練習がてらに描きました≧(´▽`)≦
偽物語の火憐でござんすヘ(゚∀゚*)ノ
へたくそで恥ずかしすww
ノドが痛いです(/_;)/~~
風邪かも(>_<)
仕事中からなんですよね~。
労災で訴えてやる…。(´д`lll)
それでは!
練習がてらに描きました≧(´▽`)≦
偽物語の火憐でござんすヘ(゚∀゚*)ノ
へたくそで恥ずかしすww
ノドが痛いです(/_;)/~~
風邪かも(>_<)
仕事中からなんですよね~。
労災で訴えてやる…。(´д`lll)
それでは!
仕事終わってようやく一息ついてたらこの時間…
久しぶりにふつうに日記書いてます(-_-;)
最近仕事場ではエアコンと扇風機がガンガン売れております。
もう扇風機見たくないお…(/TДT)/
エアコン案内待ちが16組(約2時間待ち)とか…
最近は2ヶ月程前から始めた「こえ部」と、取溜めアニメ消化、小説書きにイラスト、ペルソナ4と
なかなか充実してます。
というかマジで引き籠りたい。
1ヶ月ぐらい。
時間たりねぇよぉ~!!!!
とまぁ愚痴りつつ宣伝をば。
以前このブログで載せてましたオリジナル小説『フェンサー』を「Iランド」の方に移しました。
既にうpした話にも手を加えてますのでよろしければ覗いてみてください(^o^)
『フェンサー~Create of the world~』
↓
http://ip.tosp.co.jp/BK/TosBK100.asp?I=gozyappe_1&BookId=1
まだ未完成ですがこまめに執筆していく予定です~。
設定画もキャラは一新していく予定です(^ε^)
ではこれから少し書いて寝ますかね~
それでは!
12月25日。
“閉ざされた世界”での出来事から一夜明け、エイジとアイリは自宅に戻っていた。
通常ならば1度“閉ざされた世界”に入ってしまった“適性者”は、現実世界では死亡あるいは行方不明者扱いになるらしく、そのまま『ソウルエッジ』に強制収容される。
エイジ達も例に漏れることなくそうなるらしかったが、片桐が手を回し今日まで猶予が与えられたのである。
「お料理美味しかったね~」
「時間が経ってたから、味は落ちてたけどな」
「それでも美味しかったよ!」
「そっか、そりゃよかった」
エイジはアイリの頭を撫でながら、昨日の片桐の話を思い出していた。
『“適性者”として目覚めた以上、これまでの生活は望めない。君はともかく、アイリ君には過酷な環境になるだろう。このままソウルエッジの一構成員として生きることになるが…少なくともパイロットになれば、アイリ君を守ることもしやすくなる。君は聡明だ。パイロットになれるかどうかは資質が問われるが、どうだろう、考えておいてくれるかい?』
(ブラッド・フレームのパイロット…つまりは戦争しろってことだよな)
テロという言葉から浮かぶ単語がまだ少ないエイジは直感的にそう感じた。
(出来ればアイリの側にいてやりたいけど…一構成員とパイロットじゃ待遇も変わるって話だし。これからの事を考えたらアイリに少しでもいい環境で生活して欲しい)
ブラッド・フレームのパイロットになるには「資質」が必要になるため、パイロットには特別な待遇がある。いわはエリート待遇である。あまり例が無いらしいが、親族が共に“適性者”になった場合、パイロットになる者がいれば親族にもそれ相応の待遇があるらしい。
無論ケースバイケースではあるが。
最前線で命を懸ける、その報酬。
(アイリは…まぁ反対するだろうな)
撫でる手元を見下ろし、エイジは考える。
(でも…)
「なぁアイリ」
「はにゃ~……はっ!な、なぁに?」
「? 大丈夫か?」
「だ、だだだ大丈夫だよ!どしたの!?」
「あ、あぁ」
何故かテンションの高い妹に若干たじろぎながら、エイジはアイリに聞いた。
「なぁ、アイリ。お兄ちゃんが…お兄ちゃんが戦うって言ったら、どう思う?」
「え?」
「昨日見たロボット、あれにお兄ちゃんが――」
「やだ!!」
遮るようなアイリの言葉がリビングに響く。
「そんなのダメだよ!あんな、あんな怖いの……ダメだよ!!」
「アイリ…」
「だっておにぃがあれに乗るってことは、昨日みたいに戦うんでしょ?……死んじゃうかもしれないんでしょ?」
「………………………」
「そんなの絶対やだ!おにぃが死んじゃったら私…生きてられない!!」
涙を流しながら必死に言葉を絞りだすアイリを見て、エイジはやっぱりか、と苦笑する。
「何がおかしいの!!」
笑われたと勘違いしたアイリがレイジに詰め寄る。
「あぁごめんごめん。違うんだよ。嬉しくてな」
「ふぇ?」
「アイリが俺をこんなに心配してくれてるんだなって」
「な、なな、なにいってんの!そんなの」
「ありがとうな、アイリ」
「!!…………ぁぅ」
眩しいくらい優しいエイジの微笑みに、アイリは思わず黙ってしまった。
笑った本当の理由は違うが、今言った事は紛れもないエイジの本心である。
「でもな、アイリ。俺だって同じぐらい、いや俺の方がずっとアイリを心配してるんだぞ」
頭に載せた手を頬に動かす。
泣いたからか照れからなのか、顔を赤らめたアイリがエイジを見つめる。
