ども。

天気いいですねぇ~

暑いの苦手な私としては、これからの時期はほんと我慢大会になるのでしんどいのよね。


前回予告通り、Mキャロの使い方をば少し書きます。

もちろん私なりの使い方なので多少他の方と違う部分もあるかもですが、初めて使う方や使い方が良くわからない方の参考になればと思いちと書きますね。


まず、確認事項。

なぜMキャロを使うのか!?


ブームだから?

釣れると聞くから?

なんとなく?


まぁ、きっかけはどげんげんよかですが、一応TICTのモニター(何もしてないですが・・・)としては「とりあえず使ってみてください。」と言っときましょ(笑)

もちろんMキャロが売れたけんて私には一文も入らんですが、新しい商品はどんどん出てくるでしょ(笑)


じゃあ、なんでMキャロを使うのか?

メリットとデメリットを考えてみましょ。


メリット

・一番は飛距離が出る!

・ある程度の風があっても釣りが出来る。

・レンジキープ力がある。

・フォールスピードを調整できる(テンションフォールでスローになど)。

・ラインテンションを掛けやすい。

・バックスライドフォールで水中でも飛距離が伸びる。

・水深があるところも攻めやすい。

・軽いジグヘッドやノーシンカーのフックが使いやすい。

・Mキャロの種類の使い分けで飛距離やフォールスピードを調整できる。


デメリット

・リグを組むのがめんどい。

・費用が掛かる。

・アタリを取るのにコツがいる。

・動きを理解していないと何をしているかわからない。

・ライントラブルを起こす事がある。

・着水音が大きい。

・飛距離が入らない所では不利だ。

・ドシャローだとロストしやすい。



まぁ、メリットとデメリットはこんな感じでしょうかね。


簡単に説明するとMキャロを使う一番のメリットはなんと言ってもその飛距離ですね。

通常のジグヘッド単体で狙える飛距離の単純に2倍以上の飛距離が出せるので、その分広範囲に探ったり、より遠くのポイントを狙い撃つことが出来るのがMキャロの一番の魅力ではないでしょうか。

(例としては1gのジグヘッドで15mぐらい投げれるならMキャロのN-4.6gで30m以上は投げれます。)


そして差が出るのが風があるときでしょうかね。

ジグヘッド単体では風がある時にどうしても飛距離が落ちて釣りにくいですが、Mキャロを使用すると多少の風でも飛距離を出せるのは非常に大きいですね。


Mキャロの一番の特徴が飛距離なら2番目の特徴は、沈む時にバックスライドしながらフォールしていくことでしょうか。

このバックスライドフォールのメリットは、沈む時に沖に向かって沈もうとするので沖に向かう分飛距離が伸びるという点が1つ。次にMキャロが沖に沈もうとする特性のお陰でリトリーブをしたり、さびいたりする時に自然とテンションが取りやすいというのも利点でしょうね。


※Mキャロの沖に沈もうとするバックスライドフォールとMキャロの種類による沈降速度の違いを詳しく知りたい方は、TICTのHPに説明画像があるのでそれをご覧下さい。 TICT Mキャロ沈降角度  http://tict-net.com/movie.html


もちろんこのバックスライドフォールの時にデメリットもあります。

それはMキャロが着水し、沈もうとする時にバックスライドするとどうしても重さの関係(Mキャロがフックより重いの)でMキャロが一番最初に沈もうとします。

そしてMキャロから先のリーダーとフック(ジグヘッドやカブラなど)が後を追うように沈んでしまうので、その際にフックまでのテンションが抜けてアタリが出にくかったり、ラインにコブが出来たりするライントラブルが起こったりします。これがMキャロの一番のデメリットではないでしょうか。


ちなみにこの問題は、フォールさせる時に少しテンションを張るこ事とリーダーの長さを少し短くする事でトラブルが減ります。なかなか文字で説明するのは難しいですがほんの少しの事で改善できますよ。


ちなみにリーダーの長さですが、私がフォール中心でやる場合はリーダーは20cmがベストと思っています。

流れが速い場所や根が荒い場所では特にオススメで、どんなシュチュエーションでもトラブルが一番少ないです。逆に長く取るときはリトリーブ中心で、流れが緩い時はやや長めに取ることもあります。それでも30cm以上にする事はほとんど無いですね。


