無事に手術が終わりましたビックリマーク


ありがとうございました。


目に見える癌はない、と言われ一安心ですが


・・・病理検査がこわいぃ~。


予定時間よりも早く終わり、


輸血も、400ccしか取れなかった自己血で


足りたようなのでよかったです合格


とりあえず、一安心ニコニコ


きっと今頃かなり辛いだろうな。


そばにいても、何にもできないし


逆に気を遣わせるので、さっさと帰ってきちゃいました。


今晩は寝れないだろう・・・可哀想にしょぼん


まだ抗がん剤も3クール残っているし、


早く復活してくれることを祈るばかりです。



では続きです


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2009年7月16日<術後6日>


運命の告知の日です。


この日から人生変わりました。



術後すぐに、医師から


「99%良性です。安心してください。」


と言われたので、母も私も母の弟夫婦も祖母も


みんな安心しきって、退院パーティーはどうしよっか~


なんて話していました。



また、術後しばらくしても、お腹が痛み続けたようで


この日の数日前、医師に言ったら内診をしてくれたそうです。


その時、「腹水が溜まっている」


「でも自然と吸収されるから大丈夫だよー」と


言われたそうです。



しかしこの日、母は1人で医師3人に呼ばれました。


「なんだろう?退院が伸びたのか?」と


思っていたそうです。


しかし、そんな予想も外れ


母は1人でがん告知を受けました。


「とった(?)腹水から、悪性の反応が出たので


卵巣自体も悪性という可能性が高い。」


「とりあえず退院をして、


病理のはっきりした結果を待ちましょう。」と。


母は「99%良性」という言葉を信じていたため、


一気に奈落の底につき落されました。


母は、医師たちに


「子供たちになんにもしてあげれてないのに。


なんとかならないんですか?」


と泣いたそうですしょぼん


こんな時くらい、自分のことを考えればいいのに。


母には、たくさんのことをしてもらっているのに


これ以上、何をしてないんだろう?って感じですにひひ



1人で癌告知を受けさせるのも酷ですよね。


1人ぼっちでこんな知らせ受けたと思うと、胸痛くなります。



この日の前日、


「もうすぐ退院だから病院に来なくていいよ。


毎日病院来て、家事もして疲れてるだろうから


明日はゆっくりしてて。」


と母が言ってくれたので、私はそのつもりで


病院に行く予定ではありませんでした。


しかし、お昼休みに母からメールが入っていました。


「悪性だったみたい。


またナツに迷惑かけちゃうね。ごめん。」


悪性の意味もよく分からず、母に電話した。


初めは、元気に振舞っていたようだけど


私が「悪性ってどういうこと?」と聞くと


「癌なの。」と泣きだした。


この「癌なの。」の声が忘れられません。


授業が始まってしまうので、電話を切りました。


5、6時間目の授業は、頭が真っ白でした。


私の周りの人で、癌になった人はいなく、


癌なんてドラマの世界で、


禿げて、吐いて、長生きできない病気


というイメージだけ。



「母が癌になった」


分かっているはずなのに、


なんかまだ夢にいるみたいで


頭がついていかなくて


まさか母が癌になるなんて思ってもいなかったから


まだ信じられないというか、


認めたくないというか、


私が支えていかなくちゃいけない立場なのに、


このときはどうしたらいいのか分からなかったです。



学校が終わり、無我夢中で病院へ。


母が看護師さんに


医師たちはなんて言っているか


これからどうなるのか


など根掘り葉掘り聞いていた。


医師たちは、まさかでびっくりしていると。



母と2人きりになったら


いきなりわんわん泣いてしまった。


母も泣いていたけど、


私が泣くから泣けないようで


逆に励まされてしまったガーン


母が1番つらいはずなのに。


しかも身内にまた迷惑かけちゃう、と


自分のことでなく、そればっか心配している始末あせる



母の弟夫婦も急きょ来てくれた。


病院では泣きっぱなしだったから、


あんまり記憶がないなー。


もう帰る頃には目がパンパン叫び


殴られたみたいでした(笑)


母の弟夫婦に「頑張ろうね。」と


言われたけど、頑張る気にもなれず


受け入れたくなくて、現実逃避をしていました。


母を支えなきゃという気持ちになれるのは


もうすこし後のことです。


この日は、まだ弟に言うなと言われたので


腫れが収まるまで、自転車で近所をぷらぷら。


でも、ぷらぷらしていても涙が出てきちゃうので


意味なかったかな(笑)


受け入れてないんだけど、なんか泣いちゃうんですよね。


弟の前では、泣かなかったけど


風呂場でも、布団の中でも、泣いていたので


明日学校なのにーショック!って感じでした。


母も私と同じように泣いていたんだろうな。



1週間後に病理検査の結果を聞きに来るということで


翌日、めでたいムード0の退院日を迎えました。