潤「・・・かきっこ?」



カズ「くふふっ笑うそうだよぉハワイで2人でかきっこしたんだってぇー」



前の撮影がおして
1人ちょっと遅れて楽屋に入ると
憔悴しきった翔さんと
珍しくムスッとしてる相葉さん
安定でイチャつく大野さんとカズ


どうしたの?
聞きたかったけど直ぐスタッフに出番だと呼ばれて聞きそびれた





で、
帰宅後  カズにメシを食わせながら
楽屋での話を聞いてる


カズ「あ~んっにゃ
口を開けて見せるから
小さく切った桃をいれてやる

前にカズが『桃好きっ照れる』って言ったから
カワイイ子はかわいいのが好きなんだな?
って言ったら
なんか照れくさそうに喜んで
普通にしてても超かわいいくせに
少しでもオレにかわいく見られたいみたい
その考えがもうかわいい//////

以来、桃が旬なこの時期は
我が家に桃は欠かせない


カズ「くふっ  甘うまっ照れる
オマエの方が甘くてウマイけどな?
上気してくると香りが甘くなって・・・

またこんなこと言うと
『ぶーっ驚く  変態王子っ暑い』って言われそうだから黙っとく


カズ「えちぃのをテレビで見ながら  少年2人は仲良くかきっこしてぇ  ここからがスゴイのよ照れる


潤「スゴイ?ほらっカズ  麺も食べて?はいっチュルチュルーって」
かわいい口が冷やし中華を吸い込んでいく
ちゃんと食べていい子だね?
ってゆーと照れくさそうに微笑む照れる


お年頃の少年がしそうな
あんま驚かない話だけどな?


カズ「もぐもぐっ・・・翔ちゃんがね?もう直ぐ逝くって手前で  手を伸ばしてティッシュ取ろうとしてーにゃ

なんか・・・
生々しいな・・・


カズ「でね?ほら片手はあそこだから照れる   左手伸ばして指先でティッシュの箱を落としちゃって  んでっ身体のバランス崩して よろってなったらーにゃ
あぁかわいねー
カズはよく喋る
ほらっ 桃の汁が唇に付いてる

舐め取りたいけど
話の腰を折ってしまいそうで
我慢する


カズ「隣でシコシコしてた大野さんの方によろけた瞬間   大野さんがプシャーって出て     んで翔ちゃんの口にちょっと入ったんだってー笑う


潤「は?なにそれ?すげーなあの2人」



カズ「大野さんは逝ったばかりなのに青くなって    翔ちゃんは元気だったあれが元気なくなっちゃってー笑う


なるほど
こんな話されちゃ
相葉さんもむくれるわな


カズ「その日のそれ以降   2人はしばらくぎこちなくなったけど  まぁ別にどうってことなくね?って開き直って今に至るそうだよにゃ


潤「なにやってんだかなー」



カズ「だからね?大野さんは翔ちゃんの味を知ってるんだってーにゃ


潤「・・・なぁーカズ?」



カズ「んっ?なーに?潤きゅん照れる



潤「まさかのまさかだけど、相葉さんまた家出してウチに来ないよな?」



カズ「ショック!」



ピンポーン
インターフォンが鳴った・・・