果樹園ブギウギ -3ページ目

80代現役

今日も剪定のお手伝い。
80代のおばあちゃんが一人で管理してる畑。
面積は25アールとそんなに広くはないけれど、
剪定以外の一年の作業を一人でやっているんだよ。
つくづく頭が下がります。



「オレ、すっかりボケた」
とか冗談で言うんだけれど、
背筋もピンっと伸びているし、
何よりもめちゃくちゃ元気。
良く笑い、良くしゃべる。
その元気に圧倒されるほど。
今もって現役なのが頷ける。



このおばあちゃんも含め、
近所には現役のおじいちゃんおばあちゃんが
たくさんいる気がするな。
ゴーカートみたいな草刈機を運転する
90歳のおじいちゃんとかね。
マリオもビックリなスピードですよ。
働くから元気なのか?
元気だから働くのか?
ま、どちらでも健康やカラダには気を付けて
長く元気な笑顔を見せてもらいたいね。



ではでは。


福島の阿部果樹園、キウイの全国発送&直売

誕生日

ピロリロリン♪と1UP。
はい。大人の階段を一つ登りました。
階段を登るのにぜえぜえ言ってますが。
クリスマスと正月の間というバミューダ海峡並みの危険区域。
そう。この年の瀬のクソ忙しい時に誕生日ですよ。
幼少期に憧れた誕生日パーティー。
ケーキという南蛮渡来の舶来物は夢のまた夢。
その座には、あんこ餅が鎮座してました。
トラウマすれすれの想い出もいまとなっては貴重な笑い話。
いろいろな意味で両親に感謝です。



ひとつ歳をとり、
区切りがいいだろうということで、
フェイスブックに登録してみました。
こちらもいろいろ活用できればと思います。
http://www.facebook.com/abekajyuen



ブログやツイッターでもそうですが、
それまで知り合えることのなかった多くの方と
繋がりを持てたことに喜びを感じています。
昨日のブログで
は、
”人と人の繋がりでも産地をつくっている”と書きましたが、
そこには果物を手にしてくださるみなさんも含まれています。
多くの方が手にしてくださるからこそ
産地が守られているのだと思います。
みなさまとの繋がりに感謝です。



ではでは。


福島の阿部果樹園、キウイの全国発送&直売

共同剪定

近所の方より剪定依頼を受ける。
十人程が集まり共同剪定。
なんだか最近、剪定依頼を受ける回数が増えてきた気がする。
もちろん、お手伝いすることは問題ないんだけど。
ただ、確実に産地が減少しているなと。
そう、確実に。



剪定は頭を使いながらの肉体労働。
意外に思われるかもしれないけれど、
枝を切ることは結構な力仕事。
しかも時間に追われながら。
高齢化と労働力不足が重なると、
剪定が
一年の作業の中でも一番のネックになるのかも。
「誰々さんが樹をすべて切ったよ。梨作り辞めたって。」
そんな話が伝わってくるのもこの時期。
悲しいかな、チェーンソーの音が寒空に響いているよ。



共同で剪定をしているのは
そんな状況を少しでも解消できるようにという
気持ちだからだと思う。
誰もそんなことを直接口にはしないけれども。
もちろん、剪定だけに限った話じゃないけどね。
個々の農家が集まってひとつの産地を形作っているけれど、
同時に、人と人の繋がりでも産地をつくっている。
そうも言い表せるのかもしれない。
協力し合って産地を守っている。
そんな状況。




ではでは。


福島の阿部果樹園、キウイの全国発送&直売

日の長さ

冬至を過ぎて幾日。
ほんの数日過ぎただけなのに、
日が長くなってますね。
果樹園ブギウギ-福島 阿部果樹園 日の長さ


冬至の前なんて夕方5時のサイレンが鳴り響くころは
すっかり闇の中って感じだったのに。
今日なんてサイレンをバックミュージックのように
聞き流して作業してましたから。



外での作業って天気や日の長さの影響を
嫌でも受けるので、好天で日が長くなるのは
とにかく万々歳なわけです。
特に冬は雪で作業ができないって日が
度々でてきますからね。
意外と時間との勝負なんです、冬の作業。
これからどんどん日が長くなっていくのは嬉しい限り。
ま、いつでも時間は有限。
効率の良い動きをしていかなくちゃね。



ではでは。


福島の阿部果樹園、キウイの全国発送&直売

ちらちら

昨夜から降り続いた雪。
予想通り、積もりました。
一面真っ白。
それでも畑へ行くんです。
そこに畑があるから。
はい。登山家気取りで言ってみました。
今日も枝チョキチョキ切りましたよ。
ノコギリでぎこぎこ切りましたよ。



日中、分厚い雲からちらちら雪が降ってた。
チラリズム的なちらちら。
おかげで白夜みたいな明るさ。
果樹園ブギウギ-福島 阿部果樹園 ちらちら


あ、この写真は夜に撮ったやつ。
ごめん。ややこしいね。
でも、今日みたいに落ち着いた感じで
降り続ける雪って積もるんだよね。
内に秘めたる何たらみたいな感じ?
おとなしいのに化けるっていうか。
静けさが持つ荒々しさっていうか。
けっこう積もると思うよ。
聞けば、ウチから少し先の所は晴れてるっていうじゃない!
まいっちゃうなぁ。ぶーぶー言っちゃうよ。
ぶーぶー。



