娘の高校進学でバタバタしています。
こんばんは。更新が滞りがちなサンドルです。
( ̄▽ ̄)
書きたいことが溢れているのに
書けない苦しみ・・・
やっと、やっとの更新でございます。
さて、3月20日の
「政宗が生んだ伊達な文化日本遺産認定シンポジウム」の開催に際し
【伊達政宗公生誕450年記念プロモーション キックオフセレモニー】が先にあったわけですが
※今年は政宗公関連のイベントがいっぱいありますよ~!!
(≧∇≦)
私が当日に楽しみにしていたプログラムのひとつ!
「奥州・仙台おもてなし集団 伊達武将隊」 による演武!
『さんさしぐれ』(≧∇≦)
※残念ながら写真は演武がはじまる直前のこれだけ
ステージが光ってうまく撮影できなかったので。
いろんな「さんさ時雨」バージョンがあるのですが
今回の演武も良かったです。(///∇//)
※ふだんの演武はYoutubeに多く上がっているので
気になる方は検索してみてね。背景が素敵で
イベント時のものより青葉城でのものがお勧め
政宗公は堂々と
成実殿は勇猛果敢に荒々しく
小十郎様は華麗に
常長くんは希望に満ちて
芭蕉さんはコミカルに
はあああああああ
ええもん見ました(/ω\)
さて
せっかくですので『さんさ時雨』も取り上げてみますね。
民謡『さんさ時雨』は、宮城では御年輩の方にはおなじみの結婚式ソングなのだ。
たとえて言うなら、ちょっと前までの『YAH YAH YAH』みたいなもんなんだ。
(ホントかよ)
いやあ、結婚式ソング語ると年齢が出るよね。
私の頃の流行りは、安室奈美恵ちゃんの『CAN YOU CELEBRATE?』でしたが
ちなみに今のランキング第1位は、 シェネル(Che'Nelle)の『Baby I Love U』だそうです。
あ!話がそれた。
軌道修正しまして 『さんさ時雨(しぐれ)』
子どもの頃に、振袖着せられて出席した披露宴で
やっぱし『さんさ時雨』が流れたときのこと
じじ様・ばば様方が上機嫌で手拍子して一緒に歌い始めたら
突然相手方の席の爺様が『祝いの席でなんて歌を!』って怒りだしたことがありました。
会場はざわっとしましたが、まわりの方々の執り成しで
その場は丸く収まったのですが・・・
大人になってから知った、相手方の爺さまがお怒りの理由。
それは、さんさ時雨が会津が負けた時の歌だったから。
政宗公が家督を継いだころ、会津地方を納めていたのが蘆名(あしな)氏。
邪魔な近隣の諸大名ってだけじゃなくって
父・照宗公亡き後、傷心の政宗公を潰しに来た相手なんだから
そら嫌いになっちゃうわよね。
チャンスとばかりに攻め入ってきたこの「人取橋(ひととりばし)の戦い」で伊達軍はえらい目にあわされています。
※詳しくは今度別に。
そんな因縁の相手「蘆名氏」に、4年後の「摺上原(すりあげはら)の戦い」で大勝して
やっと雪辱を果たします。(※摺上原は今の福島県猪苗代町です。)
蘆名氏はこれで戦国大名として滅亡。
この戦いで、会津は政宗公のものに。(秀吉に後で取り上げられますが)
この勝ち戦を祝って、伊達軍が唄ったとされるのが『さんさ時雨』で
宮城の人には祝いの唄でも
福島(とくに会津地方)の人には良くない唄なわけです。
結婚式で孫娘が宮城にもらわれていくのに歌われたら面白くない!
って思うのも、さもありなんってことですね。
わかるゼ、爺さん。
( ̄ー ̄;
「さんさ時雨」のエピソードも知っていると
またまた「演武」の勇猛さが増すというもの。
ああ、また観にいっちゃお。伊達武将隊。
次回はやっとやっと「シンポジウム」の方に入れそうです。
我ながら長いなあ。
しからば、ごめん!
【政宗公大好き!共感ポチお願いします】
【もひとつ参加。両方押していただければ幸い】