インスブルックは2泊なので余裕があり、テレビの天気予報をチェックして
観光よりもハイキングへ行くことにしました
2度も冬季オリンピックが開催され、毎年何かしらスキー大会が催されるほどの場所ですから
夏はロープウエーを利用したハイキングがヨーロッパの人々に人気なんだそうです。
「地球の歩き方」おすすめハイキングコースのパッチャーコーフェル山へ行ってきました。
標高2247mで街からバスなどで行けます。
旧市街地でバスに乗り、ロープウェー乗り場に向かいましたがバス停の名前がわからないことに気付き・・・
後ろ座席に座ったおばあさんに、またまた親切に教えてもらい無事に降りることができました。
地図左下IGLSイグルスの町でロープウエイに乗り頂上を目指します。
11:00に無事到着。
頂上からの景色がすばらしかったです。インスブルックの町が小さく見えます。
ロープウエーを降りたら、牛がいっぱい
きゃー可愛い
近づいても平気な顔をして、おいしそうに草を食べています。
カランカランとゆっくり響くカウベルの音・・・
究極の癒し空間でした
牛に心奪われてハイキングを忘れていましたが、ちょっとだけ歩くことに・・・
今度は可愛い高原植物たちを発見
またまた癒されました~
そして木の実も・・・
これは「ツィルベ」という松の一種で、スパイシーないい香りがします。
カラ松によく似た木の実を付けていました。頂上辺りは低い木ばかりですが、麓に行くにつれて背が高くなります。
お昼ごはんはここのレストランで食べました。
結局、ロープウェー乗り場周辺をウロウロして写真を撮っただけで、ハイキングらしいことはしませんでした。
疲れてたしね・・・
牛とお花に癒してもらい、街へ帰りました。
帰りは地球の歩き方お勧めの路面電車で帰ることに。
ところがロープウェー駅から路面電車駅までは離れていて、やっとたどり着いたら
1時間に1本しかなく、45分も待つことに・・・でも
また団体ツアーのお年寄りたちに話しかけられて楽しかったです
駅も電車も小さくてかわいいです。売店で切符を買いました。
電車から眺める、先ほどのパッチャーコーフェル山
結構時間がかかり、夕方にやっとインスブルック旧市街に帰ってきました。
わずかな時間で、チロル民族博物館を見学しました。
疲れた顔をしていますね・・・
チロル地方の工芸品、民族衣装、農家、家具など文化と生活様式を知ることができる博物館です。
マーレライ講師をなさっているアトリエクランツ生徒さんのお勧めの場所だけあって
私にとっても興味深い展示がいくつかありました。
花の装飾を施した祭事の衣装
チロリアンテープを貼ったベルト
ブリヨンを使った宗教的な装飾品
人形などなど・・・
さらに、となりの宮廷教会も見学でき、
マクシミリアン皇帝の棺(インスブルックを愛し発展させたオーストリア皇帝だが、結局ウィーンに眠っている)を見守るように並ぶブロンズ像が迫力ありました。
博物館の売店ではチロルのとある村(聞き取れなかった)で手作りしたカウベルを購入しました。
夕食はチロル料理を!と思い、1460年建造の中世風レストラン、
オットーブルクOttoburg へ行きました。
お願いして3階の眺めのいい席へ
「農民のフライパン」というそうで、豚肉と牛肉のソテーに、キノコのブラウンソースがかかっています。
夫はパスタです。このソース、絶品でした。
ハウスワインもおいしかったし、ここのお店にして大正解でした。
クタクタになった一日でした。