前回の、だから ”ま・さ・かの坂” に備えましょう…の続き
小学校の娘の持久走の大会が、11月にありました。
もう来年は卒業という事で、小学校最後の大会でした。
最後という事で、わが子の雄姿を見ようと、川土手のスタート地点は、大勢のお母さん達でにぎわっていました。
コットンも、そのおかあさんも、娘同士が同級生で、同じ、卒業対策委員をやっていました。
2人とも、沿道に並んで、一生懸命、声援を送っていました。
そのおかあさんが、沿道にいて、他のおかあさん達と、楽しそうに談笑していた姿は、今でも浮かんで来ます。
そして…。
年が明け、3月に卒業を控え、卒業対策委員の仕事も、どんどん佳境に入って来ました。
なのに、そのおかあさんは、1度も顔を見せません。
何でも、風邪が治らなくて調子が良くないとか…。
その内、検査の為に入院したとの事。
“え~、11月は、元気に働いていて、子供の持久走大会でも、応援してたのに…。”
と思いきや、何と、検査入院した病院で、亡くなったとの事。
風邪の治りが悪かった⇒何で死んじゃったの
まだ、38歳ですよ。子供だって、もうすぐ小学校卒業。
その下の子もいる。
ノドに何かを詰まらせて、窒息死との事。
病院ですよ。
いくら苦しくても、ナースコール、出来なかったのでしょうか
疑問が後から、後から湧いて来て、やるせない気持ちでいっぱいになりました。
ほんの2,3か月前は、あんなに元気だった。
働いてもいた。
検査に入院しただけなのに…。
まさか だれも、本人さえ、こんな結末、想像出来ません。
おばあちゃんが、子供達の面倒を見る事になりましたが、突然おかあさんを亡くしてしまった子供達が、可哀想でなりません。