アークテリクスの社員研修&PEAKS主催の「クライムオン」というイベントで小川山に行ってました。

 

またまた岩のことしか考えない、シンプルな一週間でした。

 

 

 

 

またも奇跡が・・・・

 

小川山で最も内容が濃いとも言われる「ノーモアレイン5.12b?」を登りにIガイドと計画していたら、なんとチームアークテリクスに新たに加わった藤井快さんと一緒に登れるという幸運・・・。

 

もちろん藤井さんはオンサイト!!

 

わたくし、光栄にもビレイさせていただき、緊張しました・・・。(わたしには一日で登れる内容ではなかったですが、確かにこれは凄いルート!)

 

 

 

最高のメンツで、最高のルートを登りに行く。

 

うーん、小川山の特別な空気感と、藤井さんのもつ透明感が相まって、最高の一日でした。

 

というのも、実は先日わたくしが「レインシェルター」にタマシイを込めていたのも、藤井さんの世界最難「Burden of dreams」のトライに触発されていた部分もあるんですよね。

 

やっぱり人間、だれに影響受けるかはとても重要。

 

ちなみに昨年の今頃は、鈴木ヒデタカさんと「釣り師のルーフクラック」を登りにいっていたわけで…

 

ラッキーすぎます。

 

もう来週死ぬかも。

 


 

 

お仕事で行ってるわけですが、それだけで終わるのはもったいない!

 

毎朝4時起きで、せっせと朝練。

 

 

 

クラックボルダラーとしてのタマシイも少しは戻ってきた!かな・・・??

 

 

 

イベントも大盛り上がり!

 

 

涸沢岩峰群トラバースは「バーテックスアルパイン」で。

 

このためにあるようなシューズでした。

 

 

難しいだけがクライミングの魅力ではないですねー。

 

 

 

空中懸垂したり・・・。

 

 

 

ほんで夜はグランピング。

 

今までショボいキャンプをギャグで「グランピング」と呼んでたことはありますが、これはガチでグランピングでした・・・

 

 

 

なんせシェフ付きですから・・・

 

 

 

キャンプ初体験の藤井さんは「これがキャンプなんですねー」と。(笑)

 

 

なんだかこれから面白い企画だらけで、どうなることやら・・・。

 

とにかく自分自身を鍛えていかないと、面白いもんも面白くなくなる。

 

とにかくシンプルに自由に生きるためには、自分を鍛えるしか道はないのだと、当たり前のことを当たり前に感じた一週間でしたYO。

 

 

 



わたくしの人生、ありえない幸運の繰り返し。

とあるお客さんに「あなたはよほど前世でよいことをしてはったんやわ」と言われましたが、たしかにわたしは現世ではたいしたことはしてない…(笑)

前世のわたし、ありがとう。

いえ実際には呼んでいただいた日本のスタッフのみなさんありがとうございます。


カナダ本社のアークテリクスが代官山にアジア向け商品の開発拠点を作ったんですが、そのオープニングイベントに呼ばれたワタクシめ。

フラッと奈良の田舎から上京する状況。(←ラッパーか)

なにをやるかもわからず
屋上のベンチでミーティング。


ついたら、そのオープニングアクトのスピーカー側でした…(汗)

聞いてないし…

まー普段考えてることとか、ボチボチ話してなんとかなりました…かな?

それにしても隣のお二人の「目」がキレイ過ぎて、なんだか「えーもん見させてもらったな」って感じ。

人生とは…たくさんの美しい瞬間を集めるためにある、と仮定するなら、山以外では最高クラスのかーなーり美しい瞬間でしたYO。

代官山、好きになりました。


すごいオフィス…改装だけで落合の現役最高年俸くらいの費用かけた(億はもう落合でしか分からん)とか…隣は美空ひばりの家やとか。


アークテリクスのカナダのスタッフが関わっており、とにかく端々まですごかった。


アークテリクスカナダ本社からたくさん来てはり、メディア関係と300名くらいの参加者で、もうハリウッド映画で観たような光景が繰り広げられており…

「ビバリーヒルズや…」

としか感想を言えなかったわたし…

話をする側だったため、超高級ケータリングサービスも食べる時間もなく(緊張で食欲ゼロ)、ただただ終わってから空きっ腹に高級ワインを流し込んで…

でもあのワインに浮いてた謎の花のお味は一生忘れられないものでしたYO

帰り道、あー、柴漬け食べたい…と懐かしいフレーズを呟いて…



 

結局のところ、わたしがやりたいことはスポーツクライミングではないんです。それは、あくまでも「稽古」。

 

やりたいのは「実戦」

 

