とある昭和の話。

日本が、第2時世界大戦に、勃発する頃〜



鈴木太郎「晴美〜 僕は、君の事が、好きだ!
僕と、一緒に結婚して下さい!


晴美「私も、あなたの事が、好きです!
私も、あなたのそばに、ずっと一緒にいたい!



こうして、太郎と、晴美は、深い愛情で、
結ばれた、、、



ので、あったが、、、


皮肉にも、今、現在の日本の状態は、
戦争、、、


そう、、


戦時中であった、、、


そして、、、


太郎にも、あの紙が、送られてくる



「赤紙」だ!!



鈴木太一「バンザ〜イ バンザ〜イ!!
ついに、我が息子、太郎にも、
お国のためにつかえる時が、来た。
こんなめでたい事は、ない!

母さん〜!!酒だ!!酒を持ってこい!


鈴木良子「ついに、この日が、来てしまったんですね~
たった1人の我が息子が、
あの戦争に、かりたてられるなんてね、、、



鈴木太一「何いってんだ!!おまえは?
こんな素晴らしい事は、ないじゃないか!



鈴木良子「あなたは、何もわかっちゃいないんですよ~ 太郎が、戦争にかたんするという事は、もう2度と、太郎に会えなくなるかも、
しれないじゃないですか?


鈴木太一「何、馬鹿な事言ってるんだ!!
お前は、非国民か!!
日本は、絶対に、戦争に勝つ!
そして、太郎も、帰ってくるわい!




鈴木良子「だけど、、、



鈴木太郎「母さん、大丈夫!!
僕は、必ず、帰ってきます!!



鈴木良子「太郎〜 おまえ、無理しないで、
いいんだよ! 行きたくなければ、
行かないで、いいんだよ!



鈴木太郎「母さん〜 僕は、お国にのため、
身をささげるつもりです!
そして、絶対、生きて帰ってきます!


鈴木太一「よく言った!
それでこそ!我が息子!!
日本の宝だ!!


バンザ〜イ バンザ〜イ





、、、、





晴美「本当に、戦争に、行くんですか?



太郎「あ~あ、行くよ~




晴美は、どこかで、もう2度と、
太郎と、会えなくなると、思いながらも、
ふるえる感情をおさえながら、
声を振り絞って、太郎に伝えた



晴美「私、待ってます~
きっと、あなたが、また、私のところへ、
帰ってくるのを、、、



太郎「あ~あ、きっと、晴美を、
迎えにいくよ!



晴美「きっと、あなたが、
たとえ、戦争で、危険なめにあっても、
それでも、きっと、あなたをまっています!



太郎と、晴美、抱きしめあう




、、、、



それから、月日が、流れ、、、



戦争は、終わった。



が、しかし、、、


日本は、戦争に負けた。




それから、


太郎は、帰っては、来なかった、、、







鈴木良子「太郎〜〜〜〜〜!!
太郎〜〜〜〜!!
太郎〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!



鈴木太一「そんなに泣く奴が、あるか!!



鈴木良子「泣かないでイられますか??
だから、言ったじゃありませんか!!
太郎は、帰って来ないってぇぇ~~~


鈴木太一「太郎も、立派に、お国のために、
命をささげたんだよ〜



鈴木良子「馬鹿な事いわないで、下さい!
何が、お国のためですか??
、大切な、我が子の生命をなんだと、
思ってるんですか???

もう、あなたとは、離縁いたします!!





それから、さらに、月日が、ながれ、


夏から秋へ、

秋から、冬が、訪れる。



晴美「あなた、聞こえてますか?
私は、いつでも、ここにいます。
あなたを
想いながら、

ずっと、あなたをまっています!



それでも、きっと、あなたを、まっています






また、あなたと、一緒に、、、



あなたのそばにいるだけで、
ただ、それだけでいい、、、

 

あなたに、届けます〜









あなたを愛してます








太郎は、2度と帰ってくる事は、なかった。













、、、、、






続きがあるようです。







あれから、40年後の事、、、




晴美、55歳、今だ独身






晴美は、結局、太郎の事を想い、
恋愛は、したものの、結婚にまでは、
至らなかった。




とある日、とある場所で、、





とある男性と、晴美が、ぶつかる。



男「すみません、よく、前を見なかったもねで、、、



晴美「わたしの方こそ、すみません〜
私が、、、、???




男「晴美!?
晴美じゃないか???




晴美「????
太郎さん!!


太郎さん!!




鈴木太郎「晴美!!!


会いたかっよ!!



晴美「太郎さん!!
会いたかった!!



2人抱きしめあう






奇跡が、起きた。





それでも きっと、あなたをまっています