胃のない生活闘病記

胃のない生活闘病記

2011年7月胃がんの宣告。胃全摘出手術。幸い早期ガンではありましたが、安心はできません。5年間転移をしないことを祈りながら、自分の経験が、胃がんを患ってしまった方のためになればと思いブログを書きます。

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友人が胃がんになった。

不思議なもので、自分が胃がんになった後、
周囲の人で胃がんになった人がいる。

がんセンターまでお見舞いに‥‥

結局は、腹膜播種を起こし、
手術は中止となったらしい。

いたって本人は元気だ。

しかしステージは1から一気に4までにあがってしまった。
当然、5年後の生存率も変わってしまう。

自分はとりあえず胃の全摘手術だけで
退院をすることができた。

しかし、あの病棟の中には、
今だにそれがかなわぬ人たちが大勢いると思うと、
とりあえず生きて病院を出た自分の果たすべき役割について
考えた。

昔は5年後の生存率にこだわっていた。
実際にがんといわれば、必ず気になる数値である。
しかし、最近は、あまり気にしなくなった。

たとえ生存率5%といわれても、
生きるか死ぬかにしてみれば、
いずれの人も50/50の確立になることは間違いない。

統計的な数字はあくまで統計的な数字にしか過ぎない。

それよりも、自分がこの世で果たすべき役割について
これからも真剣に考えていきたい。