白ひげボルダーの「レインシェルター、2段」に行きました。

 

この特大マット。半分は地面ありません・・・。

 

昨年「池田屋の階段落ち」ならぬ、「白ひげの崖落ち」を2回も食らったわたし。

 

ただの流血くらいで済んでるあたり、たぶん身体が丈夫なんでしょうが・・・・(笑)

 

トレランやっててよかった。

 

その崖落ちが軽いトラウマなのか、バックドロップを食らいそうになる鬼レイバックが出来なくなっており・・・・たぶん出力を自分で制限するようになってしまったんでしょうね。

 

痛めていた左の上腕筋が断裂しているのも関係しているのでしょう。

 

生きることは、日に日に可能性がなくなっていく。

 

しかし、その現実を見据えつつ「この世界で美しいラインを探し、それを必ず登ること」

 

わたしが山岳ガイドとして、もっている価値はこれしかありません。

 

それ以外に本当になにもない。

 

7,8,9月の予定すら何も立てていない(←それはさすがにやっておけ)

 

 

 

アークテリクスミュージアム(もう終わってますが)で展示されておったワタクシのジャケット。(写真提供HJ君←わたしが一番うざいと思っているヤツ)

 

最近はJUJUのカバーアルバムを聴きすぎてしまったせいで、ラブイズオーバーの「最後にひとつ、自分をだましちゃいけないよ」って言葉を毎日考えている次第です・・・・ありがとうJUJUさん。

 

 

 

ついに帰ってきたー!!

 

諸事情により長期離脱していたタツが戻ってきた!!

 

うーん、うれしい。

 

 

 

久しぶりの椿岩は、5年前「マジで意味不明」と一手もできなかった「シザーハンズ5.12ab」のリベンジ。

 

登れはしなかったものの、ムーブは解明できました。

 

かなり厳しい内容でグレードも激辛な感じはしますが、ハイテンションボルダームーブの連続でとても好きな内容でした。

 

次回登りたい!

 

まー初めて椿岩に来たのは22歳くらいの時で、まさか49歳になってもこんなに「打ちひしがれて」いるとは思ってはいませんでしたが、まー最近ちょっとベテランの領域に片足を突っ込んできたのか、「ムーブの解明」がかなり出来るようになってきました。

 

進歩です。

 

 

 

 

そして本題、オールド先輩の新作「クレイジークラック5.10cd」へ。

 

関西ではそうそう見られない見事なスプリッタークラック!!

 

下部のフェイスムーブから、ハンド~フィスト~オフハンドへと変わりゆくクラックの王道ルートです。

 

 

 

まーわたくしめは無事オンサイト。上部はリービテーション使いました。

 

クラック内が河原特有のツルツルなサーフェイスで、ハンドやフィストのジャムだけでなく、「テコ」を効かさないとスッポ抜ける感じで、かなりテクニカルなクラックでした。

 

名張や瑞浪にあっても存在感十分な内容。

 

こんな素晴らしいクラックはそうそうないので、★★★は間違いなし!!

 

グレード的にも内容的にも瑞牆の★★★である「N字ハング」に負けてません。

 

椿岩から車で5分の河原にあるんで、「スポート&トラッド」を一日で楽しめるのも素晴らしい!!

 

あ、椿は東海かな?まー関西&東海在住のクラッククライマーはマストです!!

 

 
大峰オクガケ以上にハード?とも言われる台高縦走に行きました。
 
尾根の脇でグランピング=グラマラスキャンプ(←どこがや)
 
しかし愛用テント、サマヤから見る風景は星野リゾート以上。
 

 
盟友、グッとウルフビール社長に送迎してもらいましたよ。
 
これを5本は上げれるよう体力つけないと…と反省。
 

 
うーん、いい感じ。
 

 
雨にやられました。
 

 
敗退して、夢のキャンプ地へ。
 

 
世の中、円安や年金不安やイロイロゆーてますが、若いものに教えたい。
 
足腰強くて、焚き火できる遊び方知ってたら人生問題なし。(笑)
 
 
 
焼き芋も用意しとくべきだった。
 
まだまだアマいワタクシ。反省しかない。
 

 
そやけど、車でキャンプ場に行き、焚き火して「これやで」とかゆーてるやつ、「おまえはヒロシかっ!」と思いますけど。(注︙ヒロシをビーバップハイスクールのヒロシと思った人、いないとは思いますが、いたらアナタは私と同じ感性です)
 
なにごとも、なんちゃってはよくない。
 
テントがないとイケない山登りしよーぜ!
 

 
映画「霧の淵」の舞台そのもの。
 
イチバン運が悪かったのは「入之波温泉」が定休日とゆー。