AIで本当にこの仕事はなくなるの?現場で働く100人に聞いてみた

AIで本当にこの仕事はなくなるの?現場で働く100人に聞いてみた

本当にAIのせいで仕事はなくなっていくのか?将来はどう変化していくのか?今後も需要があり、給料が上がっていくと思えるのか?怖くなったので現場で働く100人に聞いてみた結果???

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40歳女性、職種は経理財務業務を担当しており、正社員として働いて20年現在の業界は15年ほどいるIT業界です。


会社はゲームアプリを開発する仕事をしており、年収はおおよそ350万円ほどになります。


現在の会社に入社して5年、主に月次決算や年次決算、資金調達業務や業績管理等会社の経営に関わる業務を行っております。

 

ゲーム業界の開発の仕事は辛い!

 

わたしの業界できつい部門は、大体のイメージ通りだとはおもいますが、ゲームの開発業務です。


基本的にゲームの開発はエンジニアと呼んでおりますが、技術職でよくIT土方とも呼ばれているほど、睡眠時間を削っても納期に間に合わせるために働く職業になります。


システムエンジニアといっても幅広く、プログラムを実際に書くプログラマーと、そのプログラムを動かすサーバーを管理するサーバーエンジニア等、システムエンジニアといっても幅広い担当業務があるのも事実です。

 


ただゲームに関しましては昨今、スマホゲームでも高クオリティでPS4などのコンシューマーゲームにグラフィックもシステムも劣らない様なゲームがユーザーに求められており、システムエンジニアやその他デザイナーへの要求が高いです。

 


また、ゲームはリリースしなければ売上が回収できないため、可能な限り短い開発期間が求められています。

 


大体の中小企業は大企業よりも働く人数も少なく、ましてや資金繰りもぎりぎりな会社が多いため、実際に開発するとなると不眠不休で働く他ありません。


実際労働基準法で決められている36協定なども設定されていますが、残念ながらこちらを守りすぎると業務がたちゆかない可能性もあります。


ただ、実際この採用されるエンジニアたちは経験豊富なら豊富なほど給与も高く、がんばればがんばるほど給料があげられるのもあります。


ただ会社選びが重要で、一般的にブラック企業に採用してしまうと文字通り不眠不休で働かせられて、鬱になる方も多々みられます。

 

 

 

 

業績が悪いと非正規社員はあっという契約打ち切り

 

 

業界全体通して、売り上げは本当に好調な会社と、どんどん低調になる会社とで二極化しているのが実情です。


巣ごもり需要で一時期は売上はとても好調な様に見えますが、段々と世間が不景気になってくると娯楽産業な為、どんどん売上が下がっていく傾向があります。


特に広告を主とするウェブの閲覧数やクリックなどで稼ぐ広告収入などはいい例で、出稿主がいなくなってくると売り上げはかなり減少してしまいます。


実際にスマホゲームは出しても無料ゲームが基本で課金するユーザーがあまりいない場合、すぐにサービス終了に追い込まれかけたコストも無駄になってしまうのが悲しいところです。

 


基本的に需要があるないは、その担当しているサービスが売れるか売れないかで判断される為、そのサービスが終了すると自然とリストラ対象にはなりますが、人手不足な業界の為基本的に違う場所に配置されます。

 


また資金繰りの都合上、最低限必要なギリギリの人数で回すため、あまり人材に余裕がなく不要な人材というのはほぼいません。
ただそれは正社員に限った事で、業界全体で契約社員や業務委託の方や派遣の方が多々います。


正社員は少なく、こうした非正規社員の方が多いというのが業界全体で多いです。

 


こういう非正規社員は、基本的にプロジェクトが終了となった場合、すぐ契約を打ち切ります。


そういう意味では、コストカットはまず非正規社員を切るところからはじまってしまうため、継続契約ができなくなってしまいます。

 

 

リモートワークで成果が可視化された

弊社は完全に、リモートワークに移行しております。

 


いままで本社として活用していた事務所の家賃が100万ほどですが、この春に家賃20万ほどの小さいオフィス(主に事務所の書類置き場としておいている程度)に移転いたしました。


コロナの影響もあり、やはり業界全体で基本はリモートでの作業が中心になっております。


むしろ今まで事務所は不要だったのかという議論になるほど、最初は戸惑いましたがリモートワークが普通となっており、採用面接でさえももうリモートがスタンダードになってます。


会議等も実際先方に出向いて会議する事もなく、ZoomやTeamsなどの会議ツールを利用して常にミーティングを行っているのが日常になりました。


反対に業界全体だとそれがスタンダードとなり、実際に会って会話するという文化がほぼなくなりました。


ただ自宅で作業をするデメリットもあり、常に連絡がとれて常にその場で作業をするという状態が続いております。


もちろん作業を効率よく進められればいいのですが、チャットツールや目をみてあわせないとなかなか意図が伝わりにくいというデメリットもある様に感じてます。


ただ、これについてはいい面の方が多く、通勤がないのでストレスと感染の心配が低いのと、好きなときに仕事ができて好きなときに休憩がとれるので、社員全体に好評です。


逆にリモートワークが可能な会社であれば、さぼっているとか見えないからとかという理由でなく、成果で判断という面でとても友好的な働き方と私は思いました。

 

ゲーム業界はブラックなところも多いので注意!

 

ゲーム業界及びIT業界にくるのであれば、まずはアドバイスはよく就業規則を読む事です。
就業規則を出さない会社は、まず入らない方がいいと思います。


ちゃんと就業規則を出さない会社は、給与面や労働面でまず守ってくれない会社です。

 


そして私のいるこの業界は、特にベンチャー企業や個人企業が多いため、こういうブラックな会社が多いです。

 


また、覚悟しておくべきは残業は当たり前に長時間必要ならすべき、という風潮があります。


基本締め切りが全てであり、複雑な事も多く、はやい処理能力が求められます。


ゲームやウェブサイトやサービスを、必ず納期までにリリースするには労働時間もいとわないという覚悟は必要で、ただ仕事がある時は必死に働き仕事が余裕があるときはしっかり休むそんな業界。


そして比較的に若い柔軟な考えの経営者が多いため、割と従業員を大事にするとうたっている経営者が多いですね。
そうじゃない経営者ももちろんいますが、人材は宝人材こと会社の全てと思っている方々が多いです。

 


ひとりが必死に働かないと、経営が立ち行かないという事がよく解っている故に、ただもっといい条件を求めてダメな会社だと身軽に転職していく人も多いのも事実です。


実際に結構な数の社員が退職し、結構な数の社員が入社しました。


ただ技術を学んだりスキルアップしたり、高収入を狙うには一番ある意味最先端の業界だとは思います。


変なしがらみや根回しとか、そういう昭和の仕組みなどは割と少ない業界かと思います。