こんにちは。

リリー夫婦相談室の杉谷さゆりです。

 

さて、カウンセリングを通して

様々な喜びの声をいただいていますが

 

その方たちも最初から

平坦な道を行ったわけではありません。

 

既に夫婦関係が行き詰まっていて

文字通り地獄のような苦しみの中で

尋ねてこられた方がほとんどです。

 

 

そのような差し迫った

夫婦修復の現場に直面して思うのは

 

親子関係の中で作られたひずみが

夫婦関係に影響を与えているということ。

 

 

例えば

あるクライアント様の旦那さんは

 

自分が不倫をしたことで

奥さんに「別れてほしい」と迫ります。

 

 

奥さんが別れたくなくて

それに応じないでいると

 

彼はとても不機嫌になり会話もせず

無言の不機嫌攻撃をしてきます。

 

 

最近ではフキハラと呼ばれるそうですが

 

この状況が続くと

妻は夜も眠れない程

精神的に不安定になることも。

 

中には抗不安薬を処方してもらうほど

辛い思いをする方たちも沢山います。

 

 

妻をこんな目に遭わせる旦那たちは

さぞ自己中心的に育ったのだろうと

思うかもしれませんが

 

家庭環境を聞いていくと

意外にも親の前でいい子であった人が多いのです。

 

 

ただし

親(特に母親)は本当の意味で

息子(旦那さん)を理解していたのではなく

 

自分の理想を投影して

いい子と思い込んでおり

 

旦那さん自身も

親を失望させたくなくて

 

親の前ではいい子を演じ続けてきた

という人が多いのです。

 

 

また

いい子であったにも関わらず

 

家族に対して影響力があったかというと

そうでもなくて

 

自己主張の強い父、あるいは

優秀な兄がいたりして

 

母親は父親、あるいは兄の言うことに

重きを置いて従っている。

 

 

つまり

 

いい子でありながらも

母親からあまり重きを置かれていない

 

そんな育ち方をした人が多いのです。

 

 

成長してからは

母親と距離を取る人が多いですが

 

本当の意味で自立しているかというと

そうではなくて

 

心の中には母親に認められたい思いや

あるがままの自分を理解してもらえない

怒りなど

 

複雑な思いを秘めています。

 

 

こうした旦那さんたちは

不倫相手に幻想を抱きやすく

自分を理解し認めてくれている、と錯覚します。

 

そして別れてくれない妻を鬱陶しく感じます。

 

 

つまり

不倫相手には理想の母親像を投影し

 

妻には

現実の自分の母親像を投影しつつ

 

母親には出せなかった怒りを

妻にぶつけてきます。

 

 

かといって悪い子にもなり切れず

 

さっさと弁護士を立てて

離婚手続きを押し通す訳でもありません。

 

家には帰ってくるけれど

ひたすら不機嫌に黙り込み

妻の心を不安にさせるので

 

「別れてあげた方が

この人のためなのかしら?」

 

と悩んでしまうことでしょう。

 

 

でも

別れてあげたからといって

 

旦那さんが本当に

幸せになる訳ではありません。

 

 

本当の意味で自信のない彼は

いずれ不倫相手からもフラれて

 

帰るべき家庭すらもなくしてしまいます。

 

 

こうした旦那さんに必要なのは

 

自己主張したり悪い子になっても

見捨てられない

 

という体験です。

 

 

自分勝手な悪い夫になった自分を

それでも妻が見捨てない時

 

いい子であるから愛される

 

という思い込みから解き放たれ

本当の安心感を体験できるのです。

 

 

もちろん

旦那さんの思い込みを変えるのは

そう簡単ではありません。

 

でも

最近多くのクライアントさんが

 

それを乗り越え

夫婦修復に至っています。

 

 

旦那さんを育てなおすには

あなた自身が自己肯定感を得て

安定した心を保つことがまず大切です。

 

旦那さんの心理を深く理解し

段階を踏んで努力することで

 

旦那さんはきっと

あなたのもとに戻ってくるはずです。

 

 

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