シャッフルブーム | 日々のカンゲ記 ふろむパリ→トーキョー

日々のカンゲ記 ふろむパリ→トーキョー

日々の感激と観劇のきろく。パリ生活のこと。

最近i-podをシャッフルにして聴くことにはまっている。

私のi-podには、本当に自分を表すかのような趣味のわけわからなさ、一貫性のなさがそのまま出ているので、自分で聴きながらあまりの神出鬼没ぶりにギョッとする。

音楽(ジャンルも一貫性なし)→AMラジオ(MJ みうら の方)→フランス語の教科書→クラシック(バレエ音楽)みたいな。

自分で書いていて なんだこれ。

音楽は、その時の記憶が蘇る。
私はなんでものめり込むとそればっかりになってしまうので
自分内ブームが来るとそればっかりで、
ブームが次のものに移行すと聴かなくなってしまう。
だけどシャッフルで聴くと、その時々でハマっていたものとともに過去が
いきなり半ば暴力的に 現在 に混入してくる感じでギョッとする。
だからシャッフルで聴いていると気持ちが忙しくなるw

クラシックは、練習の為にいれたバレエ音楽がほとんどだけど
仕事する時にクラシックってすごくいいって最近気づいた。
振付けと映像がすべて頭に浮かぶ。


でも 私にとってのNO1はやはりチャイコフスキーの白鳥の湖だ。
白鳥は、節目節目に踊っていて、自分的には特別な作品だ。やはり。
練習が苦しかったこととか、でもその分本番が感慨深かったこととか。
やはりそこには色々な犠牲もあったけど、それに余りあるやりがいと
好きな気持ちがあったからだな、とか。なんか青春の1ページだわ・・・
音楽を聴くだけでウルっとしてしまう。

それと同じ感じで、(全然自分とは比べ物にならないけど!)バレエをみたり
浅田真央ちゃんとか、その他アスリートとか見ると
その美しさに感動するとともに、その背景を感じてしまって
余計に感動してしまう自分がいる。
絵画もそう。
このサラっと描いた絵にどれだけの試行錯誤を加えたのか、とか
そういうことを感じて何かじわーっと感動してしまう。

だから、自分が好きなものはとりあえずやってみるのはいいことかも、と思う。
バックグラウンドを知ると違った印象を持って見えてくるものって多い。
まだまだ知らないことはたくさんあるけど。
いっぱい見たいな。そうしたら人に対しても優しくなれる気がする。
優しい ということは 想像力があるということなんじゃないかと思うから。

私はまだまだ想像力が足りないな~
優しい人に なりたい。