ではでは。


福島の阿部果樹園、キウイの全国発送&直売

ホワイト

シュークリームにかかる粉砂糖のよう。
果樹園ブギウギ-福島 阿部果樹園 ホワイト


明日はホワイトクリスマスになる予感。



ではでは。


福島の阿部果樹園、キウイの全国発送&直売

ヴァンダナ・シヴァ

インドの農業について目を引く記事があったので精読。
以下がおおよその要約です。



インドでは米、麦などの穀物で高収量のハイブリット種を導入。
生産量が飛躍的に増加。飢餓と貧困を救うと期待。
しかし、高収量の維持には大量の水、肥料、農薬が必要。
一代しかもたないハイブリット種は毎年購入が必要。
種、肥料、農薬の多額の購入費用が農家の足かせに。
さらに、水、肥料、農薬が土壌を荒廃させた。
インドにおける農家の自殺者は20万人とも。



貧困を救うために導入された技術革新が
さらに追い打ちをかけたというのは皮肉だよね。
だけど、新品種を短期間で産み出したり、
不足栄養素を補完した作物は飢餓対策になるなど
遺伝子組み換えのハイブリット種にもメリットはあるわけで。
大切なことは持続可能な耕作方法を行うこと
だったんじゃないかと思うわけです。



「インド 農業」でいろいろ調べているうちに、
ヴァンダナ・シヴァという環境保護の女性活動家の存在を知りました。
ガンジーの「自分の生活に必要なものと
知識を自分の手で作り出せ」という思想に影響を受け、
「自分の生活に必要な自然資源と知識を自分で使えるか」
と問題提起をしながら近年は有機農法の研究と普及に力を注いでいます。
インタビューに答える彼女の興味深い動画があったのでアップしておきますね。


「利益が一番の目標となると、
 利益を生み出すための条件が破壊される」という言葉は、
日本に住む僕たちも心に留めておく必要があるんじゃないかな。



ではでは。


福島の阿部果樹園、キウイの全国発送&直売

モモの剪定講習会

モモの剪定講習会に参加してきたよ。
いま、モモやリンゴなど立ち木で育てる果樹の
栽培方法は低樹高化にシフトしてますね。
やはり、作業の省力化や軽労化が目的。
背景には生産者の高齢化や労働力不足があるけど、
それを無しにしても低樹高化は作業効率を高めるためにも
今後主流になっていくのは必然的。
すでに育てているのを低樹高にはできないから、
新たに植える必要があるけどね。



剪定講習会の内容も、いかに省力化や軽労化を図るか。
そのための樹の骨格づくりの方法。
具体的な内容は省略するけど、
いままで教わっていたやり方とは異なる新しい剪定方法。
果樹園ブギウギ-福島 阿部果樹園 モモの剪定講習会


我が園ではモモの栽培割合を増やそうと策定中。
作業効率を改善するためにも講習会で学んだ剪定方法を
さっそく取り入れていこうと思ったよ。
剪定のポイントを書き出して
イメージトレーニングをしながら復習っと。
イメージって大切だもんね。




ではでは。


福島の阿部果樹園、キウイの全国発送&直売

名刺をつくったよ

以前から作ろうと思っていた名刺をつくったよ。
今の時代、農家も営業が必要ですからね。
果樹園ブギウギ-福島 阿部果樹園 名刺をつくったよ


自分で作ろうか
近くの業者さんで作ろうか迷っていたんだけど、

いろいろ調べていたら発見!
素敵な印刷屋さんを見つけました。




前川企画印刷さん。
ブロガー名刺という企画で行っています。
モノクロなら消費税や送料、デザイン料も込みで
100枚1,000円というお手頃価格で作ってもらえますよ。



デザイナーさんには、
たくさんわがままを聞いてもらちゃいました。
本当にありがとうございました。
おかげで納得の名刺ができましたよ。
大満足!
これから名刺を作ろうとお考えの方はぜひいかがでしょうか。
詳しくはコチラ



ではでは。


福島の阿部果樹園、キウイの全国発送&直売

あっぱれ

晴れ。
あっぱれ過ぎるほどの晴れ。
果樹園ブギウギ-福島 阿部果樹園 あっぱれ


気温が10℃に届かずも風がないからか、
太陽のおかげでぽかぽか暖かい。
あんなに畑一面を覆っていた雪もあっという間に絶滅。
南無阿弥陀仏。南無阿弥陀仏。



いやいや、この時期は着るものが難しい。
基本、防寒対策で着込むんだけど、
往々にしてこんな天気のときは脱ぐ羽目に。
脱いだら脱いだで汗が冷えて寒さリターンズ。
また着込む。
また脱ぐ。
着込む。
脱ぐ。
以下、繰り返し。。。



ちょうどいいのが欲しいんです。
ちょうどいい暖かさのが。
「This is サイコーにちょうどいい」って
ショーン・レノンみたいに言いたいんです。
こんなぬるいこと言ってたら、
大沢親分には「喝!」って怒鳴られそうだけど。
男は黙ってふんどし一丁!って。



ではでは。


福島の阿部果樹園、キウイの全国発送&直売