これから記す内容は実際のもので、ある女性からのお手紙です。
希望を失い暗闇の中でうなだれ、涙色に染まった人たちを一人でも助けることができるかもしれないという望みを持って「日本のみなさまに知らせて欲しい」というメッセージが添えられておりました。
昔、東トルキスタンの人々は自由な暮らしを営んでいました。
人々は、歌を愛し、踊りを愛し、明るく開放的で、人々が愛し合う事を祈り、喜ぶ、そして平和を
慈しむ民族でした。国土は豊かで、水や緑にも恵まれて、山からは貴重な金属が取れ、とても恵ま
れた土地で豊かに幸せに暮らしていました。
ある日、突然、軍隊が入ってきました。たくさんの兵士が街中に溢れ、私たちは逃げまといました。
それを許さないと抵抗するものは簡単に殺されてしまいました。この軍隊は、この国の一切の自由
を奪ってしまったのです。
それから60年たちました。中国の人たちがたくさん押し寄せ、私たちは少数民族になってしまいま
した。東トルキスタンという国は、新疆(しんきょう)ウイグルと名をつけられました。最近では、
新疆地区というようになり、国の名前も消えてなくなっているかも知れません。
原爆の実験をこの国で46回行われ、120万人以上が亡くなりました。それは、つい最近まで続いてい
ました。その場所は日本ではシルクロードと呼ばれているところです。美しい歴史を思い浮かべる方
も多いと思いますが、この核の威力は広島型の数百倍と言われている水爆実験だったのです。
日本のみなさんは、日本だけが核の犠牲となったと思っているかもしれませんが、ウイグルでは今で
もその後遺症でたくさんの、たくさんの方が苦しんでいます。今でも、何の治療もないままです。
今、ウイグル人の男性の就職率は5パーセントです。ウイグルには仕事がありません。いえ、ウイグ
ル人が仕事をできないようにされているのです。もちろん、お嫁さんをもらう事も、家庭を持つこと
も子供を育むこともできません。せっかく出来た子供の多くも、強制的に中絶させられます。
若い女性は、強制的に連れ去られ、農作業や単純な仕事をさせられています。そして、年に一度だけ
薄い給料袋が渡されます。ウイグルの女性は、中国人と結婚させられ中国人となるのです。ウイグル
の血は根絶やしにさせられています。
学校でもウイグル語を使うことは許されません。教えた先生は連れ去られたまま、戻ってきません。
母国語を失い、中国語しか学べないのです。言葉も奪われました。このような弾圧を少しでも何とか
しようと若者が集まっただけで、軍が出てきて、一万人の若者が一夜にしてなくなってしまいました。
このような報道は、日本のマスコミは一言もいいませんし、新聞、雑誌に載ることもめったにないと
思います。一人でも多くの方に、この真実を知らせていただければ、この国の運命も、日本の運命も
変わるかもしれません。あなたのその一言が世界の未来を変えていくことになるかもしれません。
私たちに出来ることは、もうそんなに残されていませんが、出来る限りの努力はしたいと思っている
のです。どうかこの話を、日本の皆さんに知っていただきたいと、心より願っています。
そして、アジアの平和と世界の平和を心より願いたいと思います。
東トルキスタンを愛する女性より
ほぼ、原文のまま引用
この手紙は2010年4月12日のものです。当時は、一度は読んだものの、記事にはしておりませんでしたので、大変遅くなりましたが、この度、お一人でも多くのみなさまの目に触れますようにと、公開させていただくことに致しました。
中国は今、アジアの覇権を目指して、異常なまでの軍の拡大をしています。10年後には、経済規模(GDP)が日本の2倍になると言われています。過去、20年以上に渡って、ひどい反日教育が、中国共産党によって行われています。このことが何を意味するかは、賢明なみなさまであれば、すぐにご理解いただけるものと思います。中国による、日本の植民地化計画が現実に進んでいるのです。そして、日本の主要都市に、中国の核弾道ミサイルの照準は合わされています。
日本のマスコミは、ほとんど、この危機を報道しておりません。水面下で、中国の批判をしないという約
束がなされているからです。しかし、日本が、新疆ウイグル(東トルキスタン)のようになる可能性は、
実は、非常に高まっているのです。今、日本が危機であることをここに訴え、拡散にて皆様のお力をお貸しくだされば幸いです。
…と、書いて下さっていたため、引用させて頂きました。
再びこの方のブログからです。
…悲しくて、そして恐ろしいですね!できるだけの事をしようと思います。