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長年のお付き合いが一段落を迎えたあと、私の中には無意識に「この人を最期まで見なくちゃいけない」という想いに包まれていたのを感じました。
最期って「さいご」と読みます。最期と最後。ともに「さいご」って読みます。違いが在るんです。
最後：物事の終わり
最期：生命の終わり。死。
お客さまが天命を全うするまで覚悟して向き合ってました。実際、「あー死ぬまで面倒見て欲しいわ～」ってお声を頂くことが有ります。
７０～８０歳を超えるくらいの方が数人集まり、そこに私がひとり。一緒にお茶を飲んだりしつつ施術する。そんな風景が西宮の とあるおうちに在りました。
覚悟していたはずの私の中に、異様に体が反応することがありました。
「忘れた」「前にも、この話し聞いたな・・・」など、お客さまのおしゃべりや態度の中から老いを感じさせる事。あって当然なのに私の中には「コワイ」と体が反応してました。顔は笑っているのに。
それが何か・・・をよく考えていた時期が在りました。けれども、実際には何の問題も起きていなかったので「何か」を具体的にあげる事はできませんでした。
今、ようやくわかりました。「何があっても、私の目の前で起きる事は全て受け入れよう」って想ってました。怖がってるのに、恐怖に目を背けて 自分が高齢者たちを抱えるつもりで居るワタシが。
無責任な丸呑みでは無いつもりでした。実際に何が起きても、対応する。そう決めてても、その前にお客さまにはご家族が居てます。別居ですので、今まではお会いする事はありませんでしたが。
ワタシのばあい、「コワイ」という対象は「死」ではありませんでした。目の前にいらっしゃる高齢の熟女たち。皆さん、結婚して 子供を産み育て、さらにその子が子供を産み、おばあちゃまという存在です。
ワタシは独身で、バツはついてますが子供はおらず そもそもまともな結婚生活など持てず、入籍後すぐの体調不良で離籍しましたから。
このようなワタシが、目の前の豊かに生きていらっしゃる方々に添い遂げる事ができるんだろうか・・・っていうのが怖かったです。仕事として、話しを聴くだけなら可能です。
けれども、そこに発生してくる一抹の虚しさなど ワタシを支える存在が無いんじゃないか・・・っていう気持ちがわきました。
おばあちゃんとして、ワタシを見てくれても居たので「アンタは、よ～やっとぉ。ええ人どこにおるんかなぁ＾＾」って言われたり、旦那さんとの想いで話をしてくれた時にも さびしさが自分を覆いました。
そういう時間を重ねると「また言っと～わ～＾＾；」ってニコニコだけしてました。さびしさへの対処は放置でした。それが、麻痺してカラダについてたのかもしれません。
結局、想いを巡らせてみると 先日のタロット鑑定で出てきた根っこにある「さびしさ」につながってきたんです。
「コワイ」と想うのが、なぜ「さびしい」とつながるのか。。。自己分析して、昨日という一日を過ごしました。
書き出すと長くなっちゃう。。。
でも、書かせてください。
お読みくださってありがとうございます。
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ヒーリング・リンパケアイスト
服部有瑞歌
◎耳鳴り、むくみ、便秘、腰痛、冷え性改善はおまかせください。
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