レース購入回顧が馬券力を鍛える | 馬券力向上クリニック

レース購入回顧が馬券力を鍛える

あなたは3連複の5頭ボックス馬券を買っています。
見事的中しましたが、配当を見て愕然。なんと馬連の方が配当が高いじゃないですか。3着に来た馬が人気馬のために、穴馬2頭の馬連の方が配当が高かったわけです。

悔しい思いをした時が、馬券力強化のチャンスです。

あなたの反省は、どんな所にあるのでしょう。
どうせなら馬連にすればよかった、そう考えたあなた。レース前にそれを考えられましたか?
この場合のキーポイントは、人気の馬の位置づけをどう考えて馬券を買ったかです。

人気の馬が来ない場合もあると読んで、穴馬で決まって配当の大きさを思い人気馬1頭軸の3連複ボックスではなくて、人気の馬が入ってない組み合わせを含んだ3連複ボックスにして馬券を買ったという方ならば、さほど残念には感じないはず。なにせ予想通りの結果になったわけですし的中しているのですから。
言葉で言うと「あぁ~やっぱり来ちゃったか」程度の悔しさです。

逆に、人気の馬が3着までに確実と思っていたのならば、悔しいと思う以前に3連複のボックスを買う事そのものが間違いになります。
なぜなら、3着までに来るのが確実な1頭がいた場合、残りの2頭もきちんと馬券にからまっていないと的中しないからです。その次に、選んだ残りの馬の確度が問題になります。例えば人気馬1頭以外に4頭選んでそのうち2頭ぐらいは3着までに来そうだな、ならば3連複の人気馬1頭軸の4頭ボックス。4頭選んでその中の1頭ぐらいは来るだろう。それならばワイドの4頭流しにすればいいわけです。とにかく、確実に3着までに来ると思う気持ちが強いのならば、ボックスを買う意味は無いはずです。

ここで勘違いしてしまいがちなのが、穴馬2頭で決まる可能性を考えて馬連5頭ボックスを買っちゃうこと。それは最初の「確実に3着までに来る」という考え方とはマッチしていない馬券です。最初にそう考えた段階で、馬連を買うことはあり得ません。

そう考えれば、こういう配当の場合でもさほど悔しく思わないのが馬券力のある人と言えます。買えない馬券は悔しくない、そう言えて一人前です。