　　トンコツラーメンＨ亭

滋賀県にあるラーメン居酒屋の廃墟です。イマイチ食指が動かず、何回も素通りしておりましたが、ふと思い立って探索すると内部は案外残留物が多く非常に楽しめた物件でした。

入口は扉などが外れ、ウェルカム状態です。しかしながら足元の不法投棄のごみが行く手を阻みます。

建物の撤去を求める警告文。ワケ有りでなければこのような様相を晒してはいないでしょう。

内部です。

まるで海の家のような造りの建物です。

この状態では閉鎖してから随分と時間が経っていそうですね。

入り口入ってすぐのこのスペースは増築された部分のようです。

奥へ行きます。奥にはトンコツラーメンの看板を掲げたカウンターがあります。

飲み物の種類が多く、主に居酒屋としての営業だったのかもしれませんね。

カウンター部分。大量の食器や調味料が残ります。

食器には埃が溜まってしまっています。

木のテーブルに木の椅子。手作り感がのある簡素的な内装です。

更に奥へ。奥はカウンターの裏側、すなわち厨房部分です。店の裏口はゴチャッとしていますね。

カウンター部分は何とトラックの荷台部分を利用したもので、これには一番驚かされました。かなりアイデアを生かした店舗となっています。

トラックのアオリを外し、器用に製作された厨房。これは飲食スペースからは想像できませんでした。

キャビン部分も残存。モデルは２代目のマツダ・ボンゴトラックワイドローで、かつては屋台から営業が開始された店舗だったのかもしれませんね。まさか内部にこのような素晴らしい光景があったとは。

小規模物件も馬鹿に出来ないなと改めて思わされた物件でした。

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