心成長の手助けになっています。


また一歩前に


【5歩】


ありがとうございます



お母さんの作戦

庵子姫様がお母さんのYESマンではなくまった時、お母さんは庵子姫様に一言も文句を言いませんでした。

同時に、よく暴力を振るうお母さんでしたが、お母さんが振り上げた手を庵子姫様が力で抑えてしまったので、

それ以降は暴力を振るわれることもなくなりました。


お母さんも考えました。 言うことを聞かなくなった庵子姫様を家から追い出そうとするのです。

庵子姫様はお母さんが追い出そうとしていることには気づいていません。

うまく口車に乗せられて、大阪の親戚の家へ連れて行かれてしまいました。


まだまだ、目先の楽しいことにしか目が行っていない庵子姫様。

専門学校に行くために大阪へ来たのですが、誘惑が多い大阪で、まともに学校には行きませんでした。

アメリカ村のショップでアルバイトを始めましたがここにも落とし穴がありました。


一見楽しく見えたアルバイト生活も、実は何も残らないことに気が付きました。

毎日販売するだけでは、楽しくなくなってきたのです。


仲間は楽しいが、自分自身が成長しないアルバイト生活にピリオドを打ち、実家に帰りました。


さあ、追い出したはずの庵子姫様が帰ってきたわけですから、お母さんはあわてました。


お母さんは新たな追い出し作戦を考えました。


つづく

Noと言える日本人

庵子姫様は子供頃、お母さんの顔色を見て生活をしていました。

お母さんは気分屋さんで、機嫌の良い時は庵子姫様をとてもかわいがってくれましたが、機嫌の悪い時は鬼のようでした。

お母さんを怒らせないように、庵子姫様はいつもお母さんの気に入ることしかしていませんでした。


お母さんの言うことには逆らいません。

お母さんの言うことは絶対です。

お母さんが憲法です。

庵子姫様は嫌な事でも決して嫌な顔はしないで、何でも行動しました。


それはどうしてでしょう?


庵子姫様はお母さんが大好きで、

お母さんに誉められたくて、

お母さんに愛されたかったからです。


いつの間にか、お母さんの操り人形になっていました。


お友達の前でも、嫌なことを嫌とはいえない子供になっていました。

自分の感情を殺して生きていたのです。

庵子姫様はそれが幸せな生き方だと思っていました。


だって、そうしているとお母さんに愛されるからです。


しかし、庵子姫様も中学を過ぎ、高校生になる頃、ふと疑問がわいてきました。


成長していくと同時に、お母さんの言いなりに行動していると、楽しくないことに気づきました。


A.このままお母さんの敷いたレールの上を走ったほうがいいのか?

B.それとも自分でレールを敷いて走ったほうがいいのか?

C.なにもしないのがいいのか?


庵子姫様は大変悩みました。


大好きなお母さんに喜んでもらうためにはA.です。

しかしそれでは自分自身が楽しくない。


庵子姫様はお母さんに対して「No」と言えなかったのです。

「No」いけないことだと思い込んでいました。


「No」はいけないことだと思い込ませたのは誰ですか?

大好きなお母さんではないですか。


嫌なことに対して「No」と言わないでどうするんですか?

「No」と言う事の素晴らしさを親が教えなくて誰が教えるのですか?



庵子姫様は自分と戦いました。

苦しい思いをしました。

何日も悩み、選択しました。


結果はB.です。


自分の道は自分で切りひらく。

自分で決める。


自分の人生の責任は自分しか取れないから。


それは誰の選択か?


自分ですから。



それからの庵子姫様は人が変わったかのように、自分の意見を言える子供になりました。


自分で決める。 大切なことです。



今日も1歩進めました。


【4歩】


ありがとうございます。








誉めてよ。

庵子姫様は幼い頃、おじいちゃん、おばあちゃんと庵子姫様の三人で暮らしていました。


お父さんお母さんとは別々に暮らしていました。


5歳のときお母さんたちと一緒に暮らすようになりました。


おばあちゃんとお母さんは親子なのですが、おばあちゃんとお母さんは、庵子姫様に対する接し方が違いました。


庵子姫様のお母さんは、庵子姫様がどんなことをしても庵子姫様を誉めません。


テストで100点取ってきても、

バレエコンクールで一位になっても、

リレーの選手になっても、

お手伝いをしても、

兄弟のお世話をしても、


とにかく、どんなことをしても誉めてくれません。


庵子姫様は悩みました。


どうしたら誉めてくれるのかな。


さて選択です。


A.誉めてくれないからもう努力しない。


B.誉めてくれないお母さんを責めてみる。


C,お母さんを誉めてみる。



皆さんだったらどうしますか?


庵子姫様の選択は・・・・Cです。


全く誉めてくれないお母さん、それでもお母さんが大好きな庵子姫様はお母さんの良い所を誉めてみました。


好きなところを誉めてみました。


それは、大好きなおばあちゃんがいつも庵子姫様を誉めてくれていたからです。


誉められるととてもいい気分になり、誉めてくれた人の事も好きになり、何よりやる気になります。


お母さんにもいい気分になってほしくて庵子姫様はお母さんを誉めまくりました。


そうしたら、何という事でしょう。


お母さんが、庵子姫様を誉めてくれるようになりました。


精一杯接してくる庵子姫様がだんだんかわいく思えてきたのかお母さんが変化してきました。


誉めてくれなかったお母さんの顔が優しくなったのです。


庵子姫様の選択は大正解でした。


欲しいものを先に相手に与え、その後にGETする方法を身につけました。


素晴らしい方法ですね。


また今日も1歩進むことが出来ました。


ありがとうございます。


【3歩】






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中傷

日頃からネット大好きな庵子姫様は、毎日、自分の思いを日記に書いていました。


ある日、匿名さんから、庵子姫様の心が傷つく内容の書き込みがありました。


庵子姫様はショックでした。何より中傷される謂れがないことを中傷されたことがショックでした。


庵子姫様は悩みました。その悩みも面白いことに、時間がたつとともに怒りに変わってきたのです。


さあここで選択です。


A.中傷書き込みをした人に中傷の仕返しをする。


B.無視をする。


C.お礼を言う。




庵子姫様の選択は「C」でした。



中傷したくなるような日記を書いた事に気づかせてくれたその人に対してお礼を言ったのです。


自分では悪気がなくても、他人から見たら気分の悪いこともあるでしょう。

言われないと気づかないこともあるでしょう。


それを教えてくれてありがとうと言ったのです。


なんとすばらしことでしょ。


庵子姫様は今日も1歩進むことができました。


2歩。

ラーメンが食べたい時

庵子さんはお腹がすきました。


どうしてもラーメンが食べたくなりました。


しかし、庵子さん、さっき朝ごはんを食べたばかりじゃないですか。


さて、こうゆう時、どうするの?


A.食べちゃうよ~


B.我慢する!


C.遊びに行く。


庵子さんの選択はCでした。


「だって、お腹空いているけれど、食べたら太るし、でも我慢はイヤだし~

それなら遊びに行って気を紛らすわ~」


そう、我慢は体と美容に悪いです。


困った時は、発想の転換をするのです。


この「遊びに行く」という選択で、庵子さんはイライラせず、太りもせず、有意義な時間を過ごす事ができました。



初めの一歩です。




はじめに

この物語は、庵子姫様が様々な選択というフィルターを透して見たもの、得たもの、感じたものを描いたものです。


幸せな人生を創り出すために、どのような選択をするのでしょうか。


成功すると、一歩前へ進みます。


失敗すると三歩後ろへ後退します。


365歩進むには何日かかるでしょうか。


ごゆっくりご鑑賞くださいなせ。