ヒトリゴト -185ページ目

えらいこっちゃ~!

どうやら、先輩が辞めるらしい。

わたしが直接知らされた訳ではないのですが、オープンデスクの学生さんが盗み聞きして、教えてくれました。

その後、先生が降りてきて、「誰かいい人、いませんか?」って。

以前から求人は出しているので、「そうですねぇ~」って、考えるフリしてごまかしましたが、内心ドキドキです。

ほんとなのかなぁー?
わたし一人じゃ、こんなたくさんの仕事こなせないよぅー。

実務のほとんどを、先輩が切り盛りしていたようなものなので、先生も必死なのでしょう。

「ビルとか病院とか、現場監理できますか?」と聞かれ、
「見るだけならやりますけど、責任持てないです」って答えたら、
「そうでしょうねぇ」と寂しそうな先生。

まだ「卵」のわたしに、いくらなんでも無茶でしょう?
せめて「ひよこ」になってからでないと。

早急に次の人を探さないといけないのですが、
・3年以上の実務経験者
・建築士の資格要
・できれば女性
これらを満たす人材ってなかなかいないんですよね・・・。

わたしの友人に1人、パーフェクトな人がいますが、「次は大手の安定した会社に転職したいから」とのこと。

でしょうね。
賢明です。
わたしでもそうする。

でももし誰も見つからなかったら、わたしが何とかしないといけないのかしら。
それって、それって・・・?

休みぼけ。

22日(月)に休みをもらい3連休にして、大阪へ行ってきました。
友達が結婚したので、そのお祝いに。

ついでに他の友達とも会って、楽しく過ごしたおかげで、すっかり休みぼけです。

うかれたまま、るるる~んッ♪と出社したら、机の上はメモの山。

すぐには思い出せず、んん?これって何のことだっけ?と考えていたら、
「時間がないので手短に打ち合わせをしましょう」とミーティングが始まり、
早口で今週の予定を確認する先生と先輩に、目をパチクリさせてしまいました。

こっちが現実なんですね。

夕方には奥さんが「今週は大変なんですってね」と、おにぎりを差し入れしてくれました。

・・・そーなの?

マニアックであること

自他ともに認める「オタク」な施主さんがいます。

自動車のエンジンの開発をしている方なのですが、
確かにこだわり派。
外壁に使用するビスについてまで、細かく聞いてきます。

設計事務所の仕事も、ある意味ではオタクなのですが、
「わたしには、そこまでのオタク魂はないですよ」って話していたら、
「いや、十分オタクですよ。さすがプロだなぁと思います」とのお返事。
嬉しさ半分、プレッシャー半分。(いや、やっぱり嬉しいかな)

でも、先生や先輩のオタクっぷりに比べると、わたしなんか、シロウト同然ですよ。

だって、実際そんなにこだわりないし。
わたしは施主さんが嬉しかったら、それでいいんです。
そこが一番の満足なんです。

いろいろ勉強しているのも、施主さんに教えてあげたいからであって、
自己の探究心からではないんですよね。

だから、わたしは、建築オタクにはなれないかなー。
残念ながら。

ない・・・

引き続き、机の上を片付ける習慣をつけるべく、がんばっています。

そのせいだとは思いたくないのですが、大事な企画スケッチを紛失してしまいました。

どこをどう探しても見つからない。
ずべての図面用の引き出しを開けて調べましたが、結局出てこないので、もう一度描いてもらうことになりました。

ショック。

なくなることは茶飯事だけど、探せば大抵は出てきてたのに。
捨てちゃったのかなぁー。

設備ってむずかしい・・・

実施設計が終了した後になって、水まわりの排水方法に問題点が見つかり、もう1週間、悩みつづけています。

今の設計では、2階にある浴室の排水を床下でとるように計画してるんですが、床下がせまいので、必要なだけの排水勾配を確保できないんです。

早い段階なら修正できたのでしょうが、今さら構造を変更することもできず、他にいい方法がないか、考えています。

先生に相談しても、「勾配なんてとらなくていいじゃないか」の1点張り。

そんな訳ないでしょう?
欠陥住宅になってしまいます。

施工業者さんや設備屋さん、メーカーの人にまで相談してもがいているのに、
「そんなの大した問題じゃないですよ。 設計事務所は指導する立場なんだから、外部の人間にいちいち相談してたらいけません」などと叱られ、

ドッカーン!!

