3月からちまちま書き進めて5月が近いとか思ってたらもう5月で連休もおわっている。あっという間に時間が経ちます。新刊読みました。
入院、手術、術後の翌朝までの過ごし方について話していきたいと思います。退院まで一気に書こうとしたら長くなりそうなので。
とはいえ、入院も手術もはじめてのこと尽くしでどこまで一般的なのか病院独自なのかわからないのがむずかしいですね。
印象的だったことを箇条書きで
・入院当日まで病室が不明
差額無しの大部屋希望してましたが、入院当日になってみないと病室の空き状況が分からず、もしかしたら個室等になるかもという話でした。そんなものなのかーと思ってたのですが、実際入院してみて、退院のタイミングって本当にその前日とかに決まる感じだったので、そりゃあわからないなと。ベッド周辺の掃除などもあったりで、病院関係者の人たちすごいなという気持ちになりました。
・看護師さんたちがすごい頼もしい
通院してるときも薄々思ってたんですが、何かすごい親切な人ばかりでした。
外来の方だと敬語不馴れな感じで、でも患者さんにとってこれは知っておいた方がいい!っていうことを懸命に伝えようとしてくれる若い看護師さんが印象に残ってるんですが、病棟の看護師さんは敬語は本当に最低限で、てきぱき看護してくれてる感じがすごかったです。
見回りのタイミングとか大体私の方でもこの時間はこれするんだろうながわかるようになるので、そのときにこれお願いしよう、あのこと聞こうなど準備できるようになりました。
手術の前日に夜勤で少し会話してくれた看護師さんが、手術後の一晩が一番辛いと思うけど、そのあとは大丈夫!って明るく励ましてくれたのがすごい支えになりました。
なんというか、患者さんは患者さんであって、お客さんとかとは全然違う立場なんだなと入院して改めて感じました。
・暑い
大部屋なので、空調が望むとおりにはできず、外が寒かったり、自室が15度前後で過ごしてた身に22度から25度くらいの室温は暑くてしんどかったです。暑くて眠れない。
4日くらい我慢してたんですが、ダメ元でアイスノン借りられるか聞いたら貸してもらえました。もっと早く言えばよかった。
・ごはんおいしい
病気とか体調次第なのだとは思うのですが、病院の食事ってもっと薄味でお粥みたいなものがおおいイメージでいたのですが、手術当日以外は普通のごはんをもりもり食べてました。学校給食みたいでおいしかったです。
毎日の楽しみでリハビリしながら献立表見てました。
・手術について
手術の前日に入院、入院の説明を受け、病室が決まるまで待ち、病室に着いたら荷物を棚に収納、入院着に着替え採血などの検査やCTを撮るための痛みがじわじわ残る注射とCT撮影。手術着の説明(紙パンツとか、むくみ防止の靴下とか、手術の予定時間とか家族と面会するタイミングとか)
を受け、21時までに食事を済ませて22時消灯。
翌朝ポカリみたいな感じのゼリー飲料を飲んで以降は飲食完全禁止(うがいなどで口の中を湿らす程度はオーケーとのことでした)
私は昼過ぎの手術予定だったので、おなかすいたなーとなりつつ手術着に着替えたりして過ごす。靴下というかタイツ?の圧迫感がすごい
呼ばれて手術室までは徒歩で移動。途中で家族と面会。この辺はコロナ禍で、お見舞いなどが制限されてたりしてた関係もあると思うので今はもう緩和されてるといいですね。貴重品を預けておく。
手術室前で最後の問診。
手術室に入ったら、紙パンツ1枚の状態で台に寝転び点滴とかなんか色々装着される。
酸素マスクを不織布のマスクの上から被されてこれでいいのか??となりつつ。
点滴が腕にさせず手の甲に。
麻酔を投与しますの声と数数えつつゆっくり呼吸してくださいといわれたとおりに呼吸したところで意識がなくなる。夢もみてなかった気がする。
目を閉じているはずなんだけどあたりが明るい感じがしてぼーっとしてるときに、なんか運ばれてる感覚もしつつ、病室につきましたよー終わりましたよーの声が聞こえる。
眼鏡かけてないので正直なにもよく見えてないけど、華族が近くにいるのがわかる。
手術したあたりの痛みはそこまでなく、点滴やらむくみ防止のマッサージバンド?が足についてたり心電図がついてたりで拘束されている感じがすごいのと、喉の痛みががが。
やや意識が朦朧としつつも、お医者さんから手術の内容を聞く。
◼️予定より長くなってしまったのはセンチネルリンパ節への転移が見つかったので腋窩リンパ節郭清もしたから。
