～くつろぎ・ゆるみ・ラクになる～
貴女のご自愛をサポートするプライベートサロン

「Amane-Couleur（アマネ・クルール）」

彩どりセラピストのMakikoです。

ふと思い出して、今日は会社員勤めの頃のお話を。。。

もう、数年前になりますが、知人のお父様の訃報を受け、

会社を定時に退社して、葬儀場へ向かったときのお話です。

開始時間ギリギリに斎場に到着し、

係の方に案内された席につき、程なく読経が始まりました。

すると、そのお経を聞きながら、胸にグッとくる、といいますか・・・

何とも説明のつかない感情が湧き上がってきて

とても切なくなってきました。

お経自体に慈愛を感じる、と言った方が良いかもしれません。

耳で聞いている「音」に反応しているのとも、少し違う。

「響き」がダイレクトにココロに沁み込むような感覚。

読経の「声」を通じて響き、伝わっている。

そのことだけは確かでした。

お身内に近い、近親者だけのお式でしたので、

私は少し焦りました

知人のお父様とは、直接の面識はありませんでしたので、

自然と涙が出てきて、不思議に思われるんじゃないか？と。。。

ただ、そう思う氣持ちと裏腹に、お経が直接、心に流れ込んできて

氣持ちが揺さぶられて仕方がないので、涙が流れるそのままで、

結局、お式の最後まで居りました。

知人は思ったよりも、落ち着いて見えたので、少しホッとしました。

その日は知人も忙しそうだったので、遠くから本当に軽くの挨拶だけで

失礼させていただき、後日、メールにてご連絡をしました。

その時に、ふと、その時の出来事を伝えたくなり、

「とっても不思議なお話なのですが・・・お経を聞いていたら、

　慈愛に満ちているというか、とても切ない氣持ちになって、

　涙を堪えられなかったんです。

　直接の近しい間柄でもないのに、不思議に思われたかも・・・と思い

　最後に書き添えます。」

と、綴って送信しました。

この後、彼女からの返信を見て、私は驚き、同時に腑に落ちました。

お経をあげていたお坊様は、亡くなったお父様のご兄弟で、

子供の頃からずっと、とても仲が良かったとのこと。

急なことだったが、自らがお送りしたいと名乗りを上げて、

当日、読経されたとのことでした。

ご兄弟で過ごした思い出や、喜び・悲しみ、すべての感情を含んだ

愛情いっぱいの読経だったから、あんなにも胸に迫る、

慈愛に満ちたお経だったのか、と。

感情や想いは、

言葉そして態度に波動として乗る、

そして、その波動は人に伝わる。

私たちが普段話している言葉たち。

そして、周りの人や自分に対しての態度。

それらに乗っているエネルギーは、どんなだろうか？

自らが発するものに、エネルギーや波動が乗るのならば、

どうせなら、心地よいものを選択して乗せたい。

そう感じた出来事でした。

あなたの発しているエネルギーには、

何が乗っていますか？

いつも最後までお読みくださり、ありがとうございます

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