またカリフォルニアがオレゴンに負けた。
マリファナの娯楽使用解禁法案はオレゴン州が先でした。
それに次いで、またこれもカリフォルニア州が後手になりました。
トランスジェンダーのための身分証明書
性別を変えたい人がgender dysphoria あるいは gender identity disorderと診断されると、ホルモンセラピーと手術で身体的に性別を変えることが可能なようですが、書類上、生まれた時の性別になっていると外見とマッチしないのですね。
Obama大統領はトランスジェンダーの生徒がなりたいと望んでいる性別のトイレを使えるように法案を設定しましたが、それをトランプが覆し、それによって発火したトランスジェンダーがどう公衆のトイレを使用すべきかの議論がテキサス州では終わりません。
英文記事:Transgender ‘bathroom bill’ fails again in Texas as special session ends
そんな中、オレゴンが第三の性別オプションを発行する最初の州になりました。
英文記事:Huge validation': Oregon becomes first state to allow official third gender option
これを機にトランスジェンダーの住みやすさを考慮した法案が続々と作られるでしょうね。
カリフォルニア州はIDに関して同じような提案はしてるけどまだ決定してない。
英文記事:Not male or female: Proposed law would create gender-neutral option on California IDs
イギリスではパスポートに第三の性別を提案中とか。
英文記事:Stonewall calls for gender-neutral X option for UK passports
オレゴン州、リベラルな法案改定に決定が速いなあ。
カリフォルニアから外国へ出る前に、どんなところか自分の目で一度偵察に行くべきかな。
私は子供のころに萩尾望都氏のSF漫画、11人いる!を読んで、登場する宇宙人の中に将来性別を選択できるひとがいて、
性別を選択できる?!
なんてとても素敵だな、私は選択できるのなら、ボーイスカウトに入れるとか、工作の時間に家具を作れるという理由で男子になりたいかなあ、と、しても仕方のない思案をした覚えがあるのです。
現在、トランスジェンダー候補のお子さんを持つ親御さんが、やはり心配ながらも子供の意思を尊重してホルモン療法や手術に向けて協力される様子には感嘆します。
例えば、それは3人の子供を持つ母親が、女の子になりたいと表明した8歳の男の子供に関して、「いままでオルガニック・有機食品中心に食べさせてきたのに、性別変換のためにホルモン療法をするなんて反オルガニックだわ。この療法が本当に安全なのかが不安。」というものでした。
そのご家族の周囲にはみなその子供の意向を受け入れてくれる人たちばかりで、例えばパーティーなどで、女装をしてくる当の男の子を何の不思議も事も無げに、他の人たちにその子を紹介して受け入れるのを当然のこととしている人たちばかりなのだそうです。
なりたい人成れるように頑張り、ありのままの自分を受け入れてくれる人たちに愛されるのって幸せの基本だよね。
カリフォルニア、はよハッピーエンドを増やしましょう。
時代は変わって性も変わるのね。
とっとともっと変わって、痛そうな手術なしでおばはんもすっきり若く美しくなって、おまけに性別の変換もトライアルで2か月遊んでみるとかできへんかしら、私の生きてる間に。
立ちションの他にもいろいろしてみたいこと、あるよね。