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Go to Sleep..







父が他界してすぐに母が膠原病からの脳梗塞で倒れてから約9年間、

家業のパン屋をやりながら自宅介護をしてきました。

正直かなり一人で介護するのはきつく、

自分がSLEを発症したのもおそらくは

疲労とストレスアウト(もちろん遺伝も関係すると思います)によるものだと

自分では分析しております。

正直、何度も施設に預けようと思いましたが、

自分は若い頃から好き勝手やらしてもらい、なんにも親孝行ができぬ間に

父が他界し、母までも寝たきりになってしまったので、

いつになるかわからないけど、最後まで面倒を見ることが自分にできる親孝行だと思い
やってきました。

でも何年も介護をしてると、おのずと自分が疲れない方法がわかってきて慣れてくるので、

周りからは大変だねと言われていましたが、割と上手く出来ていたように思います。

SLEの方も徐々にステロイドの量が減っていたので体も調子よく、

サーフィンにスノーボードと以前と変わらないほどにまでなっていました。


しかし


冬も近い10月のある日、母が咳き込んでいたので心配ではいたのですが、

普段から外に出ることもなく、自分も風邪をひいたにしてもかなりの注意を払って移さないようにしていたので大丈夫だろうと思っていたら1週間経っても落ち着かず、

代わりに病院へ行って担当医から薬を処方してもらって服用しても一向に治らず、

余計に悪化してしまい、どうしていいかわからなくなって何度も主治医に駆け寄ってみましたが、

もしかしたら肺炎になってしまったかもしれないから、高齢だし覚悟した方がよいといわれました。

それからは仕事もままならず、ただただよくなって欲しいと祈るだけでした。。。

しかしその甲斐も虚しく、それから2日ほどで母は逝ってしまいました。。。




でも自宅へ主治医に来てもらい息が止まり、心臓が止まるまで手を握ることができたので、

今となっては最高な形で母を看取ることが出来たなと実感しております。


R.I.P. My Mom



ここからは余談ですが、葬儀について自分は互助会など入っていなかったため、
母に万が一のことがあったらと思い、母が寝込んでる時に色々ネットで調べ、
近くの葬儀屋さんにも行き、あいみつを取りました。
(母が大変な状況なのに、そういうことは以外と冷静になれるものですね)
けっこう場所によって値段が全然違かったので、自分のようにドタバタするより
互助会などに前もって入っておくのが一番賢いかなと実感いたしました。





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