最近、高校レベルの数学の個人指導を頼まれ、

久しぶりに2次関数から微分積分までやり直してみました。

 

一応理学部数学科卒ですが、ずっと中学数学までにしか触れていなかったので、

どこまでできるか不安でしたが生徒さんの依頼には何とか答えられホッとしています。

 

さて、高校の教科書や大学の教科書を改めて読み直すと

とにかく式の羅列ですね。

 

数学に慣れている者にとっては、

式というのは表現している内容があり、面白くもあるのですが、

苦手な方にとっては いやだろうなと思います。

 

私は、

中学高校の数学の魅力は、数式を図やグラフで表現できることだと思っています。

 

数式で書かれた問題を、図形的に解いた時は とにかく気持ちがいい!

 

1次式は 直線 (中1中2)

 

2次式は 曲線 (中1 中3 高校IⅡⅢ)

 

交点は 連立方程式の解 (中2 以降)

 

接線を連立方程式で求めると √の中が 0 (数ⅠⅡ)

 

直線の傾きと 比例定数と tangent が 同じ意味 (中1~数ⅠⅡⅢ)

 

虚数なんて わけがわからんと思っていたら

虚数を使って座標表示ができる・・・役に立つ。  (数Ⅲ)

 

それに、図形を数式に表せることから、

コンピューターで図形を表示できるのでしょ。

 

1次変換の行列を使って、図形を変形すると感動しますよ。 (これは大学)

 

etc

 

こんなに面白いのに、数式の扱いに苦慮して数学嫌いが多いなんて、

数式アレルギーが多いなんて、

 

もったいない。

 

教科書会社! 参考書会社! もっと工夫したテキスト作れないでしょうか。

 

今、「数学プリント学習会」を開いていますが、

高校の数学Ⅰの2次関数のグラフ表示を 因数分解が苦手な子にも教えてしまおうと

新たなプリント作成中です。

 

数学苦手な高校生・大学生、

数学をやり直してみたい社会人の方、お待ちしています。