寝室の窓を1センチぐらい、桟がみえるぐらいに開けて寝た。通気のためというか、からだが熱かったからというか。朝、その隙間を通って強調された木枯らしの音で目がさめた。台風の風と音色は同じでしたが。所作を極限まで静かにして台所に向かった。
マルタイのチャンポンのカップ麺がひとつテーブルの上に置かれてあるのを見逃さなかった。この時間帯なら、イトメンのチャンポンめんであったなら飛びついたであろうに。一瞬の迷いが生じたが、たまねぎ炒めをつくることにした。
マルタイのチャンポンのカップ麺がひとつテーブルの上に置かれてあるのを見逃さなかった。この時間帯なら、イトメンのチャンポンめんであったなら飛びついたであろうに。一瞬の迷いが生じたが、たまねぎ炒めをつくることにした。