4年に渡る旅日記が遂に完結!!!
是非合わせて読んでみてくださいね~

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エピローグ『そして・・・』





次なる挑戦


夢は・・・









世界旅行。




そう、自分で描ける夢は自分で実現できる!!!


あの時踏み出したのはほんの小さな一歩


だけど。。。





 自分と未来は自分で変えられる!!!






では、みなさま、またどこかで。





行ってきます・・・












「マリモくん」と❤















マサラ日和








    完?







いえいえ、むしろこれからがスタートです。


世界旅行に向けて地道に準備開始!!



間が空くかもしれませんが、

またこのブログで経過報告しま~す。



なので、たまに覗いてみて下さ~い!!


では、また!!









つづく


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4年に渡る旅日記が遂に完結!!!
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インド『50,山のあなた』


成田空港に着くと、たった2ヶ月しかたってないのに


目に映るもの全てが新鮮に思えた





日本に着いたのは昼の12時


11:20発の地元へ帰る高速バスは、定時通りに出発していて、

おっ、遅れてて乗れた!なんてはずもなく・・・

カウンターの女性はニコリともせずに冷たく「次のバスは15時です」と言った





う~~ん、日本に帰ってきたんだなぁ。。。





空港で、「香港行きの飛行機が1時間遅れております。次のアナウンスは30分後13:30でございます。」

って、アナウンスを聞いてあまりの親切っぷりにビックリっヽ(*'0'*)ツ




何度理由も分からず何時間も待たされた事か・・・




なんて、サービスが行き届いてるんだ!!!日本!!




さざえ、感激!!



