飼い主に日々大切に飼われている、わんちゃんや猫ちゃんなどのペットたち。
そんな彼らも、急に体調を崩したり、ケガをしてしまうことがありますが、
そんなとき、お世話になるのが動物病院です。
動物病院にネットワークカメラを設置すると、どんなメリットがあるのでしょうか。
今回は、ある動物病院内にカメラを設置する事例をご紹介しながら、
その活用法をお伝えいたします。
【設置内容】
今回のお客様である、A動物病院の院長先生からのご要望で、
院内と屋外駐車場に1台ずつ、合計2台のネットワークカメラを
設置する事になりました。
【作業内容】
商品の欠落品など無いかチェック。作業員の安全を確認してから作業に取り掛かります。
今回設置するネットワークカメラは
BB-HCM581 (入院室用)
BB-HCM735 (屋外駐車場用)
の2台です。
このほか、
BB-HCM581の集音マイク「ステレオマイクロホンRP-VC201」
録画用SDHCメモリーカード8GBを使用します。
まずは、屋外駐車場をモニタリングするBB-HCM735から設置を開始。
BB-HCM735は完全防水型カメラですので、そのまま軒下などの屋外に設置可能です。
また、画素数も130万画素と高画質にもかかわらず小型なので、この施設にはぴったりのカメラです。
配線については、LANケーブルとACケーブルを屋内の診察控え室まで配線をします。
防犯上、カメラの電源は屋内に置くことが推奨されます。
次に、院内の入院室をモニタリングするための
ネットワークカメラBB-HCM581の設置を行います。
入院室は全部で2つあり、カメラ本体を移動できるように、
特殊一脚ポールを使用して、カメラを設置します。
BB-HCM581はズームが42倍まで可能なので、
ペットの細かい動きや、表情まで見る事ができます。
また、パンチルト機能を使う事で、1台で複数のゲージを見回る事ができるのです。
これらのカメラを設置して、実際に動物病院でどのように使われるのかというと、
1台目のネットワークカメラBB-HCM735の活用法
病気になった動物を病院に連れてくる場合、ほとんどのお客様が
車に動物を乗せてやってくるそうです。
カメラ映像を一般のお客様に公開することで、駐車場の混雑状況を事前に
把握する事ができるようになり、病院側のサービス向上にもつながります。
また、SDHCメモリーカードをカメラに挿入する事で、
約1週間分の画像を記録する事ができますので、
防犯設備の観点からも、非常に優れた効果が期待できます。
2台目のネットワークカメラBB-HCM581の活用法
入院する動物の管理を、ネットワークカメラを使用することで、
診療時間外や夜間においても、緊急の場合に駆けつけることができます。
また、お客様に時間を限定して映像を公開することで、
離れていても、大切なペットの様子を見る事ができるのです。
ネットワークカメラを使えば、入院中のわんちゃんや猫ちゃんも、
安心して診療を受けれますね!!