工藤あさの 朝に夕に

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工藤あさの生存報告処。
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大変ご無沙汰を致しまして。

なんとか無事に生きております。

細々と声優のお仕事もさせて頂いてまして、新橋駅でちょこーっと立ち止まって頂くとたまーに声が流れている……かもしれません。


いろいろと考えることも多くぐらぐらとしていたのですが、ちょっと考え込みすぎましたかね!前向きに頑張ろう~と決意はしているのですがどうも思い切りが悪いので、ここはひとつ、今流行りの涙活でもしてみようと思い、「陽のあたる教室」をレンタルして来たのです!


「陽のあたる教室」は作曲する時間を得たいがために高校教師になった男性の30年を描いた映画です。先生が音楽の力で奇跡を起こす!というようなサクセスストーリーではないのですが、その年ごとの生徒たちとの交流が、一人ひとり長時間ではないのですがそれぞれ印象的でした。最後に彼らが出てくるときに、「あ、この子はあの時の子だな」って分かって、それがとても楽しくて嬉しいですね。……しかしこれ……連ドラにしたらもっと深くやれたろうに、と思うところも……。


私のお気に入りは夕日のような髪のクラリネットの子、ですね。

周りに比べてなんて自分はダメなんだろう、って、たぶん小さいころからずーーーっと思ってたでしょうに、3年も毎日クラリネット練習できるなんて本当にすごい。何でもそうですけど、続けるってよっぽど好きか、少しずつでも上達するっていう励みがないととても辛くないです?彼女の場合は周りの人間が優秀すぎるってのもあったでしょうけど……、でもそれでも自分にも何かやれるはずだ、ってクラリネットを始めて、先生に出会うまでの3年間、周りに笑われても本当に毎日欠かさずやってたんだろうなって。そもそも音楽が死ぬほど好きっていう中毒者でもないのに。そんなにすごいことが出来る人を、先生が見つけて、やりとげたという自信を与えたらもう百人力ですよ。最後に彼女が出てきたのが一番嬉しかったな。


目的の涙活にはなりませんでしたが流石に長年愛されている映画でした。せっかくなので明日は勉強のため日本語吹き替えで見ようと思います。


んー……次は「ライフイズビューティフル」にしようかな。