逆に、ここまでのサービスを求められてるって事でもあるのかな・・・








バスの窓から見えるのは、色彩を無くした冬の日本・・・









そして、私は地元のバス停まで迎えに来てくれた両親に


車の中で、おじいちゃんが12月23日に亡くなったと聞いた




そのままおじいちゃんの家にむかい


数日お風呂にも入っていない、汚い格好のままでおじいちゃんの仏前に手を合わせた


もうおじいちゃんは骨になっていた






帰国したばかりで、沢山の楽しかった、ステキだった、わくわくした体験を話すつもりだった私は


言葉を発する事もできなかった




突然の死は現実として受け止めることもできなくて・・・





私に言おうか本当に迷ったって両親は言ってた


動揺させて、何かに巻き込まれないか心配だったし、


私に旅を中途半端に終わらせて思いを残して帰って来てほしくなかったって・・・




お葬式には会場に入りきらない位の人が来たって

骨も立派だったって皆が言っていた

呼吸が止まっても心臓は丈夫で動いてて、そのうち本当に眠るみたいにすーーっと亡くなったんだって






はじめ聞いたときは言って欲しかったと思った




だけど、同時に、私が現実に過ごした12月23日から1月9日までの日々が無かったのも考えられない



それ位私にとってその間に出会った人の存在、日々の出来事は大きくて。。。なかったことには出来ない






私がマラビカさんの神の宿ったダンスを見てコンサート会場で涙が止まらなくなった日


あの日がおじいちゃんの亡くなった日


きっとおじいちゃん 会いに来てくれてた




インドで充実した日々を過ごしてた私をきっとおじいちゃんも喜んでくれるさ!と思うほかない


おばあちゃんや両親には感謝の気持ちしかない






ヒンドゥー教の聖地バラナシのガンガーのガートには2つの火葬場があって


毎日毎日インド各地から遺体が運ばれて大量の薪で燃やされるの



なんかキャンプファイヤーみたいだった。。。


途中で長い棒で焼かれてる遺体をパンパン叩いたりして砕いたりしたり。。。


早く燃えるためなんだろうけど、「えぇぇぇ??」って感じだった



ヒンドゥー教では死後この火葬場で焼かれてガンガーに流されれば、現世の罪は洗い流されて輪廻から解脱することが出来ると信じられているんだよね



だから故人は最高に幸せ



そんで遺族もハッピー




ガンガーに抱かれるバラナシで過ごしていて、死も生の一部でしかないと感じた



でも、いざ自分の事となったら、なかなかすぱっといかない


「死んだら灰になるだけさ」


なんて、達観した気持ちには到底ならなかった



死は身近に感じるどころか、遠く離れていくようだった




でもさ、最後におじいちゃんの病室にお見舞いに行った時、おじいちゃんがびっくりする位の力で手を握って「さざえちゃんも頑張ってね」って言われたんだよね。。。


だから、私は前を向いていかなければいけないんだ




彩りの無い日常

そこに色をつけるのは自分








家に帰り、自分の部屋に2ヶ月ぶりに入ると、カエルのお守りが置いてあった



妹ワカメからの「無事カエル」のお守り・・・





私の出発直前に、ワカメのお腹に宿った新しい命


行く前にはまだぺったんこだったのにもう安定期に入ってぷくっとしててさ



両親はおじいちゃんにかかりきり、姉インド(兄もいますが)の状況で結婚式のこととか引越しとか全部旦那と二人でやったっていうのにはお姉ちゃん感動


でもちょっぴり切なくて


いつも私に頼ってたちっちゃいワカメはなんでも自分で出来るようになってたんだ。。。






母親の車では徳永英明が中島みゆきの「時代」をカバーした曲が流れてて



まわるー まわるーよー 時代はまわるー


別れと出逢いを繰り返ーし

今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩き出すよ



だって!そんなの泣くしっっ








父親が出発前に贈ってくれた詩がある


私の旅ノートのはじめのページにその本のコピーが張り付けてある




  『山のあなた』

      カール・ブッセ

      上田敏 訳



 山のあなたの空遠く



 「幸」住むと人のいふ。



 ああ、われひとと尋めゆきて



 涙さしぐみ、かへりきぬ。



 山のあなたになほ遠く



 「幸」住むと人のいふ。




山の遥か彼方には『幸せ』があるらしい


仲間と共に山を越えて探しに行ったけど、そこには見つからなかった


そこで「山の彼方のそのまた向こうには、『幸せ』があるらしい」と聞いた・・・




青い鳥

アルケミスト


星の王子様




大好きな本の主人公たちが、幸せを、大切なものを、宝物を、最後に見つけるのは決まって・・・。





幸せはもうその手の中にある


大切なものは目には見えないんだよ


宝物は身近にあるじゃないか




きっとそれは真理



でもそれがわかったのは、遥か遠くまで一人で来たからなのだと思う








多くの賢者がそう言ってるからって



疑い深い私は自分で体験してみなければわからないの





この2ヶ月の出来事は、他のどんな体験とも違う日々だった



人から聞いたどんなすばらしい話しだって、面白い体験だって、


自分自身が体験したどんなちっぽけな事にも及ばないのだと思う







帰りの飛行機で日本人の建築デザイナーさんと隣になったんだけどさ




アメリカに18歳から18年間住んでいて、インドには仕事で半年居て久々日本に帰国するところだったの


大学でもうすぐ卒業!ってところまでマネージメントを学んで、あと少しのところで建築に転向したらしい





「人間、我慢して生きててもつまらない。楽しく生きなきゃ!!」



と断言していた。




私がインドへ行ったきっかけや理由を話すと、やりたい事がわかってるなんて、それだけでハッピーな人生だ


そういうことを生かすべきだよ!!


と言ってくれた。





要所要所で、自分を方向付けてくれるキーパーソンに逢えてる


でも、もしかしたら、今までもそういう人に逢っていたのかもしれないな


ただ、今までは聞く耳や納得できる心を持っていなかったから受け入れられなかっただけなのかもな






文句を言いながら生きるのも一生




毎日幸せといいながらニコニコ笑って過ごすのも一生






出来ない理由を探すよりも、出来る事を探してひとつずつ挑戦していこう・・・





あれから4年。





旅の途中で見つけた小さな夢に向かって少しずつ挑戦してきた


このブログを書くきっかけになった、2度目のインド旅行にも出かけた


ヨガも少しずつだけど、発信する側になった



自分には無理だと思っていた事も少しずつ実現してきた








他人と過去は変えられないけれど





自分と未来は変えられる 





そう信じて、これからも・・・




こうやって、振り返りブログがなんとか完結したのも


皆様のおかげです!




本当にありがとうございました!!!










そして・・・







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4年に渡る旅日記が遂に完結!!!
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インド『49,ノープロブレム!!!』


インド最後の日


私が向かった先は宿から歩いて30分ほどのタージマハルホテル


☆ マサラ日和 ☆

だって最後ですものね!


☆ マサラ日和 ☆

キレイなトイレで顔洗いたいじゃない!!!


タージホテルトイレ

最後だから美味しいもの食べたいの~とか、

ましてや泊まりたいわぁ~なんて思ってないのよ??





ただただ、こんな屋上にあって、従業員がたむろしていてジロジロ見られている中



トイレ

トイレもシャワー(青のバケツに水ためて浴びます)も一緒くたの


ビシャビシャできったないところで顔なんか洗えない!!!



