アカラクリニックでは、今年の夏前に「皮膚科をやる!」と宣言していたのですが、
結局よい皮膚科医が見つからずに皮膚科を開けないでいます。
期待していただいていた患者さん、ごめんなさい。
なんとか来年度からは、と思っていますが…
でも当院には、皮膚科で長く勤めていた看護師が数名勤務しています。
なので、ちょっとした皮膚の問題は看護師に相談できるのです!
以下の文章はその看護師からのものです。
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今回は、皮膚科で学んだ「皮膚とこころとからだの関係について」ご紹介したいと思います。
皮膚はこころとからだ内部の状態と密接な関係があります。例えば、皮膚のかゆみや湿疹が、からだ内部の異常(糖尿病、膠原病、肝機能障害など)から起きていることがあります。
その際には、状態によって採血や超音波などで原因検索を行い、原因を取り除いたり、コントロールをつけたりする治療が必要となってきます。
また、ストレスが強い状態にあるときに、からだをつい掻いてしまったという経験はないでしょうか?皮膚は目に見え、手で触ることができるため、こころとの強い結びつきがあります。皮膚はダメージを受けると再びかゆみが起きやすい状態になります。
掻く→かゆみが増す→掻くといった一連の動作が、皮膚の状態を悪化させてしまうことがあります。皮膚の状態がよくないと、周りからの視線が気になり、気持ちが消極的になってしまったことはありませんか?人に見られたくないと視線をそらしたり、行動範囲が狭まってしまったりすることもあり、皮膚の状態が社会生活にも影響することがあります。
そのため、皮膚をいい状態にコントロールすることで、こころの状態もよくすることができることがあります。
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いかがでしょうか。
皮膚とこころは深くつながっているのですね。
また、当院は「おおふな皮ふ科」との連携があります。
難しい症例については院長に相談させてもらったり、紹介したりしていますのでご安心くださいね!