よくこんなに短くて大丈夫なの?魚がスレたりしないの?と言う人もおられますが、正直10cmでも問題ないです。

ただ、リーダーが15cm以下の場合は、フックの動きが悪くなってナチュラルに誘えなかったり、逆にアクションが伝わりすぎて動きが激しくなり魚に警戒されたりすることもあるようなのであまりススメマセン。


アジングに大きな誘いやアクションはあまり必要なく、あくまでも自然に誘うというのが私の考えですが、他の人から見ると私は案外ロッドを大きく激しく動かしてるみたいですね(笑) 

でも、実際の私のイメージはあくまでも軸となるMキャロにアクションを入れることでレンジをキープしたり、Mキャロから下のリーダーとフックのテンションを保ったり、フォールを一瞬止めて食わせの間を作ったり等を意識しています。 ティップを動かすようなアクションを入れても、水中では思った以上にフック(ジグヘッド)は動きません。沖になればなるほど、Mキャロも手前に引かれるだけでたいしたアクションはしないです。その為、誘いを入れるという考えよりは、Mキャロを動かしてレンジを変えたり、レンジをキープするという意識の方がよいかと思います。



他の重要なメリットしては、レンジキープ力ですね。

アジを狙う場合に一番重要なのはアジがいる場所をいち早く見つけることです。

これさえ出来れば8割方アジが釣れたも同然ですね!(笑)


と言っても、アジがいる場所をいち早く見つける。これが一番難しかったりします(爆)

アジが、どこに付いていて、どのレンジに居て、どっちを向いて何を捕食しているのか?他にもたくさんありますが、考え始めたらキリが無いですよね。


アジを探す手法の一つとして、ジグヘッド単体の釣りでは対応できない場所をMキャロを使い広範囲に探る必要が出てくるし、アジの居るレンジをより長くキープしてバイトを増やす事が数を釣る為には必要なことになります。


なんといってもアジングの楽しさは、比較的身近なターゲットでありながら、アジの青物ならではの強い引きと何と言っても数釣りが出来るという事ですからね。


正直、アジがたくさんいる場所で、しかも活性の高くて狂ってるような時なら、誰でもイージーにアジを釣る事が出来ますね。でも、そんな時でさえきちんと状況を把握して手返し良く釣りをするかどうかで、釣果は倍ぐらい差が出たりします。その差をスキルではなく、道具で埋めてくれるのがMキャロの良さでもあると思います。


Mキャロを使うことで軽いジグヘッドを遠くに飛ばしやすく、スローシンキングなお陰でよりゆっくり誘う事が出来、レンジキープ力のお陰でより長くアジがいるレンジを探る事が出来ます。



他にもいろんなメリット、デメリットがあるですが、ちと文章的に長くなってきたので今回はこの辺で・・・。

質問や疑問などありましたら、わかる範囲で答えますのでどぞコメントからメッセージでも下さい。



ちなみによくある質問なんですが、Mキャロの作り方なんですが・・・(笑)

Mキャロの構造としては、簡単に言うとウエイトと浮力体、チューブでできてます。

詳しく知りたい人は自己責任で分解でもしてください。


検索ワードなどを見ていると、「Mキャロの自作や作り方」などで検索してここに来られる方も非常に多いです。

ぶっちゃけ、私自身も改良したり、自作した事もあります。製品をより詳しく知るのも釣りをする上でとても重要だと思っていますからね。パッと見でも思った以上に簡単な作りなので、作ろうと思えば簡単に出来たりします。そして自作をすると確かに価格は抑えられます。自己満足もあるでしょうけど、さすがに製品の完成度と安定性には素人ではちとかなわんです。 実際Mキャロもバージョン2になって細かな改良がいくつもされているのでその辺も理解出来てないとなかなかね・・・(笑)


確かにちと値段は張りますが、私もたまにロストするとすんげぇ痛いです(泣)

でも、ロストをしなければ、多少修理が必要なこともありますが、長く使えます。

是非、製品を使ってみてくださいな。


なんかグダグダな記事になってきたので強制終了っす(爆)

書きたい事が山ほどあるのだが、伝える能力が低いのと、書き始めるとすんげぇ長くなってしまうので・・・w

書こうとしてることの半分も書いたかわからんが、これ書くだけで書いて消し書き直して修正で3日も掛かってるので・・・w爆


一応、次回は実釣編を書こうと思います。

ほんとは画像載せて書くといいんでしょうけど、うまく書けると言いのですが・・・(^^;)


んじゃ、また♪