今日で3回目の3.11
今まで何気なく生きてきたこの日が
忘れられない日になった
いや忘れる事を許してもらえない日
と言った方がピンとくるか
僕は
”3.11の震災以降の世界”で生きていく上で
ミュージシャンとして何が出来るか、何を伝えられるか?
という事をずっと考えていました。
当時何もできない自分を
「何の為に音楽をやっているんだ!こんな時に何も出来なかったら意味ないじゃないか!」
と自己嫌悪にも似た感情で責め続け、悶々と過ごしていた。
それから約2年後
Gotta!代表の羽野さんから
「宮城でチャリティー公演に協力して欲しい」
その問いに僕は即答で「是非!」と参加を決めました
「よし、演目も今案を決めよう」
そこで出たのが宮沢賢治
宮城、岩手に所縁の深い作家だった
そして作品を厳選し決まったのが『銀河鉄道の夜』
楽曲を提供する上できちんと内容を確認する作業は必要不可欠だと思い
図書館へ行き、一番手軽に読み易そうな絵本を手にした
僕は泣いた
昼間から図書館で絵本を見ておっさんが泣いている
想像するだけで我ながらなんて酷い絵図なんだ(笑)
けど僕は人目も憚らず号泣した
僕がこの作品から感じたメッセージ
死んでゆく事とその後の世界を生きていく事
まさに3.11のチャリティーとして合っているお話だった
死んでゆく事とその後の世界を生きていく事
それは僕の中でも音楽をつくっていく中でずっと重要なテーマの一つで
かつて何度か挑戦したが答えがでなかったテーマだった。
試行錯誤を重ね
『銀河鉄道の夜』、そして自分の中の想いをのせ書き下ろしたのが
『せんろはつづくよどこまでも』
という曲。
大きな意味でのラヴソングでもあり、ライフソングでもある
「共に生きる」
というテーマで書いた曲だ。
『せんろはつづくよどこまでも』
例えばもし朝 目覚めたとき君がいなくなってて
僕は慌ててそこらじゅうをひっくり返して探すだろ
僕等を乗せ月日は走ってゆく
叶うならこの旅路、一緒に幸いを見つけてゆこう
線路は続くよどこまでも
君と僕がそばにいる限り
線路は続くよどこまでも
君と僕が生きている限り
いつか突然悲しみと出会って路半ば君が降りても
もう戻らないと知ってるけど僕はやっぱり君を探すだろ
何の為に僕等は出会ったんだろ
辛くても別れはこの先にある幸いに繋がってる
線路は続くよどこまでも
この地球(ほし)が廻っている限り
線路は続くよどこまでも
もしも僕がひとりになっても
もう寂しくなんかないよ
夜空に輝く星に気づいたなら
思い出して欲しい
僕もとても澄んだ海を見たら
君を
線路は続くよどこまでも
君が僕のなかで生きている限り
線路は続くよどこまでも
君が僕の隣にいなくても
どこまでもどこまでも
どこまでも一緒にゆこう
(詞 MASAHIRO)
まだまだ答えは出ないけど
この曲が少しでも震災に関係のある人々への癒しに変わればと今は思います。
感情を書きなぐったからよくわからん文章になったけど
今月末、またこの曲を主題歌として唄わせていただきます
『銀河鉄道の夜』
3月27日16:00/19:30
3月28日12:30/16:00/19:30
3月29日12:30/16:00/19:30
3月30日11:30/14:30/17:30
全公演生で主題歌・挿入歌唄います
※MASAHIROのミニライヴは
27日19:30回
28日19:30回
29日19:30回
で開催される予定です♪
(売り上げの一部は被災地への寄付させて頂きます)
皆さん、お時間ありましたら是非観に来て下さい!!
あの3.11から
3年
被災地、被災者の方々の心が少しでも救われますように。
【twitter】kusakabe0108
東京ネットラジオ
『SAVE THE MASAHIRO』
(毎月第3土曜日OA)
番組HP
http://www.tokyonetradio.com/ch/masahiro0108.html