【試乗車】
クラウン CROSSOVER G Advanced
【動力】
2.5Lハイブリッド・E-Four
【外装色】
プレシャスホワイトパール
【内装色】
ブラック
【シート素材】
上級ファブリック+合成皮革
【車体価格】\5,100,000
《内装》
インテリアの全体的なデザインとしては
個人的にはスッキリしていて嫌味が無い印象。
エクステリアと比べると、かなり大人しい感じがしました。
そして・・・とにかくプラスチック感が強いです。
この価格でも、助手席の前後・背もたれ調整が手動だったり
運転席シートメモリーが付いていなかったり
質感だけではなく、装備面でも物足りなく
金額を考えると、かなり割高感が出てますね・・・
(ハリアーの内装のほうが1ランクは上だと思いますね、、、)
肘を置くスペース以外は
一応・・・固めのソフトパッド素材にはなっていますが
高級車感はゼロに近い感じがしました。。。
後部座席への乗り降りは楽でした!
楽な体制で自然に乗り込める感じです。
ブラックオンリーの内装色よりも
他グレードではホワイトなども選べますので
そちらを選んだほうが、質感も多少は良くなるかも・・・
《走行》
まず、静粛性全般に関して
・ロードノイズ
・エンジンが掛かった時のエンジン音の侵入
・停車中の外部からの音の侵入
・段差を通過したときの雑音の侵入
・回生ブレーキ特有の音の侵入
・踏み込んだ時のエンジン音の侵入
明らかに先代クラウンよりも
全ての雑音が抑え込まれてました。
これは先代モデルを乗ったことある方なら
誰もが驚くというか気付くレベルだと思いました。
タイヤの差もあると思いますが
遮音材・吸音材などの防音対策が先代モデル以上に
しっかり行われたのを感じることが出来ました。
あとは、全幅1800mmを感じさせない
前方・側面・後方の視界の良さに驚きました。
SUVっぽい目線の高さもあり、とても運転しやすかったです!
走行性能は満足感が高いものになっています。
走りだけなら、先代モデルよりもクラウンっぽいですね。
それだけに内装の質感の低さだけは
どうにかしてほしかった気もしますが・・・
金額的にもこれが精一杯だったのかな。って感じですね。
クラウンとして考えると違和感が残りますが
クルマとしての魅力は先代モデル以上だと思いました。
以上。