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龍山一平のさすらいブログ

ミュージシャン龍山一平のブログ。住職ユニットTARIKI ECHOやかせきさいだぁ&ハグトーンズのほか、作曲、アレンジ、ラップ、プロデュースなどをやってます。
歌い手さん募集中です!

楽器を演奏するのに大事なこと、
耳が良いことや、初見が出来ることも大事ですが、その瞬間を感覚で捉える能力はセッション、アンサンブルにおいて非常に重要なことだと思います。

バンドで演奏するためには、その感覚を感じ取り自分の経験上にある引き出しをすぐ音に変換して演奏することが非常に大事なことになります。
また作曲、アドリブなどにも非常に有効です。

具体的にいうと、このメロディーにはこのハーモニーをあてる。
このリズムでこのベースにはこんなバッキングを当てようなど、過去に積み重ねた経験を元に、感覚で判断して行きます。
瞬間を切り取り、過去のデータと照らし合わせ即座に反応する反射神経が必要になります。

その引き出しが多いほどバラエティーに富んだ演奏が出来るのだと思います。

その匂いを感じ取る嗅覚が良ければ、次もセッションに呼ばれます。
もちろん、そのイメージを演奏で再現できるスキルはもちろん必要になります。

譜面に強いが、セッションは苦手という人は嗅覚を磨くこと、周りの音を聴き俯瞰でアンサンブルを感じられるようになると何をすべきかわかるのではないかと思います。

以上


僕の次のライブはTariki echo、rankin taxi with Raggasoul bandのタブルヘッダーで8/13鎌倉EDENで。

次の14日は三浦海岸 夏小屋でB.o.m bandで鍵盤弾きます!
夏の思い出に遊びに来て下さい!






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北方水滸伝を最近は読んでいる。
もう17巻。もう終わりも近い。

横山光輝の水滸伝を漫画で読んだことがあるが、人が多すぎてよくわからないまま終わった。

今回もよくわからない。似たような漢字の名前が沢山出て来ては死んでゆく。

でも、読み進めるとなんだかわかったつもりになるものだ。とにかく読む。

読んでみると、水滸伝とはいいながら北方謙三の血湧き肉躍る熱さにやられている感じは三国志でも楊家将でも一緒である。
とにかく、熱いのだ。

豪傑たちが敵の首を飛ばし、語り合い、
好敵手と目で会話し、わかりあう。
兵隊たちと羊や猪を焼き、口を油まみれにしながら喰らう。
女性と激しい夜をすごし、したたかに精を放つ。
全てが変わらない北方ワールドである。

巻末の寄稿には吉川晃司も登場し、熱い持論を展開する。

兎にも角にも熱いのだ。漢の世界である。

北方謙三にとってはテーマはなんでもよく、サンプリング素材みたいなものである。

それを北方フィルターを通すと、どんなソースでも見事に北方色になるのである。

ものすごい。

矢野顕子やエイフェックスツインみたいなものである。

彼の文章はスメルズライクティーンスピリットの様な鬱積した欲望と青臭い男のココロを刺激するのだ。

読み終わっても後に引くこともなく、読んでいる間は熱い世界にトリップするというなんとも不思議なものなんです。

水滸伝が終われば、揚令伝に行くのだろうか…


これが最近の出来事です。


さて、今年も春に向けていろいろ動きがありTARIKI ECHOもイベントなどが決まっていくので、
してください!島根、広島のライブ動画も新しくアップしました。 http://acidbowz.chobi.net/youtube.html 
JPOP、テクノ、ハウス、レゲエ、HIPHOP、ROCK、ボーカロイドまで いろいろなジャンルの制作承ります。 制作についてのページを作りました。 興味ある方は をチェックしてください
http://acidbowz.chobi.net/irai.html