もとをただせば、あなたのミスじゃないんですか?
責任とるのは先生だから、開き直って言うとおりにしてもいいけど、担当のわたしを信頼して任せてくれている施主さんのために、闘います。

・・・でしょう?

わたしのデスク

受付を兼ねた、1階の中心がわたしの定位置です。

外部に面した大きな窓の前なので、何かと気をつかいます。
(おやつタイムとか・・・)

いつも、図面やらカタログやらファイルやらを散乱させて仕事をしている訳ですから、突然の来客時には困りものです。

昨日の「掃除」の続きで、机の上を常にきれいにしておくことも大切なのだそう。
極力散らかさないよう、がんばってみています。

これも、やればできますね。

「広げない」を意識して高く積み上げているだけのようにも思えますが、スッキリして、気分がいいです。

でも夜になると、暗闇に浮かび上がるステージのような、わたしのデスク。

残業でへとへとになっても、背筋を曲げる訳にはいきません。
これって、けっこうキツイですよ。

掃除

掃除の徹底が経営にとって重要である、との啓示?を受け、今週から1時間かけて掃除をすることとなりました。

不規則に出社する学生さん達も、最初の1時間は掃除をしてもらいます。

「経営の神様」松下幸之助氏は、毎日2時間を掃除に費やしても惜しくない、とおっしゃったそうですが、まぁ、うちでは1時間で十分でしょう。
小さい事務所だし。

で、せっせと掃除してますよ。
窓枠なんかも、拭けばキレイになって、嬉しい限りです。

なんだか、心が洗われるようですね。
掃除が大切、というのもうなずけます。

「そんな余裕なんてない!無理!」と叫びそうなことでも、素直な気持ちで始めてみると、目からウロコ。

決めつけてはいけないな、と思いました。

設計契約

今日、新たに設計監理業務の契約をしました。

山の上の崖地を購入されたお客さまで、現実問題として、その場所に住宅を建設できるのか、長い間、役所と協議していました。

確認申請が下りるまでは、先輩が担当していたんです。
話がややこしかったし。

でも、その後の担当はわたしで行こうってなって。

実は「面倒くさ~」って気持ちもあったんですが、契約の席であいさつして、なんだかんだしゃべっていたら、施主さんのことも奥さんのことも小さな僕ちゃんのことも、みんな好きに思えてきて、楽しくなりました。

いい家になるといいな。

基本設計が終わったら、恐怖の?実施設計が始まります。
締め切りって、わたし苦手なんです。
たいていは少しづつ遅れてきて、最後に涙の残業になるんですよね。

今回は、がんばるぞー!

施主打ち合わせ

競争入札終了後、1位と2位が僅差だったのでその比較と、見積りが出てから検討しましょうねと言っていた追加項目の件とで、施主さんと会って打ち合わせをしました。

普段ガンガンにメールでやり取りをしていますが、会って話すとぐっと距離が縮まるようで、施主さんの思いが伝わってきます。

わたしの思いも伝わってくれてるんだろうなぁと信じてます。

「技術の仕事って、一生懸命やってもあんまり報われないですよね」
と施主のご主人。

自動車メーカーでエンジンの開発を担当されてるこの方は、たぶん超エリートなんだけど、いつも深夜や早朝に会社からメールが届きます。

そんな激務の合間に、わたしのメールやわたしが用意した資料に目を通して、あれこれ考えて答えを返してくれてるんですね。

わたしはそれが仕事だけど、施主さんは仕事プラスなんですから、少しでも力になれたらと思っています。

役所の人

いろいろ申請手続きに手間取ってて、今日は地域事務所という所へ行ってきました。

区役所の人は割と対応がいいのですが、普段、一般の人と触れ合う機会のない機関の人って、無礼です。手戻りがないようにと思って、事前に出向いて確認してるのにも関わらず、何度も呼びつけるんですよね。

こっちはそんなにヒマじゃないんです!
ここでロスした時間が、そのまま残業になるんですよ?

どうしても、ですか?
電話じゃダメですか?

ダメだというから行ってみたら、電話で十分だったやんって内容で。
横柄な態度にも腹が立って、ガツーンと言ってやりましたよー。

でもそのおじさんは若い担当官のせいにするし、その担当官はおどおど謝るばかりだし、空しくなってやめました。

事務所に戻って先生に報告したら、
「民間人の利益のために働く公僕のくせに、 民間人に迷惑をかけるなんて、何事だ」
っと、一緒に怒ってくれました。

その言い方には問題ありそうだけど、でも、確かに。