(あ、昨日お風呂はもちろん入ってません・・・余計不快な気分になりそうだし)



トイレ2


最後の買い物をして、最後のパッキング


まずは全部取り出して、バックパックを上下に振る





バラナシでマリモがバックを空けたら、勢いよくネズミが飛び出してきた のを見た私としてはここは慎重に・・・


日本で開けたときに、ピョンっっと招かざる客が飛び出たら泣きますからね





パンパンに膨れた荷物に


破れたところをガムテープで補修して使ってた汚れたバックパックカバーをかける






宿の人が呼んでくれたタクシーに乗り込み、空港へ向かう



とっても優しいタクシー運転手さんはタミルナドゥ州出身みたいで、チェンナイに娘が居るって言ってた




「インドは好き??」


って、聞かれたから




「大好きだよ!すごくいい国!!」って言ったんだ


だって本当に好きだからね(≧▽≦)




インド人てすぐそう聞くんだよね、んで好きっていうと「そうだろ~!!」ってにこにこするの





でもそのおじさんは「悪いところもあるんだ」ってきちんと言える人だった



「救急車が通っても、誰も車よけたりしないんだ。Crazyだろ??」って


日本はすごくきれいで良い国だ。インドは汚い!って怒ってた




橋に差し掛かった時、運転手さんが言った


「右側を見てごらん。」



「大きなビルがいっぱいあるだろう?

ここは外国の企業のオフィスが沢山あって、ビルやホテルも沢山建ってるんだ」


☆ マサラ日和 ☆


インドにこんなところが!?と驚く私に更に言った





「左側を見てごらん??」



☆ マサラ日和 ☆



「ここがインド最大のスラム街だよ」




橋の左右でこんなにも違うのかと驚く位の光景だった



右側にはスーツ姿のサラリーマンや、ジーンズにショートカット姿のインド人女性が颯爽と歩いている




橋を隔てた左側には裸で真っ黒になった子供が屋根に上っていて、こちらを見ている


埃なのか、何故だか空までモヤがかかってて、空が繋がってるとも思えない位だった






「インドは富が一部に集中しすぎてるんだ・・・」と悲しそうにおじさんが言った






インドには色んな面がある




びっくりする位嘘つきの人も居るけど、信じられない位親切な人もいる


汚いところも多いけど、いつまでも見ていたい位美しいものも沢山ある


20Rsでお腹いっぱい食べられるけど、1000Rsを使うようなお店で奢ってくれるインド人もいる


おやじの汚い指がガッツリ浸った料理を売る露店もあるけど、フィンガーボールで食事後の右手を洗う店もある


一年中暑い場所もあれば、いつでも極寒の地もある




ヒンドゥもイスラム教もキリスト教も仏教も全てが共存している



そのどれもを”面白い”と受け入れられる私は、やはり当事者じゃなくて旅行者だからなのだと思う


それは少し切なくもある






それでも、インドが大好き!!!また絶対来たい!!!と思える旅になった事がすごく嬉しい



インドに来た人って、どハマりするか、二度と来たくない!って思うか


その答えは 0 か 100 ってよく言う






私の周りには前者が圧倒的に多いけど

詐欺にあったり、悲しい思いをした子にも会ったりした


だから、単純に、 皆行ったら良いよ!! なんて言えないけど

でも、こうやって行動しなければ分からない事はとても多かった



私にとって、かけがえ無いのない2ヶ月間だった事は間違えない








ムンバイの空港に着くと、昨日の国内線のキャンセル&遅れに続いて日本への便も遅れていた


もちろん、アナウンスは一切無しっっ




なんとな~~く、まだかなぁと待ってる内に数時間たっちゃうパターン


結局飛行機は4時間以上過ぎてから出発した



理由聞いても・・・わからず・・・



いつものように、空港の人は「ノープロブレム、すぐ来るから」



よくわかんないけど、別に急いでないし、まぁいっか~

仕方ないね、ノープロブレムノープロブレム!







ノープロブレム・・・


この旅で何十回、いや、何百回聞いた言葉だろう。。。。




「ノープロブレムだと?!あんたにとってはノープロブレム!

でも、私にはプロブレムなのよ!!」



何度そう怒鳴った事だろう・・・





なのに、いまでは、あんなにむかついた言葉を、私もつぶやいてるなんて。。。





完全にインド病・・・




でも・・・悪くないかも・・・:*:・( ̄∀ ̄)・:*:




つづく・・・



次回最終回です!!最後までお付き合いくださいませ。

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