空き時間に一時帰宅





持って行こうと思っていた資料を忘れた、 たしか書斎の机の上に・・・



あっ そういえば昨夜のドロドロになったシーツも 今洗濯しちまうかな♪








鍵を開けて家の中に入ると あれ?靴がある 雅紀のと この靴は・・・






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「相葉さん ほらっ もっとゆっくり!あっ・・・雑にすんなっ!もっと・・・ うん上手っ いいよ~」



「ひゃはははっ 膨らんできたぁ あぁ~~~イイ匂い。あっ下からポタポタ垂れてる~~~」



「ほらっ 下ばっかり見て 上がおろそかっ ちゃんとやれよっ」



「はぁ~~~いっ ねっ?オレ上手い?ねっ?マツジュン オレ上手いぃ?」




「う~ん・・・ あぁ・・・ 上手いんじゃね?」



「ひゃははっ やったぁ~~~」





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廊下からキッチンに向かう扉の向こうから 楽しそうな仲良さげな話し声・・・




イイ匂いで、膨らんで・・・ 雅紀が美味い???






旦那がいない真昼間に 男を連れ込んで しかもキッチンで・・・ ブハッ//// キッチンで何してんだよ!




ここのキッチンはな?オレと雅紀が立ったまま出来るように 雅紀が掴まるトコも付いてんだぞぉ?




オレがキッチン好きだから わざわざ取り付けてもらったんだぞ?




その神聖なキッチンで・・・








キッチンに続く扉を思い切り開けた










潤「うわっ ビックリした~ 何だ翔さんじゃ~ん 脅かさないでよ~」




雅「翔ちゃん!どうしたの?あっ!!!・・・ もしかして昨夜のシーツ?あれは洗濯して干したからもう大丈夫だよ?ごめんね?オレが我慢出来なくて何度もピュッピュッ・・・・//////」




潤「何の話だよ!オレがいるのに やめろや(笑)」




扉を開けた瞬間に香った コーヒーの香り




オレの勢いにビビッたマツジュンと




オレを見て嬉しそうな顔を見せた雅紀 オレが洗濯しに帰って来たと思ったらしく赤くなって そっぽを向いた




翔「ただいま・・・ 雅紀いやあれはオレのせいだろう?奥を高速で突き過ぎたから・・・」




潤「翔さんまで!もうオレ帰る!そろそろ和を迎えに行く時間だし」




帽子をかぶって サングラスをかけたマツジュンが ヒラヒラと手を振る








雅「え~っ もう帰るのぉ~?」




サッサと歩いて行ってしまうマツジュンを雅紀が追いかける




潤「もう1人で出来るだろう?ちゃんと教えたんだから」




あっ・・・ マツジュンが雅紀の頭をポンポンしたグルグル




雅「うん。今日は時間ないのにわざわざ来てくれてアリガト」




潤「おう じゃな」




雅紀の肩越しから顔を出して オレにも手を振る




潤「翔さん・・・ ふははっ お邪魔しましたぁ~」




殺気だっているオレを見て マツジュンが笑って手を振る




翔「じゃあな・・・」




嫉妬で低くなる声・・・ 









マツジュンを見送って戻って来た雅紀を腕の中に閉じ込めた




オレの雅紀なのに・・・ 力が入ってしまう腕・・・




「翔ちゃん?」




「ごめん・・・ 雅紀痛い?」




「ううん・・・ 翔ちゃん・・・ 今日は夜まで逢えないと思ってたから 嬉しい/////」




「そう?オレに逢えて嬉しいの?何で?」




「えっ?」




腕の力を抜けないまま 子供みたいなこと聞いてる あぁ・・・ オレ嫉妬
してる・・・




「えっとぉ・・・ だからぁ・・・ 好き・・・ だから。翔ちゃんのこと・・・好き・・・だよぉ?/////」




あぁ・・・ かわいい・・・/////




オレのことが好きなら マツジュンと2人きりで何してたんだよ?




オマエは無防備なんだから 2人きりとか心配で仕方ないよ・・・




「雅紀 あとどのくらい時間あるの?」




「えと・・・ 2時間くらいかな?マネから電話が来ることに・・・・ うわっ!翔ちゃん!?」




雅紀を担いで ベッドへ向かったハート赤







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「いい香りだなぁ~」




「ひゃはは そうでしょう?オレのドリップテクで

翔ちゃんに とびきり美味いコーヒー飲ませてあげるぅ」



まだ火照った頬のまま 雅紀がコーヒーを淹れてくれる




「で?マツジュンにコーヒーの淹れ方教えてもらってたの?」




「うん。なんかさぁ~いいよね~ドリップって~

一昨日飲みに行ったBarでね?

バーテンダーの人がぁドリップコーヒー淹れててぇ

かっこよくて~

ひゃはは んでね?マツジュンにちょっと話したらさ~

簡単に美味しいの淹れられるってゆーから~

教えてもらったのぉ~」




Bar?どこの?一昨日誰と行ったの?そんな報告聞いてねーけど?



つーか そんなのオレに聞いてくれれば いくらでも調べて教えてやるのに



手に手を取って 背中から抱きしめたまま 一緒にお湯を流し込んでやるのに







他の男をかっこいいとか オレに話す前にマツジュンに話すとか・・・




「はいっ 翔ちゃん飲んでぇ?オレの愛が詰まってるから 特別美味しいよぉ?」




雅紀の愛が詰まってる・・・/////




フーフーして 1口飲む・・・




「うんっ 美味いっ 香りも良い!」




「でしょ?でしょ?」




横に座った雅紀の腰を抱くと オレのなでてる肩に頭をのせてきた




「翔ちゃ~ん・・・」



「ん?」




「このまま・・・ ずっと翔ちゃんにくっ付いていたいなぁ~/////」




「ふふふ どうしたの?甘えちゃって」




珍しい雅紀が こんな風にオレに甘えるなんて




雅紀を見ると 肩に頭をのせたまま オレを見上げてる




ヤバイ・・・ コイツ・・・ 甘えると破壊力ハンパねぇー・・・




さっき啼かせたばかりなのに また顎を引き寄せて唇を塞ごうとしたら




雅紀のスマホが鳴って 「じゃあね?」とあっけらかんに仕事へ行ってしまった







わざと あっけらかんに見せたのかな?じゃないと切なくなって仕事に行きにくくなるから・・・




そんなに好きでいてくれてるの?ホントに?




胸がホンノリ温かくなって オレも仕事に戻った













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今日のトーキョーライブ



独身時代に 仲良しの友人が「経堂」に住んでいまして 何度も行ったことのある場所で



雅紀くんは行ってなかったけど ちょっぴり嬉しくなりました♪♪







寝違えたの?



翔ちゃんに無理な姿勢のまま激しいことされたのかな・・・



とか考えちゃう~はふっ