10月21日に京成立石に開店した、クラフトビールの店「abbina」が一ヶ月を迎えることができました。毎日ドタバタしながらやってきましたが、先週末はお馴染み、新規のお客様含め満席になりました。口コミ、SNSで少しずつ認知が広がっていることを実感します。また、昨晩は店舗の設計をお願いした間宮さんが先輩を伴い来店いただきました。

 

一ヶ月を振り返り、開店前に考えていた想定と開店して実際の運営を行って来た現実を思いつく範囲で列挙してみたいと思います。

 

お店のコンセプト:(理想)立石にもつ焼きやチューハーを飲みにくる人、地元の人に美味しいクラフトビールを落ち着いた雰囲気で提供する。

(現実):来店された多くの方が立石らしくないとおっしゃいます。これは想定通り。ただ立石という土地柄か、初対面のお客様同士がすぐ仲良くなり、結構ワイワイガヤガヤと盛り上がってしまう良い方の誤算がありますが。割と当初のコンセプトは実現できていると思います。

もう一つの誤算は、ご要望により一部ハードリカーも置いたこと。基本はビールのお店なので、ビールを飲まれたお客様のご要望があれば、国産クラフト・ジンあるいはアイラ・モルトも提供することとしました。(一応、裏メニュー的扱いです。)

内装:(理想)なるべくモノを置かず、サッパリとした居心地の良い空間にする。

   (現実)提供する飲食やサービスの情報。食器や調理器具が増殖中。

 

来店時間:(想定)想定では、早い時間帯に来て、軽く飲んで帰られるお客様がある程度いらっしゃると考えていましたが?

(現実)お店の認知不足をあり、まだ早い時間帯の来客は少なく。遅い時間帯での来店がメインとなっています。

 

接客:(想定)自分のスタイルは、ほって置かれるのが楽なので、お客様から声をかけられれば対応する。お客様もクラフトビールに詳しい方。

(現実)あるお客様から、お客様は店主との会話も求めて来店されるとのアドバイスをいただき、その後積極的にこちらからお声がけし、ビールやアテのことも丁寧に説明し、こちらのお薦めを紹介しています。こちらの方がお客様にも好評です。

 

アテ:(理想)差別化の一つとして、良い素材を使った珍しいアテをメインとする。

(現実)馴染みのない食材のアテは頼みづらいので、定番商品を充実。今後少しづつ新しい素材も紹介してゆきます。

 

でも、やっぱり一番重要なのは、美味しいクラフトビールが楽しく飲める清潔なお店であり続けることを再認識し次の一ヶ月に向けて頑張ります。