「昨日、あの戦いに巻き込まれた時、お兄ちゃん、悔しかったんだ。アイリが死んじまうかもしれないのに俺は何も出来ない。一緒に震える事しか出来なかったんだ」
ただ恐怖に震え、動けなくなった。
思い出すだけでも苦い、苦い記憶。
「だからまた同じ事が起きた時、後悔したくないんだよ。力を持つ事が出来たのに、そのチャンスを逃して…その所為で最悪の結果になったら――お兄ちゃんは一生後悔する」
「おにぃ…」
アイリへの言葉は自分に対する言葉でもあった。
自分の中で覚悟を固める為。
自分の中の戦う意志を確認する為。
エイジはアイリに語り掛ける。
「お兄ちゃんは戦う。アイリを守る為に」
だから許してくれ、と言おうとした時だった。
「なら、私も戦う。あれに乗る」
「え?」
「おにぃだけ危ない目にあうのはやだ。だから私も一緒にいる」
真っ直ぐとレイジを見据えて、アイリは言い放った。
「アイリ…」
わかってるのか?死ぬかもしれないんだぞ?と、レイジは問おうとしたが、やめた。
(アイリはそんなこと、分かってるんだよな。だからさっきあんなに泣いてたんだし。それに…)
アイリの目を見る。
そこにあったのは強い、強い意志の光。
(こうなったら聞かないからなぁ)
ただの我が儘なら言い聞かせもする。
だが、この目はそういう次元のものではない。
絶対的な意志がある目。
「…………わかった。明日片桐さんに言ってみるよ」
「ほんと!?」
「ああ、まぁどうなるかはわかんないけどな」
現実問題として、アイリが兵器を使う所など想像出来ないし、そもそも自分もブラッド・フレームに乗れるかもわからない。
それでも妹の真摯な願いを断ることは、レイジには出来なかった。
(それに片桐さんだってアイリまで兵器に乗せようなんて思ってないだろ)
ただでさえ12歳なんて年齢の、まして実年齢よりよっぽど幼いこいつを戦わせようとは誰も思うまい。
断られて当然。
エイジにはそんな思惑もあった。
(片桐さんに言われれば流石に諦めるだろ)
再びアイリの頭を撫でながら、そんなふうにエイジは高をくくっていた。
「いいだろう」
「え?」
翌日。
再びソウルエッジを訪れた2人は、昨日話した事を片桐に伝えた。
ブラッド・フレームのパイロットになる事。
アイリにもその意志がある事。
片桐はその両方を承諾した。
あっさりと。
後者に関しては断られるとばかり思っていたエイジは激しく動揺していた。
「え…い、いいのか?」
「ああ」
「でも………」
(何考えてんだよこの人!?アイリだぞ?こんな小さな子まで戦わせるなんて…!)
無論これはアイリからの希望で、エイジ自身も(表向きは)承諾した事である。
」ここで片桐を責める道理はない。
しかし、それでも割り切れない思いがエイジの心を占めていた。
「むしろこちらからお願いしようと思っていた」
エイジの動揺にさらに拍車をかける言葉が片桐から発せられる。
「ど、どういう……」
「まぁ厳密に言えばパイロットになる訳ではないがな」
コーヒーを一口飲んで、片桐は続ける。
「君達に乗ってもらいたいブラッド・フレーム。実は複座式なんだ」
「ふくざしき?」
「簡単に言えば2人以上で動かす方式、と言うことだ」
アイリの問いに片桐は答える。
昨日はまだ片桐に対して「怯え」があったアイリだったが、既にそれは払拭されたらしい。
「まぁ実際の兵器で言う所の複座式とも意味合いが違うのだが…戦場に出ると言う意味ではアイリ君もまたパイロット、と言っていいだろう」
「で、でも」
1人会話から取り残される危機を感じ、エイジは慌てて聞いた。
「アイリはまだ12歳で、それこそ戦いなんてとても出来ない。それをいきなり…」
「だが君もまだ学生――つまり子供だろう?」
「そ、そうだけど!」
「私から見れば君もアイリ君も子供だよ」
「……………!」
素っ気ない風な物言いだったが、あまりに正論過ぎる片桐の言葉にレイジは反論出来ない。
「因みに昨日君達が会ったリュウは、確か12歳の時にはブラッド・フレームの操縦が出来ていたよ」
「え?」
「年齢も性別も関係ない。君達がこれから生きる世界はそういう場所だよ」
エイジは茫然としていた。
わかっていたつもりだったと、思い知らせれた。
いや、まだエイジは戦場にすら立っていないのだ。
それでもなお、思い知らされる。
自分は今、“狂気”の世界にいることを。
年端もいかぬ子供を戦場に立たせ、それを常識としてしまう、この世界を。
嫌な汗が、エイジの背中を流れる。
「話を戻すが」
コーヒーのカップを置き、片桐は話し出した。
「アイリの場合、兵士としての訓練は必要ない。私も流石にそこまでは求めないよ。本人が希望するなら別だが」
「どういうことなんですか?」
「君達が乗ってもらう予定の機体は最新式でね。特殊なシステムを組み込んである。まぁ今君達にそれを説明したってまず理解出来ない。なにしろ君達はブラッド・フレームがどんなものかすらわからないだろうからね」
そう言って、片桐は席を立ち、出入口に向かう。
「ついてきたまえ」
扉を開け、促す。
「君達に見せよう。世界最高レベルの力の結集をね」
誇るでもなく、驕るでもない、何気ない言葉と共に、片桐はエイジ達を入口へ誘った。