◼️喉の痛みは麻酔のチューブが喉を傷つけてしまったから?でよく起こることらしい。しばらくすれば治る
(3日~4日くらいトローチもらってよくなりました)
◼️水はまだ飲めない
とりあえず手が届くところにスマホとペットボトルの水をおいといてもらい、ひたすら休むことに。
・術後~翌朝までが2度と味わいたくない時間
嫌だけど2度目があるならその前にもう少し痩せておきたいなと強く思いました。
理由としては、腰と尻がひたすら痛い。寝返りがうてず、上半身がやや上がり、足も少し曲げられた状態で寝ているため重さが腰、尻に集中しやすくてとにかく苦しい。点滴が甲にあるからちょっと手首動かすと液の流れが止まりやすいみたいで3度くらいナースコールのお世話になりつつそれがいやでとにかく動かないようにがんばってました。
暑さで寝苦しいとか傷の違和感とかもなんですが、
むくみ防止のマッサージ帯みたいなものが両足のすね?辺りに巻かれていて、不規則にシュコーシュコーと音がなりながら圧迫したり緩めたりを一晩中続けるのでうるささもやや気になるし、大部屋だから他の人にも申し訳ない気持ちとマッサージの刺激でうつらうつらしかできてなかった気がします。水が飲めるようになったのが夜の0時前後とかで、その辺りからスマホで時間も見るようにしてて、30分に一回くらいスマホ見てましたね。
スマホ充電器にさして、枕元に置いといてとお願いしててよかったー!ってなりました。
このときの状態を他の人の視点から見てみたかったですね。一応こんなか?と図にしたものもあるんですが、
部位ごとの状態↓
頭…熱っぽい、ぼやーっとする、ある程度自由に左右は動かせる、
胸…包帯とか用意していたバンドで固定されているため、着物着るときにさらしをまかれている感覚。痛みはそこまでないけど拘束されている感じがある。あと多分心拍数とかはかるコードがつながれてた
左手…ナースコールをすぐ押せる状態かつ間違って押さないように気をつけていた。点滴が手の甲にあるため、あまり動かせない
右手…動かすとつっぱる感じかあるものの、枕元のスマホや水を取れる状態。あとあと知ったけど、むくみ防止に無理のない頻度で動かしたり高めの位置にしておくのもいいらしい。実際翌日両手とも普段以上にくりーむぱんで、手がしっかり握れないくらいだった。
腹腰尻……お尻が痛くなるので、腹筋と足を踏ん張ってたまに軽く浮かせるようにしてたけど、腰もしんどい。尿道カテーテル?とおむつも麻酔で寝ている間につけられていて自分が排尿しているかが全然自覚できず、おむつも濡れたりしてるのか、ただ予備としてされているのか?腹に力入れて便意とか催す可能性とかないのか?とすごい心配になった。どこまできいていいのか分からないし話すのも億劫でそのまま一夜。寝返りがうてないのってこんなにつらいんだね……
足…むくみ防止のマッサージ機。ネット情報だと人によってつけたりつけなかったりらしく、高齢者の人とか肥満の人、つまりむくみやすい人がつけるものらしい。痩せねば……と強く心に誓いました。(何度でもいう)
・術後の経過
翌朝起き上がってみましょうということで点滴のスタンド?を支えに起き上がる。ネット情報で、起き上がって多少歩ければ点滴とか色々外れて朝から普通のご飯が食べられるときいていたのでがんばるぞーと思っていた。
しかし起き上がると気づかなかった2つの小袋(ドレーン)が脇から。入院着のポケットに入れてくださいねと言われて入れつつ、おむつとかの違和感がすごいもののおそるおそる立ち上がり、歩き出す。と3、4メートル歩いたあたりで吐き気が。しばらく止まってまた歩いて、何とかベッドまで戻る。看護師さんから、一人でトイレとかも行けそうか聞かれてゆっくりなら多分何とかと答えて尿道の管を外してもらい(思ったよりはいたくなかった)、点滴も外してもらう。
胸のベルトとかの巻き直しや、ドレーンの中身の回収をしてもらって、ひとごこちついたところでひとりでトイレへ。
ネットで、排尿痛とか、血尿が出る場合もあるなど見かけてこわごわしていたが痛みはなく、ほっとしたのも束の間、右手の可動域がかなり狭まっていることに気づいて愕然とする。あとなんかもうとにかく腕全体の感覚がおかしい。正座したあとの脚とか、献血で採血失敗して神経傷ついたときとか、それを足して経験したことない不可思議な状態。これはまたあとで、退院後の経過とかとあわせて話していきたいな。
長くなってきたので、術後翌日~退院まではまた次の記事で書いて行きますね。記憶が薄れていったりしているから早く書き終えたい。